ハワイのショップに注文したサーフボードを日本に持ち帰るときのポイント

今回は、ハワイ現地のシェーパーに「サーフボードを初めてカスタムオーダーするよ!」と言う人へのお役立ち情報として。ハワイからサーフボードを日本に持ち帰るときのポイントをご紹介します。

注文したサーフボードを日本に持ち帰るときのポイント

はじめに。ハワイのシェーパーにオーダーしたサーフボードの受け取り方としては、大きく2つの方法が考えられます。1つは、ハワイのショップからサーフボードを日本に直接配送してもらう方法です。そしてもう1つは、ハワイ旅行の日程に合わせて、ハワイ現地でボードを受け取る方法です。

で、前者の日本で受け取る方法は、特に難しくないですよね。なぜなら日本で待つだけだからです。なので。今回ご紹介したいのは、後者の方法のポイントです。つまりハワイ入りし現地でボードを受け取る方法のポイントです。

早速そのポイントを挙げますと、次の通りです。

  • ハワイ現地でサーフボードをどのように運ぶか
  • レンタカーを借りるときの注意点
  • ハワイ滞在中どこに保管するか
  • ハワイから日本にどのように持ち帰るか

では、それぞれのポイントを見ていきましょう。

ハワイ現地でサーフボードをどのように運ぶか

まず、注文したハワイのシェーパーのショップから、「サーフボードをどのように運ぶか」を考える必要があります。

その方法としてオススメなのは、レンタカーを借りて自分で運ぶ方法です。なぜオススメなのかというと、低コストで済むからです。

ただショップによっては、「追加○ドルで、お泊りのホテルまでお届けしますよ」というサービスを行っているショップもあります。なので、ショップから宿泊先までのサーフボードの移動だけであれば、そのようなサービスを利用するのも1つの方法です。

その一方で。最終的には日本に持ち帰るために、宿泊先からホノルル空港まで運ぶ必要が出てきますよね。なので、結局はレンタカーを借り、それで運ぶことになるのが通常です。

また、別の裏技的な方法として。「ハワイ在住のサーファーの友人を作りその協力を得る」と言う方法もあります。ハワイ在住のサーファーであれば、サーフボードを運べる車を用意するのが難しくないはずですよね。なので、そのような友人の助けを借りてサーフボードを運んでもらうわけですね。

レンタカーを借りるときの注意点

では、実際に自分でレンタカーを借りてサーフボードを運ぶ場合ですが、レンタカーを借りるときの注意点があります。それは、当たり前のことですが「サーフボードを運べる車種」を借りる必要があることです。

その車種として、大きく2つ考えられます。1つは、ルーフラック付きの車種です。そしてもう1つは、ピックアップ・トラックなどの荷台がある車種です。

ただどちらの場合も、ハワイでレンタカーを借りる一般的な場合と比べてハードルが高くなります。なぜならレンタカー会社によって、ルーフラック付きやピックアップ・トラックの車種が、借りられたり、借りられなかったりするからです。

また仮にルーフラックがある車種を借りれた場合でも。そこにサーフボードを積むためのアタッチメントは、自分で準備しないとならない場合があります。またピックアップ・トラックの場合は、荷台にサーフボードを固定する用具を自分で準備しなくてはならない場合もあるわけです。ご参考までに、ピックアップ用の固定具としては、たとえば次のような商品があります。

Thule 808 Pickup Truck 18″ Tailgate Pad for Surfboards, SUP Stand-Up Paddleboards, Windsurfers

と言うわけで。「このサイズのサーフボードを(場合によっては○本)運びたいんだけど、それができるレンタカーがある?」と、ハワイ現地のレンタカー会社に問い合わせる必要が出てくるわけです。そして通常、ハワイのレンタカー会社に日本語は通じませんので、英語で問い合わせる必要があるんですね。

ハワイ滞在中どこに保管するか

サーフボードを運べる車種のレンタカーが借りられ、ハワイ現地でサーフボードの移動手段を確保できた前提で。次に考えるのは、「自分がハワイに滞在する間、サーフボードをどこに保管するのか」と言うことになります。

ワイキキに宿泊する場合ですが、その方法は2つあります。1つは自分が宿泊するホテルのロッカーを借りる方法です。ただ、これはホテルによって、その設備があるかないかが異なりますので、それを事前に確認する必要があります。

もう1つの方法は、ワイキキにあるサーフボード用のレンタルロッカーを借りる方法です。たとえば、ワイキキビーチの絶好のロケーションに、Nalu Storageと言うサーフボード用のレンタルロッカーがあります。

Nalu Storageのホームページをみる

この記事のトップの写真が、まさにそのNalu Storageの様子です。このような感じで、サーフボードを鍵付きで置けるレンタルロッカーを借り、そこにサーフボードを置く方法があります。ちなみにNalu Storageでは、最短1週間から1年間の長期まで、様々な期間でロッカーを借りることができます。

ハワイから日本にどのように持ち帰るか

最後に。「ハワイから日本にサーフボードをどのように持ち帰るか」ですがこれは飛行機の預け入れ荷物として持ち帰るのが簡単です。

ただしその時の注意点として。「航空会社によってサーフボードを扱うルールが異なるし、そのルールもかなりの頻度で変更される」ことがあります。

詳しくは、『ハワイに初めてサーフボードを持ち込む人が気をつけるべき航空会社のサービスの事情』の記事でご紹介しているのですが、航空会社によってボードのサイズの上限があったり、追加料金の額が違ったりするんですね。

また、そのルールがかなりの頻度で変更されるために。たとえばネット上のブログで「ハワイからサーフボードをこの航空会社でいくらで運べました」のような記事があったとしても、その記事は半年後にはあてにならないんですね。

なので。たとえば、ロングボードの場合は、サイズと航空会社の組み合わせによっては、受託手荷物として飛行機に預けられない可能性があるわけです。その場合は、別送する手配が必要になり、手間もお金もかかります。

そのため。ハワイからサーフボードを持ち帰る場合は、利用する航空会社のサーフボードの扱いに関する最新のルールを常に確認するのがオススメです。帰りのホノルル空港でサーフボードを預けようとして、「上限のサイズを超えています」となったら大変ですよね。なので、この点にご注意ください。

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