今回は、ハワイ旅行にあたり、ESTAの申請を初めてする人に伝えたい情報です。
お伝えしたいのは、2018年1月に私がESTAを申請した際に、それが認証されるまでにかかった時間の具体例です。
「ほとんどのケースで即時判定する」とある
ESTAを初めて申請する人が、事前に見ておくと役立つのが、在日米国大使館・領事館の公式サイトにある、ESTA電子渡航認証システムについてのよくある質問のページです。
このページには、ESTAを初めて申請する人が疑問に感じるであろう、よくある質問に対する回答がまとまっています。そしてこのページには、ESTAが認証されるまで必要な時間に関して、次の質問があります。
「ESTA申請が認証されるまでにどのくらいの時間がかかりますか?」
そして、同じページにあるこの質問の回答のポイントをまとめると次の通りです。
- ほとんどのケースでは申請者の適格性を即時判定する
- その結果は、渡航認証許可、渡航認証保留、渡航認証拒否の3通りがある
- 渡航認証保留の場合は、最終決定が72時間以内に受け取れる
- 渡航認証拒否の場合は、ビザ申請が必要となる
つまり、特に問題ない場合は、申請後、すぐに渡航認証許可となることがわかります。
2018年1月申請時の実体験
私は、2018年1月にしたハワイ出張にあたり、ESTAの申請をすることになりました。以前にしたESTAの有効期限が切れていたからです。
その申請をする際に、「あれ、こうだったのかな?」と感じたのが、申請をしてからそれを承認されるまでの速さです。というのも、ESTAの公式サイトで、申請フォームを入力後、申請の手数料の支払い画面を終えたら、すぐに「渡航認証許可」という結果がわかったからです。時間にして3分もかからなかった印象です。
なぜ、「あれ?」と感じたかというと、これまで私が何度かしてきたESTAの申請の時は、申請結果がわかるまでもう少し時間がかかった印象があったからです。具体的には、申請してから1時間後くらいに結果がわかるイメージです。
その印象がただの記憶違いの可能性もありますが、いずれにせよ、2018年1月にESTAを申請した時は、本当に結果が、「即時判定」されることになりました。
それでも早めの申請をオススメする理由
このように、ESTAの申請は、早い場合は即時判定されます。それでも、私は、「ESTAは期間に余裕を持って申請した方が良い」と考えています。
というのも、その申請結果が、必ず、「渡航認証許可」となるとは、限らないからです。上で書いた通り、渡航認証保留の場合で最大72時間、渡航認証拒否の場合はビザの申請が貰えるまでの時間が必要になります。
そうなるケースを想定すると、やはり余裕を持って申請し、その結果を早く知れた方が安心できます。事実、上でご紹介したよくある質問のページにも、「渡航認証は旅行のどのくらい前に申請する必要がありますか?」の質問に対し、「渡航認証は、できる限り早く、旅行計画が立てられ次第申請するようお勧めしています」とあります。