今回は、ハワイ島旅行でカイルアコナにあるコナ・コースト・リゾートに初めて宿泊する人に伝えたい情報です。
私は、2019年8月この施設のタイムシェアのオーナーからレンタルする形でこの施設に滞在しました。
そして、チェックイン日の翌日、この施設を運営するウィンダムの説明会に勧誘される体験をしたのでご紹介します。
チェックイン日の翌日にウィンダムのコンシェルジュから電話をもらう
この施設に詳しいハワイ在住の方の話によると、コナ・コースト・リゾートは元々シェル・バケーション・クラブが運営していた施設だったそうです。
それが、タイムシェア最大手ウィンダムに買収され、私が訪れた2019年8月にはその運営がウィンダムになっていました。次の記事によると、この施設がウィンダムに買収されたのは2012年9月の話です。
prnewswire.com: Wyndham Vacation Ownership Acquires Shell Vacations LLC
私が2019年8月に滞在した時も、その事実がわかる名残が残っていました。例えば、滞在した部屋のリビングにあったメモ帳横に置いてあるボールペンには、シェル・バケーション・クラブのロゴが入っていました。
一方で、「なるほど、やはり現在ウィンダムの運営なんだな」と思ったのが、チェックイン日の翌日でした。と言うのも、その日の朝、部屋の電話が鳴り、それに出てみると「ウィンダムの○○です」と言う日本語でのご挨拶をいただいたからです。
そして、その要件はと言うと、「昨日、パーキングチケットをお渡しできなかったので、本日受け取りに来ていただけませんか?」と言うことでした。
日本人コンシェルジュがタイムシェアの営業スタッフを兼ねている
この施設ですが、タイムシェアを販売する営業戦略として、うまい仕掛けになっていました。
具体的には、ウィンダムのタイムシェアの営業スタッフを兼ねる日本人コンシェルジュと、宿泊者が必ず接点を持つようになっていることです。
より具体的にご紹介すると、上で書いた「パーキングチケットをお渡しする」と言うのがそれです。
この施設では、その敷地の入り口に車の出入りを監視するスタッフがいます。ルームミラーの下に、パーキングチケットをぶら下げていると、そのチェックが簡単に済み、素通りする感じで出入りできるようになります。
つまり、この施設に滞在中、必須アイテムとなるパーキングチケットを受け取るためには、必ずウィンダムの営業スタッフを兼ねる、この施設のコンシェルジュと会う必要があるわけです。
パーキングチケットの受け渡しと同時に説明会への勧誘がある
ハワイの宿泊施設において、その施設のコンシェルジュがタイムシェアの営業スタッフを兼ねているのは、本当によくある話です。私は、これまでのハワイ旅行で滞在した別の施設でも、そのような体験をしたことがありました。
なので、「なるほど、必ず営業スタッフと接点を持たせる上手い仕掛けだな」と感心しつつ、お電話をくれた日本人コンシェルジュの方と、この施設のアクティビティーのツアーデスクでお会いすることにしました。
で、実際にお会いしてみると、まずは本題のパーキングチケットを渡してくれ、他、カイルアコナの街の観光マップや、駐車場についてアドバイスなど、とても親切にサポートしてくれました。
加えて、「よかったら、ウィンダムのタイムシェアの説明会に参加しませんか?」と言う説明会への勧誘もいただきました。
伺った話の概要をざっくり箇条書きにすると次のとおりです。
- 現在タイムシェアのオーナーであれば、この施設内で開催するアップグレードの説明会に参加できる
- アップグレードの場合は日本語通訳として私がサポートできる
- オーナーでない場合は、車で5分くらいのところにある別のウィンダムの施設での初購入者向けの説明会に参加できる
- その場合私は日本語通訳サポートとして付き添えないがこちらに参加すると100ドルのギフトがもらえる
と言う感じでした。せっかくのお誘いでしたが、私は説明会の参加は、お断りしました。ハワイ島でゆっくり滞在する時間を優先したかったからです。そして、一度お断りした以降は、その後、勧誘されることはありませんでした。