ノースショアのサンセットビーチで夕日を見たい人が気をつけること

今回は、ハワイ旅行中にノースショアのサンセットビーチに、レンタカーで初めて行く人に伝えたい注意点です。

サンセットビーチは、その名が示す通り、海に沈む夕日が綺麗に見られる場所としても有名です。そのサンセットビーチでの夕日を、実際に見たい人も多いですよね。

沈む夕日を見る=帰りの運転は真っ暗

ですが。実際に、サンセットビーチで夕日が沈むところを見てしまうと、気をつけることが出てきます。具体的には、「帰りの運転は、日が沈んだ後の真っ暗な道を運転することになる」ということです。

この注意点は、夕日が沈んだ後ですので、周りが暗くなるのは、当然といえば当然のことですよね。ですが、ただ暗いだけじゃなく、本当に真っ暗になります。

なぜかというと、サンセットビーチからワイキキまでの帰り道の道沿いには、日本の道路のように道路脇に電灯がないからです。加えて、走っている車も少ないため、日が沈むと完全に真っ暗になります。

そのため、日本の高速道路に当たるオアフ島のフリーウェイに乗るまでは、本当に真っ暗な道を運転することになります。

前を走っている車で車線を判断できなくなる

で。この真っ暗な道は、普段、日本でそのような道を運転したことがない人はもちろん、その経験がある人でも、注意が必要です。

なぜかというと、日本とは反対となるハワイでの右車線、左ハンドルの運転に慣れていないからです。

この右車線左ハンドルの運転は、日中であれば、慣れていなくても意外に逆走するようなことをせずに済むものです。周りを走っている車の流れから、正しい進行方向の判断がつくからです。

ところが、真っ暗で周りが見えなくなると、話が変わります。真っ暗になる時間は、ただでさえ走っている車が少ないノースショアの車が、より少なくなるからです。

そのため、自分の目の前を別の車が走ってくれるようなことがありません。

つまり、夕日を見た帰りは、周りを走っている車の状況から、車線の正しい進行方向を判断できなくなります。なので、「運転席側がセンターライン」ということを忘れず、逆走しないように気をつける必要があります。

「行きは通れた道が、帰りは通れない」ということも実際にある

加えて。「行きは通れた道が、帰りは通れない」ということがあります。

私は実際に、ノースショアからのワイキキまでの帰り道に、行きは通れた道が、帰りは大雨のために通れなくなった経験があります。

そのため、迂回路を探すことになったのですが、それがカーナビでは案内されず、不安を感じながらの迂回路を探す羽目になりました。

特に真っ暗な状況で、そのように迂回路を探すことになると、土地勘がないため、かなり焦ることになりました。

「治安面の不安がある」とも言われている

また、真っ暗になる時間のノースショアは、「治安面の不安がある」とも言われている場所です。その意味でも、ノースショアのサンセットビーチで、夕日を沈むまで見ることには、リスクがあります。

私の実体験としては、夕日が沈んだ直後の時間であれば、そのような治安面での不安を感じたことはありません。ですが、「何かあったとしてもおかしくはないな」ということも、よくわかります。

というのも、上述した通り、ノースショアからの帰りの道は、周りに車が全くおらず、自分しか走っていない状況になることが多いからです。

これは、日中だったとしても、ノースショアでは周りに車が走っていない状況となります。なので、日が沈んだ後の夜であれば、なおさらそのような状況になりやすいわけです。

つまり、夕日を見た帰りは「真っ暗な道を走っているのは自分だけ」という状況になりやすく、「急に犯罪者の車が横付けしてきて、銃で脅され、車上強盗にあったとしても、おかしくない」と感じます。

夕日が完全に沈む前に帰る、もしくは、日中の時間を楽しむ

というわけで。サンセットビーチに初めてレンタカーで行く人は、夕日が完全に沈む時間まで見てしまうと、「帰り道が真っ暗になる」というリスクがあることに注意です。

で、それを知り不安を感じる人は、無理をしない方がオススメです。例えば、夕日を見るにしても、完全に沈む前に帰れば、真っ暗な状況の道を走る距離を短くできます。

もしくは、「慣れるまでは無理をしない」と夕日を諦めてしまうのも、1つの方法です。実際、サンセットビーチは、夕日の時間ではない日中に訪れても、ナイスなビーチです。

例えば夏場であれば、サンセットビーチのあるノースショア側の波が低いです。そのため、それ目当てのサーファーがおらず、人が少ない静かなビーチとなります。

サンセットビーチは、その幅のある白い砂浜やエメラレルドグリーンの海が、本当に綺麗です。それを、人が少ない静かに環境で、ゆっくりと楽しむことができます。

また冬場は、サーファーで混雑するのですが、それもまた一興です。というのも、自身がサーフィンをしなくても、「サーファー観戦」を楽しむことができるからです。

このようにサンセットビーチは、日中に訪れても楽しめます。なので、初めての場合は、無理に夕日を見なくても大丈夫です。

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