ベビーカーで乗りやすいワイキキトロリーの車種

今回は、ハワイ旅行に赤ちゃん連れで訪れる人のうち、ワイキキトロリーのピンクラインを初めて利用する人に伝えたい情報です。

具体的には、「ベビーカーでピンクラインを利用する際に、乗りやすい車種があるよ」というのがお伝えしたい内容です。

ピンクラインには2種類の車種がある

ワイキキトロリーのピンクラインは、ワイキキ周辺で買い物するのに便利なルートです。ワイキキからアラモアナ・センターまでの主要なスポットを巡るコースとなっているからです。

また、このトロリーは、JCBのクレジットカードの提示で無料で乗れたり、ホテルが提携している場合はそのホテルのカードキーの提示で無料で乗れたります。加えて、約10分間隔で運行されますので、ワイキキ周辺の移動において、「ちょっとそこまで」という目的で利用するのに便利です。

なので、ワイキキトロリーのピンクラインは、レンタカーを利用しない人にとって便利な足になります。

さて、このピンクラインには、2種類の車種があります。1つは、よくある1階建タイプと、もう1つは、2階建タイプの車種です。つまり、同じピンクラインのトロリーでも、全く違うタイプのバスが走っているわけですね。

ワイキキトロリーの1階建タイプの車種
ワイキキトロリーの2階建タイプの車種

1階建タイプはベビーカーで利用しにくい

そして、ベビーカーでトロリーを利用する場合、この車種の違いによって、利用しやすさが全く変わります。

私は、子供が赤ちゃんの頃に、ベビーカーでピンクラインの両方のタイプのトロリーを実際に利用したことがあります。その結果、よくある1階建タイプはベビーカーで利用しにくく、2階建タイプは利用しやすいことがわかりました。

では、なぜ1階建タイプが利用しにくいかと言いますと、その理由は、3つあります。次の通りです。

  1. 乗車口が高く、ベビーカーを持ち上げるのが辛い
  2. 車内の廊下が狭く、畳んだベビーカーを持って移動するのが大変
  3. 安全面の配慮から赤ちゃん連れが座れる席が決まっている

ワイキキトロリーには、普通のサイズのベビーカーを持ち込んで乗り込むことは認められています。それは、ワイキキトロリーの日本語公式サイトにも書いてあります。

以下、ワイキキトロリー日本語サイト よくあるご質問から引用

ベビーカーは持ち込めますか?
ごく一般的なベビーカー(A、B型)は、折りたたんでお持込みいただくことができます。 ただし、バギータイプ(3輪ベビーカー)や双子用のベビーカー等、通常より大型のベビーカーは、安全上お持込みいただくことができません。

1階建タイプは、A型のベビーカーは実質無理

ただ、実際のところ、1階建タイプの場合、A型のベビーカーで乗り込むのは「かなり辛い」というより、「実質、無理」と考えた方が良いです。B型で、棒のようにかなりコンパクトに畳めるものでないと、正直なところ、利用しにくいです。

それだけ、1階建タイプの車内は狭いということですね。加えて、このタイプは、乗車口が高く、ベビーカーを持ち上げるのが辛いです。そして、持ち込んだ先の車内の廊下も狭く、畳んだベビーカーでも、それがあると歩きにくいです。

さらに。このタイプのトロリーにおいて赤ちゃん連れは、安全面の配慮から、座れる席が中央の席と決まっています。ので、ベビーカーを持って狭い車内を必ずその席まで移動することになります。その移動が面倒なんですね。

そして、このベビーカーの持ち込みは、利用する車両の車内がガラガラなら、まだマシです。ですが、ピンクラインは、人気路線のため、混んでいることが多いです。そのように混雑した車内を大きなベビーカーを持って掻き分けながら乗り込むのは、難しいです。そのため、A型のベビーカーでは、実質利用できなくなります。

2階建タイプはベビーカーで利用しやすい

一方、2階建タイプのトロリーは、ベビーカーで利用しやすいです。その理由は、3つあります。

  1. 乗車口が低い
  2. 車内が広い
  3. 座れる席も自由

2階建タイプのトロリーは、1階建と比較し、乗車口の位置が低いです。そのため、ベビーカーを持っていても乗り込みやすいです。

また、このタイプは、車内が広いです。日本の路線バスのように進行方向に向かって座席が配置されているからです。一方、1階建タイプは、進行方向に向かって、横向きに長い椅子が設置されてるため、どうしても車内が狭くなるんですね。

2階建タイプの車内は広いので、乗り込んだ後の車内の移動も楽です。加えて、座れる座席も、1階建タイプのように決まっていません。ので、乗車口から近い座席を利用することも可能です。

というわけで、トロリーをベビーカーで利用するなら、2階建タイプの方が利用しやすいです。

ただ、そうすると、乗り込めるバスの本数が、かなり限られることになります。それを避けたい場合は、B型の棒のように折りたためるベビーカーを準備しておくのがオススメです。そうすると1階建のトロリーでも、多少はベビーカーで利用しやすくなるからです。

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