今回は、ハワイ島のヒロ近くにあるワイルク・リバー州立公園を初めて訪れる人に伝えたい情報です。
私は、2019年8月にこの公園を訪れました。で、実際には、この公園の駐車場に車を駐めた後、虹の滝→散策路という順番で見ました。
これはこれで楽しかったのですが、一方で「散策路→虹の滝という順番で見た方が楽しそうだな」とも思いました。
クライマックスに滝を見た方が盛り上がる
なぜ先に散策路を見てから、虹の滝を見た方が楽しそうに感じたかというと、クライマックスに虹の滝を見た方が、盛り上がると感じたからです。
例えば、オアフ島のワイキキ近くで楽しめるマノアの滝ハイキングなどがそうなのですが、ジャングルのような森を抜けて歩いて行くと、その最後のゴール地点に滝があります。
足をドロドロにしながら、苦労してその滝まで歩いて来たこともあり、その最後に滝を見ると、達成感とともに「おぉっ!」と言う感じで、気持ちが盛り上がるわけです。
一方、ワイルク・リバー州立公園の場合、その駐車場から、虹の滝を見るまで道のりは、とても簡単です。駐車場から舗装された道、徒歩1、2分で、虹の滝が見られるからです。
これは、滝を便利に見るにはとても良い立地な一方で、あっけなく滝を見れてしまい過ぎる側面があります。なので、あえて先に散策路の方を見てから、虹の滝を見た方が楽しめそうだと感じました。
先に散策路を見るのは手間ではない
でですね。ワイルク・リバー州立公園の駐車場からは、虹の滝と散策路どちらも簡単に行けます。
その事実は、次のGoogleストリートビューでワイルク・リバー州立公園駐車場の様子を見るとよく分かります。
Googleストリートビューでワイルク・リバー州立公園駐車場からの虹の滝と散策路の分岐点の様子を見る
上のストリートビューにおいて、まず視点を真後ろに向けると、すぐそこが駐車場であることがわかります。
で、そのままの視点の向きで右側に行くと、虹の滝がよく見えるビューポイントがあります。実際には、上のストリートビューからも滝の上のところがチラッと見えてしまっているくらい、ここから虹の滝は近いです。
一方、左手の方に階段があるのが、わかるでしょうか。ちょっと分かりにくいと思うので、その階段に近付いたのが次のストリートビューです。
Googleストリートビューでワイルク・リバー州立公園の散策路の階段の様子を見る
この階段を登った先に、ジャングルのような林があり、そこを5分くらいかけて散歩できる散策路になっています。
散策路のコースは、林の中をぐるりと回って結局駐車場に戻って来る流れとなっています。つまり、公園駐車場から、虹の滝と散策路は、どちらを先に行くとしても、その手間は変わらないのです。
擬似的に「ジャングルを抜けたら滝に出会った」感を楽しめる
次のリンクから、その散策路の入り口の様子を確認できます。
Googleストリートビューでワイルク・リバー州立公園の散策路の入り口の様子を見る
上でその様子を見ると、鬱蒼とした森の中に迷い込むように思われるかもしれませんが、実際には、それほど大きな規模の散策路ではありません。散策路を歩いていると、すぐ近くを舗装された道路が見えますので、迷うような心配がある場所ではないことは、現地を訪れると分かります。
一方で。先に、このジャングルのような散策路を散歩してから、駐車場に戻り、虹の滝を見ると、擬似的に「ジャングルを抜けたら滝に出会った」感を楽しめます。
それによって、先になんの苦労もなく虹の滝を見るよりも、達成感と感動を味わえるように、私は感じました。
と言うわけで、ワイルク・リバー州立公園は、「散策路→虹の滝という順番で見た方が楽しそうだな」と思いました。