今回は、ハワイ旅行でレンタカーを借りる人のうち、iPhoneをカーナビ代わりに利用する人に伝えたい情報です。
私は、2019年8月にしたハワイ島旅行で、レンタカーを利用しました。そしてこの旅行では、iPhoneを車載ホルダーで固定し、Googleマップのアプリをカーナビ代わりにしていました。
この旅行中、ヒロにあるビッグアイランド・キャンディーズ工場の駐車場を利用する機会があったのですが、このとき、カーナビ代わりに利用していたiPhoneを、うっかり車に置きっぱなしした結果、トラブルを経験しました。その体験をご紹介します。
うっかり忘れて気がつかなかった
私は、普段ハワイでレンタカーを利用する際に、どこかの駐車場に車を駐めて離れる時は、車内の見えるところには、どんな安物のものであっても残さないようにします。「ハワイは、車上荒らしが非常に多い場所」ということを知っているからです。
事実、ハワイの地元メディアkhon2の「How thieves target vehicles to break into; tips to keep your belongings safe 」(泥棒がどのように車上荒らしのターゲットを選ぶか)という記事は、次の書き出しから始まっています。
Vehicle break-ins are common in Hawaii.
You come back to your car, notice the window is smashed or the door lock is broken, and your heart drops.
訳しますと「ハワイでは車上荒らしはよくあることです。あなたが車に戻ってみると、窓が割られている、または鍵が壊されているのに気づき、心臓が止まる思いをします。」というところでしょうか。
というわけで普段とても気を付けているつもりでしたが、今回、ビッグアイランド・キャンディーズ工場の駐車場を利用した時は、本当にうっかりしていて、車載ホルダーにiPhoneを置きっぱなしにしたまま、工場の中に入りました。
30分後に車に戻って起きていたこと
で、この工場では、お菓子を作っている様子を見学できるコーナーやそこそこ広いお土産の販売コーナーがありました。
今回、5歳児と1歳児、妻でこの工場を訪れていたのですが、5歳児にお菓子を作る様子を見学させたり、妻のお土産探しを手伝った結果、30分程度は、この工場内で過ごすことになりました。
私は、旅行中、写真をパシャパシャとよく撮る方です。なので、このときも、工場内でiPhoneで写真を撮ろうとしていれば、車内に置き忘れた事実にすぐに気がついていたはずです。ところが、この旅行の時は、他にコンデジを持って来ており、写真はそれで撮っていたんですね。そのため、車内にiPhoneを置きっぱなしであることに気付けませんでした。
そして、お土産の購入やトイレ休憩を済ませて、車に戻り、乗り込んでみると…。
「あっ!?」と、車載ホルダーにiPhoneを固定しっぱなしであることに気がつき、「車上荒らしに盗まれないでよかった〜。」と、まずは一安心しました。つまり、車内に置き忘れたiPhoneは無事なままでした。
ところが、いざ、次の目的地を検索しようと、iPhoneを触ってみると、手で持てないくらいに熱くなっていたんですね。そして、その画面には、「高温注意」という警告が表示され、何も操作ができない状況となってしまいました。
バックアップがあったので助かった
どうやら、駐車場に停めているうちに、日差しで車内が熱くなり、その熱で車内に残したiPhoneも高熱になってしまったようでした。
この記事のトップの写真は、実際にこのトラブルが発生したときのビッグアイランド・キャンディーズ工場の駐車場の様子です。青空が広がってとても良い天気であるのがわかるはずです。
のですが、その日差しで車内に残したiPhoneが温められ過ぎてしまったわけです。その結果、車内に放置したiPhoneは、「高温注意」となり操作不能となりました。
このとき、次の目的地をGoogleマップのアプリに入れて、移動したい状況でした。なので、妻のiPhoneを借りて、カーナビ代わりに利用させてもらうことにしました。
つまり、妻のiPhoneがバックアップとして機能してくれて助かりました。このバックアップがなければ、「土地勘のないヒロで、カーナビも使えない」という状況になり、かなり苦労することになっていました。