今回は、ハワイ旅行が初めての人に伝えたい情報です。
初ハワイ旅行の人が、現地で意外に戸惑うこととして、エレベーターのボタンの操作があります。今回は、そのように戸惑うハワイのエレベーターのボタンの具体例を3つご紹介します。
1ではなく☆Lボタン
日本人がハワイのエレベーターの操作で戸惑うことになる代表例と言えるのが、「☆L」のボタンです。これは、よくホテルのエレベーターにあるボタンで、そのホテルのロビーのある階を示しています。
例えば、次の画像は、ワイキキサンドビラホテルのエレベーターのボタンです。
見ると、「1」のボタンがなく、代わりに「☆L」ボタンとなっていることがわかりますよね。
「☆L」ボタンは、正確には、1階を示しているわけではありません。このホテルの場合は、1Fにロビーがあるので、「☆L」=「1F」ということになります。ホテルによっては、例えば2階にロビーがある場合があります。ので、ロビーのある階に行くのが、「☆L」ボタンと思っていた方が良いです。
★Gボタン、GRボタン
ホテルのようにロビーのある施設では、「☆L」ボタンとなっていますが、ロビーのない商業施設のビルでは、違うボタンが採用されていることがあります。
例えば、次の写真は、ワイキキの中心部にある、ワイキキショッピングプラザというビルのエレベーターのボタンの様子です。
見ると、1階のボタンがあるべき位置に「★G」や「GR」と言ったボタンがあるのがわかります。この場合は、「★G」が1Fを意味しています。おそらく、Grandの頭文字のGをとって、このボタン名なのだと思われます。
一方、「GR」ボタンは、なんなのかというと。このボタンでも、同じ1Fにエレベーターが止まるのですが、ドアが開く方向が変わります。このエレベーターは前方と後方の2つのドアがあるのですが、その前方と後方の「どちらのドアが開くか?」という違いです。
つまり、このビルでは、1Fにおいて、このエレベーターの降り方が、前方のドアと後方のドアの2通りあるというわけですね。そして、「★G」か「GR」によって、開く方向を選べるというわけです。なので、「GR」は、おそらく、「Grand Rear」の頭文字をとって、このボタン名なのだと思われます。
複数階が同時に押されるボタン
以上のように、ハワイでは、日本では見かけない表記のボタンが採用されているエレベーターが意外とあります。ほか、その表記は特殊でなくても、その動作が特殊な例もあります。最後にその例をご紹介すると。
上でご紹介したワイキキショッピングプラザのお隣にある、ワイキキビジネスプラザのエレベーターのボタンが、そのように動作が特殊な例と言えます。
上の写真を見ると、このエレベーターのボタンの表記は、全て数字となっており、日本人にとってもわかりやすいですよね。「L」や「G」と言ったボタンがないからです。
一方で、このエレベーターのボタンは、実際に押そうとすると、ちょっと特殊な動作をする階があります。具体的には、2階〜6階の駐車場のある階へのボタンです。
例えば、このエレベーターのボタンでは、2と3のボタンは、どちらを押しても、2と3が同時に点灯します。要するに、本当は、2階と3階の区別がないわけですね。にもかかわらず、ボタン上は、分かれていますので、初めての人は混乱します。
以上ご紹介して来たように、ハワイのエレベーターには、日本であまり見かけないボタンがあったり、操作があったりします。なので、それに戸惑う可能性があることを想定しておくと良いです。