今回は、ハワイ島を初めてドライブする人に伝えたい情報です。初運転にあたり「時期によっては、こんな体験をすることがあるかも」という一例をご紹介します。
私は、2019年8月に、ハワイ島旅行をし、レンタカーで西側のカイルアコナから、東側のヒロまで観光がてらドライブをした日がありました。
その途中、当時行われていたマウナケア山頂への新しい天文台建設反対のデモを見かけ、「こんな場所でデモをしてたんだな」と意外に感じた体験をしました。
マウナケア山頂への新しい天文台建設反対デモ
私がハワイ島を訪れた、2019年8月当時、ハワイ島では、マウナケア山頂への新しい天文台建設反対デモが行われていました。
このデモについては、英語となりますが、次のWikipediaの記事に詳しいです。
Wikipedia: Thirty Meter Telescope protests
このデモは、ネイティブハワイアンの聖地というマウナケア山頂に新しい天文台を建設することへの反対を訴えるものです。
上のWikipediaの記事によると、2014年の10月からその反対運動が始まっており、2019年のデモはその延長にある反対運動と言うことが書いてあります。
私がハワイ島を訪れた2019年8月の1ヶ月前となる7月には、この反対運動に関するニュースが、ハワイの地元メディアで盛んに報道されていました。当時、「8月に自分がハワイ島に行く頃には、さすがに落ち着いているかな?」と不安だったのをよく覚えています。
てっきり天文台近くでデモをしていると思い込んでいた
さて、私は、2019年8月にした旅行前にも、ハワイ島旅行をし、マウナケア山頂を訪れた体験がありました。その時の印象があったので、てっきり、その山頂近くでこのデモが行われているイメージを漠然と持っていました。
具体的には、現在すでに天文台がある山頂のエリアです。次のリンクから、Googleマップでマウナケア山頂の場所を確認できます。
流石に山頂でデモはしてないにしても、この山頂近くエリアの停車場やその手前のビジターセンターなど、もっと標高の高い場所でデモをしているようなイメージを持っていたんですね。
なので、カイルアコナからヒロ方面にドライブするにあたり、そのデモを目撃することになるとは、全くイメージしていませんでした。
ところが、実際にはこのデモは、もっと標高の低い場所で行われていたんですね。具体的には、このドライブで、カイルアコナからヒロに向かう途中に通る、サドル・ロードと言う道路上で行われていました。
「この道、通過できるんだろうか?」と不安になる
次のリンクから、実際にそのデモが行われていた場所をGoogleマップで確認できます。
Googleマップでマウナケア山頂への天文台建設反対デモが行われていた場所を見る
見ると、その場所は、サドル・ロードから、マウナケア山頂に向かう道との交差点であることがわかります。
そして、2019年8月当時、西側から東側に向かってこの道路を運転していた私が、このデモを見かけて思ったのは、「この道、通過できるんだろうか?」と言う不安な気持ちでした。
なぜなら、この記事のトップの写真は、ヒロ側からの帰ってくるときに撮影したそのデモの様子なのですが、このように車とテントがたくさんサドル・ロード上に並び、素直に通れなさそうな雰囲気だったからです。
ご参考に、それに近い様子をGoogleストリートビューの2019年9月の撮影日のもので確認できます。
Googleストリートビューでマウナケア山頂への天文台建設反対デモが行われていた場所を見る
結局のところ、特に問題なくこのデモが行われているエリアを通過できたのですが、「万が一、デモの群衆に取り囲まれたらどうしよう?」と言う不安を感じました。