今回は、ハワイ旅行に向けてドルの現金をどのように準備するか検討中の人に伝えたい情報です。
これまで私が試した中で、「ハワイでお得なレートでドルの現金を用意できる」と実感した方法として、セディナカードを利用する方法がありました。
そして2019年8月にしたハワイ島旅行において、改めてセディナカードでお得にドルの現金が調達できるか試しました。その体験をご紹介します。
現金を調達した日にネットで確認したレート
まず、結論から述べますと、2019年8月にしたハワイ島旅行でも、セディナカードでドルの現金をお得に調達できました。具体的には、ほぼ手数料がかからないレートで両替できてしまう感じです。
今回、私は、ハワイ島のカイルアコナにあるKTAスーパーストア・ケアウホウ店内にあったハワイ銀行のATMを利用して、ドルの現金をキャッシングしました。
このATMを利用したのは、この時宿泊していたコナ・コースト・リゾートから最寄りにあるATMが、このATMだったからです。
そして、この日のドルと円の為替のレートをネットで確認すると、終値で1ドル106.12円となっていました。
セディナカードでドルの現金を調達した場合のレート
で、セディナカードを使って、ドルの現金を調達する方法が、「実際にどれくらいのレートになったか」なのですが、その経緯がこれから試す人の参考になると考え、順を追ってご紹介します。
まず、このハワイ銀行のATMで100ドルキャッシングしようとしたところ、その画面には、「手数料が3.5ドルかかります」と表示されていました。そのまま手続きを進めると、そのATMから100ドル分ちょうどの現金を調達することができました。
その後、セディナカードのオンラインサービス、セディナビでこのキャッシングが、日本円で幾らの請求になっているかを確認すると、「10,999円」のキャッシング利用となっていました。
おそらくですが、「キャッシングした100ドル + 手数料の3.5ドル」に、1ドル106円ちょっとをかけた結果が、この利用額ではないかと思われます。
で。このとき、私は、「100ドル作るのに10,999円かかるなら、1ドル109.99円になるな」と思いました。そして、ネット上で調べたその日の終値のレート1ドル106.12円と比べると、「2円以上も悪いレートで両替してしまった」と、がっかりしました。
ところが。ところがですよ。ハワイ銀行のATMでセディナカードでキャッシングをした3日後に改めてセディナビで、その請求額を確認すると、「10,658円」となっていました。
つまり100ドル調達するのに、この「10,658円」ですので、そのレートは、1ドル106.58円となります。これは、調達した日の終値のレート1ドル106.12円と比較しても、1円も差がないレートになります。
そして、このセディナビからの「10,658円」の請求額は、ハワイにいながらにしてインターネットから、その時点で返済できます。つまり、すぐに返済してしまえば、それ以上の利子も発生せずに済み、つまりそのまま1ドル106.58円がその両替レートになるわけです。
これは、ATMの手数料が実質発生していないと言えるほど良いレートになります。
系列を気にせず好きなATMでお得にドルの現金を作れるのが便利
正直なところ、ハワイ旅行において、クレジットカードがあれば、ドルの現金を必要とする機会は、だいぶ少なくなりました。
ただ、チップや現金払いしか受け付けていない店やサービスがまれにあり、そのときのために現金はある程度あったほうが良いのも確かです。
そのような時に、この「セディナカードでキャシング、請求が来たらセディナビですぐに返済」の方法でドルの現金を調達する方法が役立ちます。
ハワイのATMの利用手数料を意識する必要がなくなり、系列を気にせず最寄りのATMでお得にドルの現金を作れるようになるからです。
ただ、この方法には、セディナカードでキャッシング後、「請求がきたらネットですぐに返済する」と言う返済期限を意識することになるデメリットもあります。実際、今回私は、その請求額がセディナビ上で確認できるまでは、「実際にはいくらになるんだろうか?」と、旅行中に気がかりになりました。
このデメリットと「お得な両替レート+ATMを選ばない便利さ」のどちらを取るかと言う感じですね。