今回は、初ハワイ旅行に向けて、ワイキキのホテルの部屋タイプを選んでいる人に伝えたい情報です。
窓からの景色に違いに高い宿泊料金を払う価値
私は、もともとハワイでの宿泊先に関して、それほどこだわりがないタイプです。なので、その部屋タイプを選ぶにあたり次のように考えていました。
「どうせホテルの部屋にはそんなにいないつもりだし、窓からの景色なんてこだわらないよ」
しかし、一度、窓からの景色がとてもよい部屋に泊まった結果、「なるほど、これはこれで素晴らしいものだ」とわかりました。
というのも、高層階の窓から見えるダイヤモンドヘッドやワイキキビーチが、「これぞ、ワイキキ」と思える素晴らしいものだったからです。またその景色を眺めながらラナイ(=ベランダ)で過ごす一時がとてもよい体験となりました。
なので、部屋からの景色によって宿泊料金が高くなることには、それなりの理由があるのだとわかりました。
レインボータワーのオーシャンフロント
私がこのように思ったは、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキ・ビーチ・リゾートに宿泊した時のことでした。
このホテルは、JTBのハワイのホテルグレード一覧では、Aグレードに分類されているホテルで、宿泊費用は2014年8月現在レインボータワーの部屋で1泊$300〜$350の宿泊料金となっています。
このホテルには、敷地内にアリイ・タワー、レインボー・タワー、タパ・タワーのように複数のタワーの棟があります。私が宿泊したのは、レインボー・タワーでした。
レインボー・タワー
レインボー・タワーの部屋としては、キングベット1つかダブルベット2つの部屋が選べ、部屋からの景観としては選べるタイプは次の2つがありました。
- オーシャンフロント
- ハーバー/オーシャンビュー
オーシャンフロントの部屋からは、ダイヤモンドヘッドを背景にワイキキの街並やワイキキビーチが見えます。一方ハーバー/オーシャンビューの部屋はその反対側のアラモアナ・センター側が見えます。宿泊料金の差は、時期によりますがオーシャンフロントのほうが$50以上高くなります。
30階のオーシャンフロント
私が宿泊したのは、オーシャンフロントのダブルベット2つのタイプで、30階にある部屋でした。部屋に入って見た窓からの景色は、本当に素晴らしかったです。
この部屋に滞在した時はすでに何度かハワイに来ていたので、ダイヤモンドヘッドやワイキキビーチはすでに見慣れたものでした。ですが、この窓からの景色は、それでも素晴らしいと感じました。
まるで絵はがきで見た風景をそのまま自分の目で見ているようで、「これぞ、ワイキキ」と感じました。
私は、これまで「ダイヤモンドヘッドなんて外に出れば見られる」と部屋からの景観にはこだわっていませんでした。ですが、この景色を見て「なるほどこれはこれで素晴らしい」と考えを改めました。
景色の写真
この景色の素晴らしさを言葉で表現するのは限界があるので、以下に朝、昼、夕方、夜とこの部屋からの景色を撮影した写真を掲載します。
一般的に、ワイキキのオーシャンビューの部屋は夜景が楽しめないこと多いですが、この部屋に関しては夜景も楽しめました。
ラナイが最高の特等席に
部屋からの景色が良かったので、ラナイが最高の特等席になりました。
ハワイのホテルの部屋には、窓の外がラナイと呼ばれるベランダになっていることが多く、私が滞在したこの部屋にもラナイがありました。ラナイには、簡単な椅子とテーブルがあり、ハワイの気持ちよい気候を感じながらくつろぐことができます。
今回この部屋に滞在してみて、「景色の良いラナイはより格別だ」とわかりました。ラナイにある椅子にぼーっと座って景色を見ているだけでも、素晴らしい体験だったからです。
また、「冷たい飲み物や簡単なつまみを買って本を読みながらラナイで過ごす」、このようなゆっくりした滞在をするのに景色の良いラナイは特等席となりました。
高いなりの価値があった
以上からの体験から、私は景色の良い部屋に泊まることには、高いなりの価値があるとわかりました。
今回のオーシャンフロントの部屋の場合、宿泊費用が1泊$50以上も高くなりましたが、それが高いかどうかは過ごし方次第です。
たとえば、オプショナルツアーの1つに参加するのをやめて、丸一日ホテルを中心に部屋で滞在することにすれば、総額の旅費は変わらない可能性もありますよね。
ハワイの見所を巡るのはもちろん楽しいですが、ホテルの部屋でゆっくり滞在するのも中々よいものです。そしてゆっくり滞在するときは、ご紹介したように部屋からの眺めがよい部屋にすると最高です。