はじめてのハワイ旅行に向けて、ワイキキでの宿泊先選びに悩んでいませんか?
今回は、そのように悩んでいる人に向けて、ハワイ旅行のリピーターにクチコミで大絶賛されているワイキキのホテルに宿泊した体験をご紹介します。
リピーターが大絶賛するワイキキのホテル
今回ご紹介するホテルは、AQUA OASIS A JOY HOTEL(アクア・オアシス・ア・ジョイ・ホテル)と言うホテルです。このホテルは、旅行のクチコミサイトであるTripAdvisorのクチコミを見ると、「もう他には泊まれない」や「ワイキキの定宿」など、とても評価が高いホテルとなっています。
TripAdvisorでAQUA OASIS A JOY HOTELの評価を見る
そして。このホテルに私が泊まってみて、「実際にどう思ったか」と言うのが、今回ご紹介したいことですね。ご参考にこのホテルの公式サイトは、次のリンクから見ることができます。
AQUA OASIS A JOY HOTELの公式サイトを見る
買い物に便利な立地
このAQUA OASIS A JOY HOTELは、ハワイでの買い物に本当に便利な立地となっています。
具体的には、ワイキキの中心地まで徒歩2分の距離です。さらにワイキキのDFSには、ルワーズ通りを挟んで面しており、徒歩1分でアクセスできる距離となっています。
そのためこの立地は、ワイキキで買い物することはもちろん、アラモアナセンターに買い物に行きたい場合もとても便利です。なぜならその徒歩1分のDFS内にトロリーの乗り場があるからです。そしてアラモアナセンターまでは、その乗り場から出るトロリーで簡単にアクセスできるんですね。
またこのホテルからはクヒオ通り側に出るのも簡単です。つまり、クヒオ通り沿いのThe Busのバス停も近く便利です。このようにこのホテルは、トロリーやThe Busなどの公共の交通機関を利用しやすく、買い物や観光に便利な立地です。
一方で夜は騒がしい
その一方で。このホテルの周辺は、バーや飲み屋が多いため、夜は馬鹿騒ぎをしている声が聞こえて騒がしい一面があります。またこのホテルからそう遠くない場所にはハードロックカフェと言う飲食店があり、その店から聞こえて来る音楽や騒ぎ声もかなりうるさいです。
これは私がたまたま話しているのを聞いた、このホテルの宿泊客のクレームなのですが、「夜の1時までなら騒がしいのも我慢できる。だけど、朝5時まで騒がしいのはとても我慢ならん。」と怒っている人がいました。その人は、その騒がしさのせいで一睡もできなかったそうです。
またホテル側も周辺の夜の喧騒は想定しているようでした。と言うのも、このホテルのアメニティとして、枕元に耳栓が用意されていたからです。つまり、「うるさい場合は、耳栓を使って我慢してください」と言うことです。
ちなみに。このホテルはルワーズ通りに面した部屋の方がより騒がしいようです。私は、その反対側の駐車場に面した部屋に泊まっていたのですが、こちらは寝られないほど騒がしくはありませんでした。
ただ駐車場側は、夜中にウーハーで重低音を効かせた車がたむろっていることがあり、その音に関しては騒がしく感じることになりました。
ワイキキビーチまでは徒歩数分だけど・・・
次に、このホテルからワイキキビーチまでのアクセスについてです。
このホテルの立地は、ワイキキの中心部にあるので、ワイキキビーチまでのアクセスはそれほど悪くはありません。具体的には、徒歩数分でアクセスできます。この距離は、ワイキキの北西の端にあるホテルに比べたら相当恵まれた立地と言えます。
一方で。このホテルの立地は、ビーチに行くのに、「よしっ、行くか」と気合を入れて支度をすることになりました。なぜなら、ホテルがワイキキビーチに面していないからです。これがもしワイキキビーチに面したオンザビーチのホテルの場合。このように気合を入れて支度をする必要はなく、気軽にビーチに行けるんですね。
