今回は、初ハワイ旅行にあたり、情報収集している人に伝えたい注意点です。
お伝えしたいのは、「Googleストリートビューでハワイ現地の様子を確かめる時は、撮影年月に気をつけて」ということです。
Googleストリートビューの撮影年月が古い可能性がある
なぜかというと、ハワイのGoogleストリートビューの撮影年月が、古い可能性があるからです。
例えば、この記事を書いている2017年7月現在、ワイキキ近辺のストリートビューの撮影年月は、2011年8月となっています。つまり、約6年前の状況なんですね。
そして、ハワイ現地の様子が、この6年の間にかなりの変化が起きている場合があります。例えば、2016年8月にリニューアルオープンした、ワイキキのインターナショナルマーケットプレイス前の様子は、2011年8月の頃とは、全く変わっています。
次のリンク先は、そのインターナショナルマーケットプレイスのクヒオ通り沿い側の入り口です。
Googleストリートビューでインターナショナルマーケットプレイス前の様子を見る
この記事を書いている現在は、その最新の撮影年月は、2011年8月となっており、リニューアル前の状況です。そして、この記事のトップの写真は、同じ場所を2016年の10月に撮影した時の写真です。全く様子が変わっていることがわかりますよね。
ただし、今後、ハワイのストリートビューの撮影年月が更新される可能性はあります。その場合は、ストリートビュー上で2011年8月の日付に戻して、比べてみてください。少なくともこの記事を書いている2017年7月現在は、2011年8月がストリートビューの最新の撮影年月となっているわけです。
ハワイの駐車禁止のルールは意外と変わる
ハワイ現地の様子をGoogleストリートビューで確認したくなる動機として、「正式な駐車場がない人気観光スポットの近くに、路駐しても大丈夫そうかを事前に知りたい」ということがあります。
そのような観光スポットとして、例えば、野生のウミガメが見られるビーチとして有名な、ノースショアのラニアケアビーチがあります。このビーチ近くには、公共の駐車場がありません。一方で、そのビーチ近くに幅が広い路肩があって、そこが事実上の駐車場所となっています。
その様子は、次のGoogleストリートビューで見られます。
Googleストリートビューでラニアケアビーチ前の路肩の様子を見る
この記事を書いている現在は、上のストリートビューの最新の撮影年月は、2011年8月です。ですが、この路肩のスペースは、その2011年以降、色々と経緯があった場所です。
具体的には、その後、この路肩への駐車待ちの車による渋滞の原因が問題とされ、ブロックが置かれて駐車ができなくなったり、結局そのブロックが撤去されたりしています。そして、2016年10月時点では、次の駐車禁止の標識が設置されています。
更新間隔が長くハワイの最新情報を確認する目的には向かない
このように、ハワイ現地の様子を調べるにあたり、ストリートビューの撮影年月が古くて、見ても参考にならないことがあります。
ほかにも、Googleストリートビューで「天国の海として有名なラニカイビーチ周辺で路駐場所を探したい」というのもよくあるケースです。ラニカイビーチには、公共の駐車場がないからです。
ですが、ウミガメビーチと同様、その撮影年月から時間が立っている場合は、あてになりません。実際に、「現地を訪れて見たら、あてにしていた駐車場所が使えなかった」ということに、なりかねないからです。
例えば、東京都内ですと、Googleストリートビューは、場所によって年に1回は更新されます。ところが、ハワイでは、その更新間隔が長いです。なので、現地の最新情報を確認する目的には向いていません。