ヨガ経験者にハワイでのサーフィン体験をオススメしたい理由

今回は、ハワイ旅行に行くヨガ経験者にお伝えしたいお役立ち情報として。ヨガ経験者にハワイでのサーフィン体験をオススメしたい理由をご紹介します。

「ヨガ経験者には、こういう理由からサーフィンを楽しめる基本ができてますよ」と言うのがお伝えしたい概要です。ちなみに、ここでいう「ヨガ」とは、スポーツジムのレッスンにあるパワーヨガをイメージしています。筋トレ目的で、ガツンと動く感じのヨガですね。

ヨガとサーフィンの共通点

それでは早速始めましょう。私が、ヨガ経験者にサーフィンをオススメしたい理由ですが、ヨガとサーフィンの姿勢や動きには、共通点があるからです。

具体的には、サーフィンの基本の動きであるパドリング時の姿勢は、ヨガのバッタのポーズに似ていますし、波に乗った後に立ち上がるまでの動作は、太陽礼拝の立ち上がるまでの動きにとてもよく似ています。

そのため、ヨガ経験者は、サーフィンに必要となる姿勢や動きの基本ができているんですね。なので、全くのサーフィン未経験者でも、ヨガ経験があると、サーフィンを始めてすぐに楽しめるようになる素養ができているわけです。

これが、ヨガ経験者にサーフィンをオススメしたい理由です。

では、そのヨガとサーフィンの共通点について、もう少し踏み込んでご紹介します。まず、サーフィンの最も基本的な動作として、パドリングがあります。

このパドリングとは、サーフボードの上に寝そべって、手をクロールのように動かして進む動作のことです。正確に言うと、パドリングは、水泳のクロールとはちょっと腕の使い方は異なります。ですが、イメージとしては、板の上でクロールする感じと考えて大きく外れていません。

で、そのパドリング時の姿勢ですが、上半身の胸から上は、背筋を使って持ち上げる感じになるんですね。まさに、ヨガのバッタのポーズと同じ姿勢です。その姿勢で腕を回転させ進むのがパドリングです。

バッタのポーズ以外では、太陽礼拝の流れの中でする、アッパードッグ(上向きの犬のポーズ)も、背中を反らすと言う意味では通ずるものがありますね。

このパドリングですが、この動きがサーフィンの基本中の基本です。そしてサーフィン中は、だいたいこのパドリングをしていることになるんですね。

そのため、ヨガで、このパドリング時の姿勢を維持する筋力と柔軟性がついている人は、サーフィンを楽しむための基本ができていると言うわけです。

次に。サーフィンでは、乗りたい波が来たら、それに合わせるようにパドリングをして加速し、波が板を押してくれるようになったタイミングを見計らって板の上に立つことになります。

つまりパドリングで寝そべった状態から、「よっこいしょ」と、体を持ち上げて板の上に立ち上がるわけですね。この時の立ち上がる動作と、ヨガの太陽礼拝の動作が似ています。

より具体的には、太陽礼拝のダウンドッグ(下向きの犬のポーズ)から、足を前に出して立ち上がるまでの動作に似ているわけです。ただ、サーフィンの場合は、立ち上がった時に足の向きを横に向けるので、その点はことなります。ですが、寝そべった状態から立ち上がる流れとしては、とてもよく似ています。

より正確には、サーフィンの立ち上がるまでの動作は、ダウンドッグから立ち上がる、というよりは、チャトランガになってから、そこから片足を前に出す動きに似ています。ただ、いずれにせよ、ヨガの動きと共通点があるのは間違いないですね。

なので、ヨガ経験があると、サーフィンの立ち上がりの動きにも、すでに慣れている状況で始められるわけです。

ご参考に、これがヨガ経験がないとどうなのかと言いますと。腕立てせふせのようなチャトランガのポーズから、片足を前に踏み出す動きですら難しいです。特に男性の場合は、柔軟性がないので、足を両腕の間まで踏み出そうとしても、それすら辛い場合があるんですね。

以上から、ヨガ経験があると、サーフィンの基本となるパドリングの姿勢が辛くなく、波に乗る時の立ち上がる動作にも慣れているので、「サーフィンを楽しみやすい素養ができている」と言うことがわかるのではないでしょうか。

私のこの「ヨガ経験者はサーフィンを楽しみやすい」と言う考えですが、それをより自信にあるものにするきっかけがありました。それは、東京のスポーツジムにおいて、「趣味はサーフィンです」と言うヨガインストラクターのレッスンを受ける機会が、結構あることでした。

で、サーフィンが趣味のヨガインストラクターの話を聞いてみると「サーフィンで必要な体幹を鍛えるのにヨガが役立っている」と言う話だったんですね。

と言うわけで。ハワイ旅行に行くヨガ経験者には、ぜひサーフィンを楽しんでほしいわけです。ヨガ経験者は、サーフィンを楽しむための素養ができているので、すぐに楽しめるようになるはずだからです。

ちなみに。全くのサーフィン初心者の場合は、サーフィンスクールの初心者向けレッスンから始めるのがオススメですよ。