結果として。オンザビーチのホテルに泊まった時と比較して、このホテルからはワイキキビーチに行こうと思う機会が減ることになりました。なので、「ワイキキビーチでたくさん遊びたい」と考えている人は、オンザビーチのホテルに宿泊したほうが便利なことは間違いありません。
共用設備に豪華さや高級感はない
次に。このホテルのフロントやインテリア、内装などの共用設備の雰囲気ですが、高級ホテルのような豪華さや高級感はありません。かと言って「安っぽい」と言うわけでもないのですが、「全体的に古さがあり生活感がある感じ」、と言ったところでしょうか。
また。館内の廊下の演出は、妙に艶っぽい雰囲気となっています。このようにホテルの内装が、古さと艶っぽさの不思議な調和となっているのが、このホテルの内装の特徴と言えますね。
なので、もしホテルの館内の雰囲気に豪華さや高級感を求める人にとっては、このホテルの内装は期待とは違った結果となります。
ちなみに。私が宿泊した際に、このホテルのエレベーターで「昨日までハレクラニに泊まっていました・・・」と言う日本人ご夫妻と偶然乗り合わせました。
そのご夫婦の「・・・」に、今私がお伝えしたい、このホテルの内装の雰囲気が凝縮されているように感じます。
部屋は広くて快適
次に、部屋ですね。私は、このホテルのJUNIOR SUITE WITH KITCHIEN(ジュニア・スイート・ウィズ・キッチン)と言うタイプの部屋に宿泊しました。このホテルで選べる部屋としては良いタイプの部屋です。
で、この部屋に関して、クチコミで「広い」と評判が良いことを調べていました。そして、事実その評判通り部屋は広くて快適でした。
ただし。「部屋のリニューアルを最近した」と言う割にはそれほど真新しさを感じませんでした。「部分的に新しくなっている感じ」、とでも言えば良いでしょうか。
具体的に、私が泊まった部屋のどのあたりに古さを感じたか言うと、まず床のカーペットの感じとバスルームの間仕切りのガラスドアの雰囲気ですね。ほか、壁紙の全体的な感じも最近リフォームをした真新しさ感じませんでした。
一方で。この部屋にはキッチンがあり、新しく快適でした。特にレンジが、電気コンロではなくIHクッキングヒーターとなっており使いやすかった点がよかったです。
また、キッチン用品として炊飯器があるのもよかったですね。ただ、この炊飯器の計量カップの分量が、日本サイズと違っているようでした。なので、米を炊きたい人は、日本の計量カップを持参した方が便利です。
ラナイには出る気にはならなかった
次に、ハワイのホテルの部屋では、ラナイ、つまりベランダの環境が重要ですね。ハワイの気持ちよい風を感じながらベランダで過ごす時間はとても良いものだからです。
ところが。このホテルのベランダは、狭くはないのですが、あまりそこで過ごそうと言う気にはなりませんでした。その理由は、ベランダからの眺望がそれほど良くなかったからです。
私が宿泊した駐車場側に面した部屋からは、ワイキキのビルと駐車場の街並みが見えるだけでした。なので、積極的にベランダで過ごす気になりませんでした。
シャワーのお湯の出が悪くなる
次に、バスルームです。これはトイレが、旧型ですがウォシュレットになっていた点は良かったです。一方で不満も感じることがありました。
具体的には、シャワーのお湯の出が定期的に悪くなることです。恐らく、宿泊客が同時に利用しすぎると、お湯の量が間に合わなくなのではないでしょうか。
いずれにせよ、シャワーを浴びている最中にお湯が出なくなることがあり、困ることがありました。また、トイレとバスタブの間仕切りのガラスドアですが、建て付けが悪いのかガタついて使いにくかったです。この点にも不満を感じることになりました。
プールには入る気にはならなかった
以上が部屋周りで感じたことです。続いて、共用設備となるプールに目を向けますと。
このホテルのプールは、正直なところ入る気にはなりませんでした。その理由は、プールがとても狭かったからです。このホテルのプールですが、1Fのロビーの角に本当に申し訳程度にちょこんとあるだけなんですね。次の写真の通りです。
