今回は、初めてのハワイ旅行にあたり、オアフ島のヒルトン・ハワイアン・ビレッジ内の宿泊施設に滞在するにあたり、その施設の部屋タイプを選んでいる人に伝えたい情報です。
私は、これまでこの施設では、ホテル棟となるレインボータワーとタイムシェア棟になるグランド・ワイキキアンに宿泊したことがあります。
その経験から、「初めてのハワイ旅行で、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ内の宿泊施設に泊まるなら、多少宿泊費用が高くなるとしても、部屋からの眺望には拘った方が良い」と考えています。
同じ建物、広さの部屋でも窓からの眺望で宿泊費用が変わる
ハワイのホテルの部屋タイプを選ぶ時の特徴として、同じ建物、広さの部屋でも窓からの眺望で宿泊費用が変わる点があります。同じ広さ・間取りの部屋であっても、眺望の良い部屋の方が、宿泊費用が高くなる場合があるわけですね。
実際、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ内にあるレインボータワーでも、そのような料金設定がされています。それは、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジの日本語公式サイトの客室のページを見ると確認できます。
例えば、同じ広さ40平米の部屋でも、その眺望がアラモアナ側を向いた「ハーバー/オーシャンビュー」の部屋と「オーシャンフロント」の部屋では、宿泊料金が変わります。
ご参考に、この記事を書いている現在直近の日程で比べると、ヒルトン・オナーズ会員限定エクスプレスセーバー価格で、1泊あたり「ハーバー/オーシャンビュー」が249ドル。対して、「オーシャンフロント」の部屋は、266ドルと高くなっています。
この結果から、レインボータワーの場合、アラモアナ側を向いた「ハーバー/オーシャンビュー」よりも、ダイヤモンドヘッド側を向いた「オーシャンフロント」の方が、より良い眺望とされていることがわかりますね。
同じヒルトン・ハワイアン・ビレッジの施設でも部屋からの眺望で印象が変わることを実感した体験
そのため、旅費を節約したい場合は、窓からの眺望が多少悪くなるとしても、価格がお得な部屋に泊まりたくなります。が、「初めてのハワイ旅行ならば、多少無理をしててでも、眺望にこだわった方が良い」と言うのが、私の主張です。
なぜかというと、同じヒルトン・ハワイアン・ビレッジ内の宿泊施設に泊まるのでも、その部屋の窓からの眺望で、その滞在中の印象が変わることを実感したからです。
具体的には、レインボータワーのダイヤモンドヘッド側の素晴らしい景色が見られるオーシャンフロントの部屋と、グランド・ワイキキアンのアラモアナ側のビル群が見られるパーシャルオーシャンビューの部屋に泊まった時の体験の比較から、そう感じました。詳しくは次の記事でご紹介しています。
一言で言いますと、眺望の良い部屋ほど、「いや〜、ハワイに来たな〜」感があり、ワクワクしました。この2つの比較で言うと、レインボータワーからのダイヤモンドヘッドとワイキキビーチの海岸線が見える眺望の部屋の方が、この「ハワイに来た感」をより実感できました。
「いつでもビーチに行けるのと、部屋からの眺望は別の話」と感じた
ちなみに、部屋の窓から景色としてビル群が中心となったグランド・ワイキキアンの滞在中も、たびたび、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジから最寄りのビーチを訪れています。
つまり、このワイキキアン滞在中もビーチを訪れ、それによって「ハワイの来た感」を得られなかったわけではありません。
ですが、その経験から、逆に「なるほど、いつでもビーチに行ける環境だとしても、部屋の窓からの眺望から得られるハワイに来た感とは、別の話なんだな」と感じました。
なんと言いますか、ワイキキアンの部屋の窓からのビル群を見るたびに、リゾート感が損なわれてしまう感じでしょうか。その景色も、端の方にチラッと見える海に夕日が落ちる様子や、ビル灯の夜景が楽しめないわけではなかったのですが、「ハワイに来ているな〜」と言う盛り上がりを強く感じさせるものではない印象でした。
何が言いたいかというと、「いつでもビーチに行けるのと、部屋からの眺望は別の話」ということです。
「どうせすぐに海に行けるんだし、部屋から眺望が多少悪くても…。」という思いもよくわかるのですが、初めてのハワイ旅行の場合は、ハワイに来た感をより感じるために、「眺望には拘った方が良い」と考えています。