今回は、「ハワイのリゾートホテルに初めて泊まります」という人に伝えたい注意点です。
リゾートホテルでは想定外の出費がある
イメージしているのは、ワイキキ以外のリゾートホテルに初めて宿泊する人です。
そのようなリゾートホテルと、例えば、オアフ島であれば、西側にあるコオリナリゾートや北側にあるタートルベイリゾートがあります。また、オアフ島以外の隣島は、基本リゾートホテルに宿泊することになります。
このようなリゾートホテルに泊まるのが初めての人は、実際に滞在してから気がつくことになる「想定外の出費」があります。
今回ご紹介する「想定外の出費」は、実際には、ワイキキのビーチ沿いの高級ホテルでも、発生する場合もあります。ですが、ワイキキに泊まる場合は、それが発生しにくい事情があります。
その結果、ワイキキ以外のリゾートホテルに初めて宿泊するときに、その出費の存在に気がつくことになります。
駐車料金
ハワイのワイキキ以外のリゾートホテルに宿泊するとき、そのホテルの駐車料金に気をつけたほうが良いです。というのも、ハワイのリゾートホテルは、郊外にあり車でないとアクセスしにくい立地にも関わらず、1泊毎に駐車料金がかかるからです。
加えて、ワイキキ以外のリゾートホテルに宿泊する場合、そのホテルまでの交通手段以外にも、車を使いたくなります。例えば、ホテルの食事に飽きて、別のエリアで外食したい場合や、ホテルの売店では売っていない生活用品を買いたい場合です。
なので、ワイキキ以外のリゾートホテルに滞在する場合は、レンタカーを借りっぱなしにして、リゾートホテルの駐車場に車を停めて置きたくなります。すると、その停めた日数分、駐車料金が発生します。
この時に注意が必要なのが、ホテルによってはその1日あたりの駐車料金が、意外と高いことです。
例えば、アウラニリゾートであれば、この記事を書いている現在、その駐車料金は、「1日37ドル」となっています。この料金の場合、例えば3日間車を停めただけでも、今現在のレートでは、1万円以上の駐車料金が追加で発生します。
このようにワイキキ以外のリゾートホテルに宿泊する場合、「レンタカーを借りっぱなしにしたくなるのに、その駐車代が安くはない」という背景があります。
一方で、これまで、ワイキキのホテルに宿泊していた人は、レンタカーを借りずに済ませていた人も多いですよね。なので、ワイキキ以外のリゾートホテルに初めて宿泊する人は、そのホテルの駐車場にレンタカーを停めっぱなしにして始めて、この駐車料金の高さに気がつき驚きます。
ビーチパラソルとビーチチェアの利用料金
次に。ワイキキから離れた郊外のリゾートホテルは、大抵の場合、そのホテルの敷地に面したビーチがあります。そのようなリゾートホテルのビーチで遊ぶときに、追加料金が発生することがあります。
具体的には、そのビーチでホテルが提供するビーチパラソルとビーチチェアを利用するときに、追加料金が必要な場合があります。
ホテルによってはビーチチェアに関しては、「宿泊客は無料」というホテルもあります。ですが、ビーチパラソルに関しては、費用が発生するのが基本です。というのも、ビーチパラソルは、置きっ放しされているわけではなく、ホテルのスタッフにお願いし、わざわざ砂浜に設置してもらうものだからです。
そして。そのようなビーチパラソルの利用料は、決して安くはありません。それにも関わらず、リゾートホテルのビーチでは、その有料のビーチパラソルを「利用するのが当たり前」という雰囲気のビーチがあります。
例えば、私がマウイ島で宿泊したワイレアのリゾートホテル沿いのビーチがそうでした。このビーチでは、私が訪れた限り、自分で持参したビーチマットやタオルなどを敷いている人が全くおらず、「有料のビーチパラソルとビーチチェアを使うのが常識」という雰囲気でした。
その様子は、次のGoogleストリートビューからも見ることができます。
実際には、この有料のビーチパラソルを使わなくても何も問題はありません。ですが、このビーチでは、ビーチマットやバスタオルを敷いて寛いでいる客が、本当にいません。なので、有料のものを使わないと浮いた感じになりました。
結果、雰囲気を察することに長けている日本人としては、有料のビーチパラソルを使いたくなります。
一方、ワイキキビーチの場合は、そのような気遣いはありません。ホテルの宿泊客以外も使うビーチなので、思い思い、自由にビーチで寛いでいるからです。なので、ホテルの有料のビーチチェアを使いたければ使えばいいし、節約したければ使わず、バスタオルを多めに借りて、それを敷物代わりにできます。
なので、ワイキキ以外のリゾートホテルに滞在して初めて、「有料のビーチパラソルを使うのが常識」という雰囲気を知ることになります。
リゾートホテルのスパやアクティビティの利用料金
最後に。ワイキキ以外のリゾートホテルに宿泊する場合は、そのホテルのスパやアクティビティを利用したくなります。なぜかというと、ワイキキのホテルと違い、基本ホテル内の設備で過ごすことになるからです。
ワイキキの場合は、徒歩圏に買い物スポットがあります。また、観光客向けのバスであるトロリーを利用すれば、観光スポットにも出かけられます。一方、ワイキキ以外のリゾートホテルに滞在する場合は、それができません。
リゾートホテルに宿泊して、最初のうちは、無料で利用出来るプールやビーチ、敷地内の散歩などを楽しめます。ですが、それに慣れて別のことをしたくなった時、「当ホテル自慢のスパ」や「プールでイルカに触れ合える」といったアクティビティが、魅力的に感じてきます。
これらは、もちろん有料のサービスです。ですが、ワイキキ以外のリゾートホテルに滞在する場合は、利用したくなりがちです。ワイキキと違い徒歩圏でできることが限られるからです。
以上ご紹介したように、ワイキキ以外のリゾートホテルに滞在する場合、ワイキキに滞在していた時に想定していない出費が伴うことになります。
また、このようなリゾートホテルに滞在すると、出かけるのが面倒になってホテル内の飲食店を利用したくなります。加えて、高級ホテルとなるため、必要になるチップが高くなります。
ワイキキ以外のリゾートホテルに宿泊すると、このような追加の出費が必要になることを知っておくと良いですね。