なので、プールサイドのビーチチェアで寛ぐくらいしか、このホテルのプールを利用することがありませんでした。
ただそのプールサイドに、ブランコのように宙吊りになった籠のようなソファがぶら下がっており、これは面白かったですね。そこに座ってゆらゆらと寛ぐことができました。
朝食は必要最低限な感じが丁度良かった
次に、朝食です。このホテルは、宿泊客に無料で提供される簡単な朝食があります。
この朝食は、いわゆるコンチネンタルブレックファーストのスタイルで、その中でも食事の内容が必要最低限な感じの朝食となっています。
具体的には、トースト用のパン、丸いパン、パイナップルの盛り合わせ、ゆで卵、コーヒー、パイナップルジュース、から好きなものを自分で選んで食べるスタイルとなっています。料理は、スクランブルエッグのような簡単な料理すらありません。
このホテルの朝食は、このようにとても簡素な内容なのですが、私にはむしろそれで丁度良かったです。と言うのも、ハワイ旅行中は、昼食・夕食ともに外食をして胃がもたれていることが多いからです。なので、極力朝食は軽く済ませたくなるんですね。
その軽く済ませる朝食としてこのホテルの朝食の内容は、本当に丁度良い内容でした。この辺のさじ加減がわかっているのが、このホテルがハワイ旅行のリピーターに人気の理由なのかもしれません。
また上の写真の中央には、ハムとチーズが写っていますが、これは私が自分で持ち込んだものです。朝食の内容に物足りない時は、このように自分で買い足したものを持ち込み、サンドイッチにして食べることができます。
スタッフはフレンドリーで良かった
次にホテルのスタッフです。このホテルのスタッフは、私が接した範囲では、少なくともみんなフレンドリーな対応でとても良かったです。
ただし、日本語ができるスタッフとは一度も会うことはありませんでした。中には日系人ぽい顔立ちで、日本語が得意そうなスタッフもいたのですが、「日本語話せますか?」と聞いてみると、「スコシダケ」と言う回答でした。
なので、スタッフとのやりとりは、すべて英語で話すことになりました。と言っても、特に問題がなければ、「ビーチ用のタオルください」や「1ドル札に両替してください」のような簡単な会話しか使わないです。
なので、英語が苦手な人でも、このホテルのスタッフとのやりとりに特に心配することはまずありません。
駐車場はバレットパーキングのみで不便
次に駐車場です。このホテルは、バレットパーキングのみとなっているので、少々不便を感じることになりました。
なぜかと言うと、車の出し入れが手間だったからです。具体的には、ホテルに車を駐車したい場合も駐車してもらった車を出したい場合も、ホテルの係りの人に毎回お願いする必要がありました。これが手間に感じました。
そのため、1日の間に何度もホテルの駐車場に車を出し入れする気になりませんでした。これがバレットパーキングではない普通の駐車場を利用できる場合は、自分の都合でいつでも車を出し入れできます。
なので、このような不便は感じないわけです。
結論、リピーター向きのホテル
以上、リピーターに絶賛されているワイキキのホテルのAQUA OASIS A JOY HOTELに宿泊した体験をご紹介しました。
実際にこのホテルに泊まって結果、このホテルの必要十分なサービス内容から、「やはりリピータ向きのホテル」と感じました。つまり、初めてハワイを訪れる人には、あまりオススメしにくいホテルですね。
一方このホテルの立地は、ワイキキの中心地にあり、とても便利です。その意味では初ハワイでも利用しやすいホテルとも言えます。
初ハワイでもこのホテルに向いているタイプをイメージすると。ホテルに豪華さを期待せず、名より実を選ぶタイプの人ですね。共用設備の古さやプールの小ささなどには目をつぶって、部屋の広さによる快適さや立地の便利さに重きを置ける人ならば、初ハワイでこのホテルに泊まってみるのも良いでしょう。