ハワイ旅行前に「デジカメの時計合わせすべきだった」と後悔した話

今回は、ハワイ旅行にデジカメを持ち込む人に伝えたい情報です。お伝えしたいのは、私がハワイ旅行で、「旅行前にちゃんとデジカメの時計合わせをしておけばよかった」と後悔した時の失敗談です。

今回、時計合わせとは、「ハワイの現地時間にデジカメの設定を変える」と言うことではなく、「時計を正確な時間に合わせること」をイメージしています。私は、それを忘れて、ハワイ旅行中、時間が微妙に(数分)ずれた状況で撮影を続けて、帰国後、後悔する羽目になりました。

要するに、「旅行前に、デジカメの時計が正確かどうかを確かめた方がいいですよ」と言う話です。

スマホのGPSログアプリの位置情報を利用している

私は、ハワイ旅行中は、スマホのGPSログアプリで、その位置情報を記録しています。

と言うのも、私が利用しているデジカメには、写真へのGPSによる位置情報の付加機能がないからです。そのため、後から写真に位置情報を付加するために、ハワイ旅行中の位置情報の行動履歴をGPSログアプリで記録しています。

その目的のアプリとして現在は、myTracks – The GPS-Loggerと言うアプリを使っています。ハワイ旅行中、このアプリを起動し記録を始めると、自分がハワイでの行動した位置情報の履歴が記録されます。

そして、その位置情報の履歴と、デジカメで写真を撮影時間と合わせることで、後から、写真にその位置情報を付加することできます。ちなみに、その位置情報の付加作業には、AdobeのLightroom Classic CCを利用しています。

数分のズレに気づかず撮影していた

つまり、この写真への位置情報の付加作業では、スマホの時計とデジカメの時計の時刻がぴったり一致していることが重要です。写真の撮影時間を、行動履歴に照らし合わせて、「この時間はここにいた」と言うことを、写真に付加することになるからです。

ところが、私が、2018年1月にしたハワイ滞在では、デジカメの時計が、微妙にずれて(数分、進んでいた)しまっていたんですね。一方で、スマホは自動的に時計合わせがされる設定となっており、その時間は正確でした。

結果、スマホのGPSログアプリの位置情報の時間と写真の撮影時間に数分のズレが起きている状況でした。ですが、ハワイ現地にいる時は、カメラの時計の微妙なズレに気づかず、ずっと撮影してしまいました。そして、そのズレに気づいたのは、日本に帰国してからとなりました。

その結果、後から写真に位置情報を付加してみると、実際に撮影した場所から微妙にズレる結果となりました。特に歩きながら撮影している写真がわかりやすいのですが、「この写真を撮影したのは、もうちょっと前の場所だよな」と言う状況になりました。

私が写真への位置情報の付加に利用しているLightroom Classic CCでは、位置情報の時間を調整する機能はあるのですが、それはタイムゾーンの調整用で、今回のような数分のズレを直すことはできません。そのため、それを修正したければ、写真の撮影時間を1枚1枚直す必要があります。

デジカメの時計を正確に合わせておけばよかった

流石にこの作業は大変なので、位置情報がずれた状況を受け入れるしかない状況なりました。と言うわけで、ハワイ旅行前に「デジカメの時計を正確に合わせておけばよかった」と後悔することになりました。

ちなみに、私がこの時、使っていたのは、キヤノンのコンデジでした。このカメラでは、Camera Connectと言うアプリの「GPSモバイルリンク」と言う機能を使うと、写真を撮った都度、写真に位置情報を付加でき、今回のような位置情報と撮影時間のズレの問題は起こりませんでした。

このアプリは便利なのですが、どうも「カメラのバッテリーの減りが速くなる」と言うデメリットがある印象でした。その付加にあたり、スマホとカメラをWIFI接続する必要があるからです。

私は、カメラを買った当初はこのアプリを使っていたのですが、結局使うのをやめました。カメラのバッテリーの持ちを優先したかったからです。そして、今回ご紹介した、GPSログアプリの位置情報を後からマッチングと言う方法を取るようになっていました。

結果、今回のズレ問題が起きてしまいました。なので、何事も一長一短ですね。

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