今回は、普段iPhoneをお使いの人のうち、TheBusを利用するのに役立つアプリDaBusをすでにダウンロードしている人に伝えたい情報です。
お伝えしたいのは、DaBusアプリがiOS 11で使えなくなったことと、そして、その代わりの新しいアプリがあることです。
iOS 11から32ビットアプリDaBusが動かなくなる
すでにご存知の方も多いと思われますが、iOS 11からは32ビットアプリが動かなくなります。
GIZMODE: 「iOS 11」で動かなくなる32ビットアプリと、その確認方法
詳しくは、上の記事にありますが、「設定→一般→App」とタップして、表示されるアプリが、iOS 11で使えなくなるアプリです。
そして、オアフ島の公共バスを利用するのに便利なアプリDaBusは、その32ビットアプリに該当します。
つまりiOS 11にすると、このDaBusアプリは利用できなくなります。すでにDaBusアプリをダウンロードしている人は、この動かなくなるアプリの一覧に出て来るので、それがわかります。
iOS 11でも動くアプリがある
実は私自身がそうだったのですが、もともとDaBusアプリを利用しており、iOS 11に更新することで、「あ〜、このアプリ使えなくなるのか」と気がつきました。
そこで代わりのアプリがないかを調べたところ、ありました。次のアプリです。
App Store: DaBus2 – The Oahu Bus App
このDaBus2は、64ビットアプリなので、iOS 11でも動きます。実際、iOS 11のiPhoneで、このDaBus2が動作することを確認しました。DaBus2を実際にダウンロードしてみると、旧DaBusアプリとまったく同じ機能のアプリだとわかります。具体的には、最寄りのバス停を検索し、そこに来るバスをリアルタイムで確認できます。
つまり、DaBusアプリには、次の2種類がある状況です。
- 32ビット版のDaBus
- 64ビット版のDaBus2
アプリの情報を確認すると、この2つのアプリは、開発者が異なります。DaBusは、個人が開発したアプリで、DaBus2は、ホノルル市が開発したアプリとなっています。正確な事情はわかりませんが、旧DaBusアプリを、ホノルル市が買い取り、改めてDaBus2として公開したのかもしれませんね。
最初からDaBus2アプリを使えば良い
この記事を書いている現在、DaBus2アプリは、iOS 8.1以降の対応となっています。そのため、iOS 8.1〜iOS 10のApp Storeアプリで「DaBus」と検索すると、「DaBus」と「DaBus2」のどちらも結果に出て来て、混乱します。
DaBus2は、この記事を書いている2017年10月現在、最終更新日が「2017年9月25日」となっており、現在でもメンテナンスされているアプリだとわかります。なので、DaBusではなく、最初からDaBus2アプリを利用するのがオススメです。そうすると、このiOS 11で動かなくなる問題は、そもそも発生しなくなります。
私のように、先行して公開されていた旧DaBusアプリを利用していた人は、iOS 11にするにあたり、「えっ、DaBusのアプリが使えなくなるの?」と驚くことになったわけです。