今回は、ハワイ旅行の日程を計画している人のうち、普段Googleカレンダーでスケジュールを管理している人にお伝えしたいお役立ち情報です。
で、「ハワイと日本の祝日を同時に表示するカレンダーを作って見ました」というのが、今回お伝えしたいことです。
ハワイと日本の祝日を同時に見たい理由
では、Googleカレンダー上に、「なぜハワイと日本の祝日を同時に表示させたいか」というと、ハワイ旅行の旅程を立てる時に役立つからです。
ハワイ旅行ですが、その旅程にハワイの祝日があると、いくつか気をつけること出てきます。
例えば、ハワイの祝日は、当然ですがハワイに住んでいる人は、休日となります。そのため、ダイヤモンドヘッド、ハナウマ湾、カイルアビーチといった有名観光スポットの駐車場が、より混みやすくなることがあるわけです。
で、そのような日にその場所へレンタカーで訪れた際、タイミングが悪いと駐車場の空き待ちをする羽目になることがあります。
また、オアフ島では、美しいビーチとして人気のラニカイ・ビーチですが、このビーチの近くには、公共の駐車場がありません。ので、どうしても車で行きたい場合は、限られた路駐できるスペースを利用することになります。ですが、ハワイの祝日と連続する週末は、このビーチ近くの駐車禁止のルールが特に厳しくなります。
ほか、ハワイの祝日には、オプショナルツアーを企画する現地のツアー会社が休みになることもあります。加えて、自然保護の観点から、ハワイの法律上、祝日にはできないオプショナルツアーもあります。
このような事情があるため、ハワイ旅行の旅程を立てる際に、ハワイの祝日が確認できると役立ちます。
Googleカレンダー向けハワイと日本の祝日カレンダー
そこで、Googleカレンダー向けにハワイと日本の祝日を同時に確認できるカレンダーを作って見ました。そのカレンダーは、次のリンク先から見ることができます。
Googleカレンダー向けハワイと日本の祝日カレンダーを見る
※利用時には、以下でご紹介する利用上の注意をよく確認してください
で、ご参考までに、上のリンク先で見られるカレンダーをこの記事にも埋め込んでおきます。次の通りです。
ただ、このカレンダーですが、スマホで見ると画面が小さくて、かなり見にくいです。なので、できればパソコンで見ることをオススメします。
また、パソコンで上のリンク先のカレンダーを見た場合は、右下に「+Googleカレンダー」というボタンが表示されます。
そのボタンを押すことで、その祝日を自分のGoogleカレンダー上に表示させることも可能です。この自分のGoogleカレンダー上に表示させる方法が一番見やすいはずです。
日本の祝日は日付で、ハワイの祝日は時間の範囲で表示
私がGoogleカレンダー向けに作成した、この祝日カレンダーでは、日本の祝日はシンプルに日付で、そしてハワイの祝日は、該当する日のハワイ時間での00:00〜23:59の時間の範囲の予定として表示されます。
なぜハワイの祝日をそのようにしたかというと、ハワイと日本には、19時間の時差があるからです。日本の方が、19時間時計が進んでいる状況なんですね。
で、ハワイ旅行を計画するにあたり、ハワイの祝日は、当然ですがハワイ時間で考える必要があります。それをGoogleカレンダー上の設定で日本のタイムゾーンとしたまま、ハワイの祝日をわかりやすく確認するために、ハワイの祝日を時間の範囲としています。
なので、Googleカレンダーのタイムゾーンをハワイ時間に変更すると、ハワイの祝日の時間の範囲は、ピタリと00:00〜23:59の範囲で表示されます。
このカレンダーの利用上の注意
さて、今回私が作成したこのハワイと日本の祝日を同時に確認できるカレンダーには、実際に利用する際に、何点か注意点があります。それをご案内します。
まず、このカレンダーの祝日ですが、ハワイのものも、日本のものも、この記事を書いている2016年11月時点の法律で作成しています。そして、このカレンダーでは、その時点のルールで2099年分まで祝日を作ってあるんですね。
そのため、今後、日本やハワイの祝日のルールが変更されるようなことがあれば、このカレンダーの祝日が正しくなくなります。
また、特に日本のカレンダーの祝日には、注意が必要です。というのも、日本の祝日が、「確実に来年の祝日はこうなる」とはっきりするのが、その年の2月だからです。
この記事を書いている2016年で言えば、2017年の祝日がはっきりしたのは、2016年2月ということです。そして、2018年の正確な祝日は、まだ、法的には明確にはなっていない状況です。
特に、春分の日、秋分の日に注意が必要で、この2つの祝日は、日付が毎年変わるんですね。で、そのおおよそ正しい日付は計算で求まるのですが、本当にその日で正しいかは、2月の官報を見るまではわからないわけです。
というわけで。私が作った日本の祝日カレンダーは、可能な限り正しく日付を作っていますが、それが間違っていないとも限りません。なので、日本の正確な祝日の日付は、国立天文台の公式サイトも見ておいた方が良いです。
上のリンク先では、官報に国立天文台が発表する、日本の祝日が確認できます。見ると、翌年分の祝日までしか発表されていないことがわかるはずです。
ハワイのカレンダーは全て計算で求まる
一方、ハワイの祝日ですが、現在の法律上で定義されたものは、全て計算で求まります。そのため、祝日のルールが変わらない限り、私が作成したハワイの祝日の日付は正確です。
ただ、それでも計算違いはあるかもしれません。なので、こちらも念のためハワイ州が公式に発表する祝日も合わせて確認しておいた方が良いです。次のリンクからそれを確認できます。
hawaii.gov: State Observed Holidays
このハワイ州の公式発表を見て気がつきましたが、私が作ったカレンダーでは、偶数年の11月最初の火曜にある「General Election Day」が考慮されていません。ので、ご注意ください。
また、ハワイの祝日ですが、日付を指定するタイプの祝日が、土曜や日曜にあたった場合、日本の振替休日のように、「土曜の祝日→前の金曜」、「日曜の祝日→次の月曜」とズレるんですね。私のカレンダーでは、そのずらした日付を、その祝日としています。
加えて。ハワイの祝日は、冒頭でも述べた通り、その祝日だけが問題ではないこともあるんですね。例えば、木曜日が祝日になる場合は、金曜日を休みにして4連休を取る人がいるわけです。
そのような週末は、アメリカ本土から、ハワイに旅行に来る人もおり、より混みやすいことが考えられます。
このように祝日がずれて3連休、木曜の祝日と金曜休みを合わせて4連休、のような連休となる週末は、混みやすさに関して、祝日の当日に限らず注意が必要になります。