今回は、新婚旅行で「初めてハワイに行きます」と言うご夫婦にお伝えしたい情報です。
初アメリカ旅行の人は有人の窓口を使う必要がある
ハワイ旅行の入国審査は、アメリカの入国するのが全く初めての場合は、審査官がいる有人の窓口で受ける必要があります。
一方、2009年以降に一度でもESTAでアメリカに入国したことがある人は、ホノルル空港ではキオスク端末を使って、入国審査を受けられます。キオスク端末を使う場合は、そもそも審査官と会話をする機会がない上に、その端末を日本語モードで利用できるため、英語の心配が全くなくなります。
逆に言うと、アメリカへの入国が初めての人は、そのキオスク端末が使えません。つまり、新婚旅行が初めてアメリカ入国となるご夫婦の場合は、審査官のいる窓口で、英語で入国審査を受ける必要があります。
その時に。「アメリカの入国審査は、夫婦の場合は一緒に受けられますよ」というのが、今回お伝えしたいことです。二人一緒だと、一人で入国審査を受けるよりは、よっぽど安心できますよね。
家族の場合、アメリカの入国審査は一緒に受けられる
私は、妻と結婚する前の婚前旅行で一緒にハワイを訪れ、その後、結婚後に新婚旅行でハワイを訪れた経験があります。で、結婚後に訪れた当時は、2度目以降となるアメリカ入国でも、キオスク端末で入国審査が受けられる時代ではありませんでした。
なので、普通に有人の窓口で入国審査を受けました。そして、この時に、「あ〜、結婚して家族になったんだな〜」と改めて実感しました。なぜかというと、婚前旅行の時には、一人一人、別れて入国審査を受けたのに、結婚後は夫婦一緒に入国審査を受けられたからです。
私は決して英会話は得意な方ではないですが、学生時代に海外を貧乏旅行をしたり、その後仕事で海外出張をしたりした経験から、それほど入国審査に不安はありません。
一方、妻は、英会話に苦手意識があり、入国審査での英会話に不安を感じるタイプでした。そのため結婚して夫婦で入国審査を受けられるようになって、本当に喜んでいました。
ちなみに、アメリカの入国について解説している、immihelpというサイトでも、次のような「家族は一緒に受けられる」という記載があります。
http://www.immihelp.com/travel/admission-into-united-states.html より
…case. Everyone in the family can walk together to the immigration counter.
このサイトの情報からも、アメリカの入国審査は、家族で一緒に受けられることが、わかりますよね。
家族で入国審査を受けるときの雰囲気がわかる動画
さて。以上の通り、夫婦の場合は、二人同時に入国審査を受けられるため、英語が苦手な人でも、一人で受けるよりは、よっぽど安心感を持って入国審査を受けることができます。
ただ、そんなことを言われても、それが初めてだとその様子がイメージできず不安を感じますよね。そのご参考に、アメリカの入国審査を家族で受けるときの雰囲気がよく分かる動画をご紹介します。次の通りです。
この動画の12秒あたりからがそうなのですが、まず男性一人が入国審査の窓口に立っていて、そこに奥さんと子供、と思われる二人が合流している様子がわかるはずです。
この動画は、ホノルル空港の入国審査の様子ではありません。ですが、アメリカの空港の入国審査の雰囲気としては、とてもよく似ています。
また、この動画では、男性が先に一人で窓口に行き、そこに奥さんと子供が合流していますが、実際には、夫婦二人で同時に窓口に向かっても問題ないです。私は、ハワイの入国審査で、そのようにした経験が何度もありますが、問題なかったです。
なので、夫婦で一緒に入国審査を受けたい場合は、並んでいる行列から、順番が来たら二人で一緒に窓口に向かえばOKです。
どちらか一人のみがキオスク端末を使える場合は?
以上は、夫婦どちらもアメリカへの入国が初めてで、二人とも有人の窓口を使う必要がある前提でご紹介してきました。
ただ、実際には、旦那さん、または奥さんのどちらか一方が、2009年以降にESTAでアメリカに入国した経験があって、一人だけキオスク端末で入国審査を受けられるケースも考えられます。
そのような場合ですが、「俺はこっちで行けるから」のように、一人だけキオスク端末を使わないのが良いでしょうね。一人で有人の窓口での入国審査を受けることになった側に、不安を感じさせることになるからです。
それによって、せっかくの新婚旅行のスタート地点で、夫婦間に亀裂が入る原因ともなりかねません。
で、キオスク端末を使える人でも、有人の窓口で入国審査を受けることもできます。なので、もう一人の方に合わせて、夫婦一緒に有人の窓口で入国審査を受けるのがオススメです。