ハワイで自転車・原付・バイクをレンタルしたい人に役立つマメ知識

今回は、ハワイで自転車・原付・バイクなどの2輪の乗り物をレンタルしたい人に役立つマメ知識をご紹介します。

まとめて紹介する理由

実際にこれらの乗り物をレンタルする人からすると、自転車、原付、バイクは違う乗り物ですよね。なぜまとめてご紹介するのかと言うと、ハワイの2輪の乗り物のレンタルショップでは、これらをまとめて扱っていることが多いからです。

つまり、ハワイの2輪のレンタルショップでは、自転車も、原付も、バイクもレンタルできることが多いんですね。

今回ご紹介する話は、ハワイに仕事で2ヶ月半くらい滞在することになった仕事仲間から聞いた話です。その彼は、バイク好きで日本でも中型のバイクを乗り回しています。

その彼が、2ヶ月半のハワイ滞在中に、オアフ島のワイキキ近辺のレンタルショップで2輪の乗り物をレンタルし、その時に学んだことが今回ご紹介したいマメ知識です。

自転車は盗難されたときの弁償代が高い

では早速始めましょう。まず、ハワイで自転車をレンタルする時に役立つマメ知識からです。

ハワイで自転車をレンタルする時は、「自転車のレンタルは盗難されたときの弁償代が高い」と言うことを知っておいたほうが良いです。その弁償代は、そのバイク好きの彼によると「ちょっと正確には覚えていないのですが・・・」と言う前置きで、「1000ドルだったと思います」と言う話でした。

なので。「短期間は別として、長く自転車を使いたい場合は、レンタルよりもウォルマートで安い自転車を買ったほうが良さそう」と感じたそうです。

彼のこの考えを聞いて、私は「なるほど、確かに」と思うことになりました。なぜなら、ワイキキの近くにある大型スーパーのウォルマートで、安物であれば100ドル以下で自転車が買えちゃうからです。なので、盗まれて1000ドル払うことになるリスクを考えると、「安物の自転車を買っちゃう」と言うのも1つの方法と言えますね。

ただこの場合、ウォルマートからワイキキまで自転車を持ち帰る運転で怖い思いをするかもしれません。なぜならハワイにおいて自転車は、自動車の交通ルールに従う必要があるからです。つまり、原則歩道は走れませんし、逆走もできません。取り締まりも厳しく、観光客であろうと警察に見つかれば取り締まられます。

なので、ウォルマートで購入する方法は、そこからワイキキまで車で移動する場合の土地勘がない人には、ハードルが高い方法と言えます。また自転車は、日本に帰る際に処分することになりますよね。なので、その手間も考慮したほうが良いですね。

時速60kmでる自転車をレンタルできるショップがある

次に。ハワイでは、時速60kmでる自転車を借りられるレンタルショップがあります。ただ、これはハワイのすべてのレンタルショップで、そのような自転車がレンタルできるかはわかりません。

ではなぜ自転車でこの速度を出せるのかというと、その自転車が電動アシスト付きの自転車だからです。この時速60kmと言う速度は、日本での電動アシスト自転車のアシストされる上限が時速24km、また原付の法定速度が時速30kmであることを考えると、相当速いことがわかりますよね。

なので。ハワイで電動アシスト自転車を借りる場合は、「時速60km出せちゃう自転車かも」と言う可能性を考えておいたほうが良いです。スピードが出すぎて事故を起こしたら大変だからです。

さらに。バイク好きの彼によると、「アシスト動作中にペダルが勝手に回る不具合があり困った」と言うことです。自転車のペダルを漕ぎたくないのに、アシスト機能によって無理やりペダルが回され脚を動かされる状況になり困った、そうです。

ので、「そう言う動きをする電動アシスト自転車があるかも・・・」と備えておくと良いです。

原付のレンタル時に免許は確認されない、だが実際の運転には必要

次に。ハワイで50cc以下の原付を借りる場合のマメ知識です。

ハワイの2輪のレンタルショップに行くとわかるのですが、50cc以下の原付を借りる条件がすごく緩いです。具体的には、自転車をレンタルする場合と同じように、ID(日本人旅行者の場合はパスポート)さえあれば借りることができます。

なので、単純にレンタルするだけであれば、日本で免許を持っていない人でも、原付をレンタルすることができてしまいます。

ですが。ここに落とし穴があって、実際にはハワイで原付を運転するのには、免許が必要です。英語となりますが、次のリンク先を見るとわかります。ちなみにMopedと言うのは、原付のことです。

Hawaii Moped Laws

上のリンク先の冒頭に「A driver’s license is required.」とあるように、ハワイで原付の運転には、実際にはドライバーライセンスが必要です。

要するに、ハワイのレンタルショップ側は、原付を自転車のように簡単に貸しますが、免許を持っているかどうかまでをチェックしないだけです。

なので。もし事故を起こしたなどで、警察沙汰になった時に、免許を持っていないと面倒なことになります。ハワイは日本の運転免許で運転できる場所なのですが、それを持っていないと無免許運転になるからです。

ちなみに。日本の原付免許で、ハワイで原付を運転できるかですが・・・、これはおそらくダメでしょうね。なぜかというと、原付免許では、国際運転免許を作れないからです。実際のところ、ハワイにおいて国際運転免許は必要ないのですが、そもそも「原付免許」と言う日本にしか存在しない規格の免許は、「ハワイで使えない」と考えるのが無難ですね。

ただ、いずれにせよハワイでの原付の運転にあたり、日本の免許を携帯していたほうが良いことは間違いありません。

保険面で安心なのはバイク

以上ご紹介してきたように。自転車は盗まれた時の弁償代が高い。また原付は盗難のリスクがある上に、自転車のような扱いでレンタルできるため事故を起こした場合のリスクが怖い。と言うデメリットがそれぞれにあります。

なので。バイク好きの彼は、ハワイの2輪のレンタルショップで乗り物を借りる場合は、「保険面で安心なのはバイク」と感じたそうです。なぜかと言うと、バイクの場合は、対人、対物、車両、盗難などをカバーする保険に入ることがレンタルの前提になっているからです。

そのため。「初めは原付を借りようかな?」と彼は考えていたのですが、保険面で安心なバイクを借りることにしたそうです。ちなみに、ハワイでバイクを借りたい場合は、日本の普通二輪以上の免許が必要ですよ。

また、「ハワイでバイクはヘルメットなしでもOKですが、慣れていない人は絶対にヘルメット着用することをオススメします」ということでした。やはり事故を考えると、「ノーヘルで運転するのは怖かった」そうです。

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