北米経由でハワイアン航空を利用するときに気をつけること

今回は、北米経由で初めてハワイを訪れる予定の人への航空会社選びのご参考として。北米経由でハワイアン航空を利用するときに気をつけることをご紹介します。

北米経由と言うのは、つまり「ハワイアン航空の北米線を利用する」と言う意味です。たとえば、アメリカの西海岸を観光したのち、ロサンゼルス空港からハワイを目指す場合に、ハワイアン航空の北米線を利用することになりますね。

機内エンターテイメントのイアホンが・・・

ハワイアン航空の北米線、つまりアメリカ内での国内線ですが、羽田ーホノルル空港間の国際線と比べてサービス内容に違いがあります。私は実際に北米線に搭乗してみるまでその違いを知らず、ちょっと戸惑うことになりました。

では具体的に何が違うのかと言いますと。ハワイアン航空の北米線では、機内のエンターテイメントの音声を聞くためのイアホンのサービスに違いがありました。

このイアホンですが、ハワイアン航空の北米線では、無料で利用できず有料となっているんですね。なので、機内エンターテイメントの音声を聞きたい場合は、原則、機内でイアホンを購入することになります。

ただし。自前のイアホンを持ち込みそれを利用するのはOKです。なので、イアホンを機内で購入したくない場合は、自前のイアホンを用意するとよいです。ちなみに、そのイアホンですが、差し込むジャックの形状は、よくあるのミニピンジャック1本のもので大丈夫です。

飛行機の機内エンターテイメントのヘッドホンの差し込み口には、ミニピンジャックが2本の形状のものもあります。ですが、ハワイアン航空の便では通常の1本のジャックで大丈夫です。なので、スマホ用に普段使っているイアホンを利用することができますよ。

私は、はじめてハワイアン航空の北米線に乗ったときに、この事実を知りませんでした。なので、イアホンを購入することになりました。このイアホンは、濃い水色の外観で、イアホンの部分にヤシの木のイラストが装飾されておりハワイっぽい感じです。なので、自分へのお土産代わりに買う、と考えるのも1つの方法ですね。

機内エンターテイメントが・・・

次に。これも「無料だと思っていたら有料だった」シリーズなのですが、ハワイアン航空の北米線の機内エンターテイメントは、エコノミークラスの場合は、有料となるコンテンツがあります。

具体的には、オンデマンドで見られる最新の映画であったり、音楽であったり、テレビドラマであったりです。特に最新の映画は、1本ごとに有料です。なので、気軽にほいほいと見ていると、それなりの費用が発生することになります。

また、その支払いにはクレジットカードを利用することになります。なので、自分がいくら使ったかがわかりにくく、ついつい見すぎてしまうことがあるのでご注意ください。

ほか。これは私が機内エンターテイメントの操作方法をわからなかっただけかもしれませんが、映画を見る場合に、日本語の吹き替えや字幕がありませんでした。なので、北米線のエンターテイメントの映画は、英語を聞き取れないと十分に楽しむことができないことがわかりました。

ちなみに、私が実際に乗った便には、無料で見られるコンテンツもありました。その中には、最新のものではありませんが、いくつか映画がありました。なので、その中に自分が楽しめる映画があれば、無料の範囲でも機内エンターテイメントを楽しむことができます。そのときには、2000年公開の映画「グラディエーター」を無料で見られたのですが、おかげで映画1本分の時間を過ごすことができました。

特別な機内食がない

次に。ハワイアン航空の北米線ですが、たとえば「糖尿病の人用」のような特別な機内食の準備がありません。なので、それが必要な人は、注意が必要となります。

では、特別な食事が必要な人はどうしたら良いのかと言いますと。ハワイアン航空の北米線では、自分の好きな食事を自由に持ち込むことが認められています。なので、それが必要な人は、持ち込み用の食事を準備するのを忘れないようにする必要がありますね。

ただその際に。飲み物など液体を持ち込む場合は、機内に持ち込める量に制限があります。なので、その制限にご注意ください。その制限について詳しくは、英語となりますが、次のサイトにあります。

TSA: 3-1-1 Liquids Rule

西海岸からでもフライト時間は意外と長い

最後に。これはハワイアン航空の北米線に限った話ではありませんが、北米からハワイまで移動するとき、そのフライト時間が意外に長いことを知っていたほうがよいです。

たとえば、ロサンゼルス空港からホノルル空港までは、5時間40分程度かかりますし、ラスベガスのマッカラン国際空港からであれば6時間ちょっとかかります。なので、日本からの行きのフライト時間と比較しても、大きく変わらないわけです。

私は、初めてロサンゼルス空港からホノルル空港までの移動を考えたとき、実際に調べる前までは「3時間くらい?」のように短いものと思い込んでいました。西海岸とハワイは、近いような印象を心理的に持っていたからです。

ですが、実際にはそれなりのフライト時間があり、乗ってみると結構疲れます。なので、北米経由でハワイに移動することを考えている人は、その疲れを癒す時間も前提に考えていたほうがよいです。ちなみに私の場合は、時差ボケとフライト疲れから、LAからハワイに到着した翌日の丸一日は休養を取ることになりました。

なので、北米経由でハワイ旅行を考えている人は、「北米-ハワイ間のフライト時間は長いし、それなりに疲れる」と言う点を、知っておいたほうがよいです。そして、それを前提に旅程を考えるのがオススメです。

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