ハワイ島のマウナケア山頂はツアーとレンタカーのどちらで行くべきか

今回は、ハワイ島のマウナケア山頂に、ツアーで行こうか、自力で行こうか迷っている人に伝えたい情報です。

私は、ハワイ島のマウナケア山頂は、初めての時は星空観測ツアーで訪れました。一方、マウイ島のハレアカラ山頂は、初めてでもレンタカーで自力で訪れました。

初マウナケア山頂はツアーで行ってよかった

この2つの体験の違いから、私は、「初めてのハワイ島のマウナケア山頂は、ツアーで訪れてよかったと感じました。

なぜかというと、その理由は次の通りです。

  • マウナケアの標高は、ハレアカラよりかなり高いから
  • マウナケア山頂の道路が舗装されていないから
  • 片道1時間以上の運転をガイドに任せられて楽だったから

とこのような感じです。

これらの理由の中で特に大きかったのが、標高の違いです。具体的には、次の通りです。

  • マウナケアの標高: 4207m
  • ハレアカラの標高: 3055m

このようにマウナケアの標高は、ハレアカラより1000m以上も高いわけです。

結果、山頂での体感温度や高山病のなりやすさ、など、マウナケアの方が気遣うことが多いです。

必要な防寒着が全然違う

例えば、私はマウナケアは3月に訪れ、ハレアカラは2月に訪れました。

私が訪れた3月のマウナケア山頂では、日本の冬に着ると暑いくらいのダウンコートを着ていて、それでちょうどよかったです。一方、2月のハレアカラ山頂では、厚手のパーカーで過ごすことができました。

次のリンクから、マウナケアとハレアカラ山頂での体感気温を、それぞれ確認できます。

マウナケア山頂の気温を見る
ハレアカラ山頂の気温を見る

上のリンク先のページにおいて、Chillが体感温度です。この記事を書いている現在で比較しても、マウナケア山頂の体感温度は氷点下になる日があるのに対し、ハレアカラは、そうではありません。

マウナケアとハレアカラは、標高の高さの違いから、このように山頂で必要になる防寒着が全く変わります。

また高山病は、標高が高いほどなりやすくなります。ので、マウナケアは、それにならないように意識したペースで、より慎重に山頂を目指す気遣いが必要です。

このようにマウナケアは、その標高がかなり高いため、初挑戦で自力で行くのは、難易度が高くなります。なので、それに慣れたガイドがする、ツアーに参加してよかったです。

ハレアカラ山頂は初挑戦でも自力で行けた

私は、マウイ島のハレアカラ山頂を、初めての時(2013年)から自力でレンタカーで訪れました。その結果、ハレアカラは、山頂の駐車場まで車で行きやすいことがわかりました。

というのも、山頂の駐車場まで舗装された道で行けたからです。一方、マウナケア山頂の近辺は、砂利道の急勾配になり、初運転で臨むにはハードルが高いんですね。

つまり、ハレアカラ山頂は、防寒面、高山病のなりやすさ、山頂までの運転、全てにおいて、マウナケア山頂に行くより楽だとわかりました。やはりマウナケアより標高が1000m以上低いおかげで、山頂まで行く難易度が、全然違いました。

なので、初めてでも自力で行くことにこだわりたい人は、マウイ島のハレアカラ山頂の方が良いですね。

ただ、標高が低いといっても、ハレアカラも3千メートル以上ある山です。ので、高山病になるリスクもあります。また、自力で行くため、「防寒対策を甘く考えてしまう」というリスクもあります。

実際私自身がそうでした。防寒対策を甘く考え、半袖ハーフパンツで山頂を目指した結果、ハレアカラ山頂手前にあるビジターセンターで、厚手のパーカーを買う羽目になりました。

このような目に遭わないために、自力で行く場合、本来ガイドの人がしてくれるであろう注意点をセルフチェックできるようにしておくのが望ましいです。

FacebookでシェアTwitterでシェアPinterestでシェア