ハワイで大型バイクを初めてレンタルする人が気をつけたいトラブル

今回は、ハワイで大型のバイクを初めてレンタルする人にお伝えしたい注意点です。

見栄を張って大きなハーレーを借り体験したトラブル

先日、「最近、社員旅行でハワイに行ってきました」という友人の話を聞く機会がありました。その友人が一緒に旅行したメンバーにバイク好きの同僚がおり、その同僚がハワイでバイクをレンタルすることにしたそうです。

その同僚は、日本の普通自動二輪免許(いわゆる中面)を持っているのですが、ハワイではこの免許で大型の排気量のバイクもレンタルできます。なので、ちょっと見栄を張ってしまい、一番大きなハーレーを借りることにしたそうです。

その結果、思わぬトラブルを体験することになりました。今回は、その同僚が体験したトラブルについてご紹介します。

ハーフパンツで火傷

私の友人の同僚が、ハワイで借りた大型のハーレーで体験した最大のトラブルは、「ハーフパンツで乗り火傷したこと」です。

具体的には、その同僚が、大型のハーレーをレンタルした際に、深く考えずにハワイに合わせた服装として、下はハーフパンツを着ていたそうです。

実際にその服装で、大型のハーレーを運転してみてわかったことが、むき出しになっている足が、バイクの熱によって「かなり熱くなる」ということでした。それに気がついたの運転し始めてからで、結果として、足に火傷をしてしまいました。

その同僚は、日本であれば、そのような服装でバイクを運転するようなことはありませんでした。ですが、「ハワイの雰囲気に合わせてついハーフパンツで乗ってしまった」そうです。

加えて、日本で運転した経験のない一番大きいハーレーを借りた結果、バイクの熱で火傷をする可能性に気がつけなかったわけです。

つまり、これからハワイで初めて大型のバイクを運転するは、その服装に気をつけたほうが良いです。

ネットが使えず迷子

その同僚がハワイでバイクをレンタルした時に体験した別のトラブルとして、「ネットが使えず迷子になった」ということもありました。詳しく説明しますと。

その時は、レンタカー組とそのバイクの同僚で、一緒にツーリングのような感じでオアフ島観光をしていました。で、レンタカー組では、レンタルのモバイルルーターを準備していました。

一方、バイクの同僚は、スマホを始め、ハワイにおいてネットに接続する機器を一切持たずに同行している状況でした。一緒に行動していれば迷うこともないだろうと考えたからです。

ですが、運悪く、レンタカー組とバイクの同僚がはぐれてしまいました。その結果、バイクの同僚が、「次の目的地の場所がわからず、迷子になってしまう」結果になりました。

オアフ島は、ワイキキを離れ郊外に行けば行くほど、道が単純になります。なので、一見するとこのように迷子になる可能性が少ないように感じられます。

ですが。たまに「この分かれ道を間違うと全然違う方向に行ってしまう」という気をつける場所もあります。例えば、ワイキキからノースショアに向かう際に、フリーウェイのH-2が終わり後にある、カメハメハ・ハイウェイとカウコナフア・ロードの分岐点が、そのような分かれ道と言えます。

Googleストリートビューでその分かれ道を見る

上のリンクから、その分かれ道の様子をGoogleストリートビューで見られます。ノースショアに向かう場合は、普通は、この分かれ道をカメハメハ・ハイウェイとなる右方向に進みます。ですが、初めてだと、道なりに左に行っちゃったりするもんなんですね。

ちなみに、この分かれ道は、「ハワイに暮らして何十年」という人でも、ボーッとしていると間違うことがある箇所で、注意が必要なんですね。

例えば、目指している先が、カメハメハ・ハイウェイ沿いにあるドールプランテーションだった場合は、この分かれ道を間違うと、相当遠回りすることになります。

このように、ワイキキを離れた郊外は、道がシンプルな分、分かれ道を間違ってしまうと、迷子になってしまう可能性を秘めています。なので注意が必要です。

つまり、バイクで行動するときも、ネットで現在地の地図を確認できるようにしていた方が安心できます。

急な雨に驚く

最後に。そのバイクの同僚が体験したトラブルとして、「急な雨」がありました。

ハワイは、時期によっては、晴れていても急にシャワーのような雨がザーッと降ることがあります。レンタカーとバイクでツーリング観光をした際にも、運悪くそのような雨に遭遇しました。

幸い、その雨によって「転ぶ」などの事故につながることはありませんでした。ですが、「いい天気」と思って運転しているところに、急な雨となり、特にバイクの同僚が大変だったそうです。

ヘルメットは必ず着用し海外旅行保険にも必ず加入する

さて、ハワイは、バイクの運転にあたり、サングラスをしていれば、ヘルメットは必要ありません。

ですが、このように「急に雨が降る」といったこともあり、驚いて転ばないとも限りません。なので、ハワイでのバイクの運転に慣れていない初めての人は、必ずヘルメットをするべきです。

加えて、いつ事故に遭っても大丈夫なように、海外旅行保険も欠かさず入ったほうが良いです。ハワイの医療費は本当に高く、日本人旅行者が、2週間の入院で3000万円以上の医療費を請求された事例もあります。

で、バイクの事故は病院にお世話になるほどの怪我に繋がりやすいですよね。なので必ず海外旅行保険に入ったほうが良いです。

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