マウイ島のハレアカラに自力で行くときの注意点

今回は、マウイ島のハレアカラ国立公園に「レンタカーで自力で行きます!」と言う人にお伝えしたい注意点をご紹介します。

今回ご紹介する注意点は、ガイドブックでもよく紹介されている基本的な注意点です。ですが、自力で行く場合は、「まぁ、とは言っても何とかなるんじゃないの?」と、その注意点を無視してしまい、結果、後悔することになりがちです。

防寒着は必ず準備する

今回ご紹介したい注意点は、ハレアカラの山頂を訪れる時は、「防寒着を必ず準備すべき」と言うことです。なぜかと言うと、防寒着がないと本当に寒い思いをするほど、山頂の気温が低いからです。

ハレアカラの山頂で、防寒着がなかった場合は、山頂の駐車場で車を駐めても、その周辺をちょっとウロウロするのが限界になります。その駐車場から、絶景が見られるポイントまで、ちょっと登る必要があるのですが、寒くてとてもそれどころではなくなるんですね。

せっかくハレアカラの山頂まで来て、その絶景を見られないのは本当にもったいないです。なので、ハレアカラを登る前の温暖な気候から甘く考えず、必ず防寒着を用意するべきです。

自力で訪れると甘く考えがちになる

これは、ハレアカラでした私の失敗談です。私は、ハレアカラの山頂にレンタカーで自力に訪れた際に、頂上の寒さを甘く考えて、防寒着を用意せず後悔したことがあります。

私は、ガイドブックの情報から、事前に「山頂は寒いので防寒着を忘れずに」のような注意点を知っていました。

ですが、それでも準備しなかったんですね。なぜかと言うと、地表にいる限りは、暖かい気候だったからです。なので、「これなら山頂に行っても、ちょっと寒いくらいなんじゃないの?」と甘く考えてしまいました。

そして実際にハレアカラの山頂に向かっている際、中腹くらいにあるビューポイントで一度、車を駐めて外に出ました。その時には、意外に寒くなかったわけです。なので、「ほら、やっぱり大した寒さじゃないんだ」と、この時により勘違いをしてしまいました。

ハレアカラも、このように中腹くらいまでは、それほど寒い思いをせずに済みます。そのため、自力で登る場合は、その寒さについて、甘く考えがちになります。ご注意ください。

ビジターセンターで厚手のパーカーを買うはめに

中腹のビューポイントで休憩した後、私はそのまま続けて山頂までの道を車で登り、この国立公園のゲートに辿り着きました。で、このゲートでは入園料を払うことになるのですが、そのために車の窓を開けた瞬間、「!???」となりました。

想像以上に冷たい空気が、窓から入ってきたからです。その時、私は、ハーフパンツに半袖シャツと言う格好をしており、その冷気で一気に体が冷えることになりました。加えて、そのゲートで入場料を受け取ったスタッフは、私の服装を見て「上はもっと寒からその格好だと大変だよ」とのアドバイスをくれました。

このゲートを抜けた後、Park Headquarters Visitor Centerと言うビジターセンターがあり、そこに寄ることにしました。で、このビジターセンターは、簡単なショップにもなっています。そして、そのショップでは、私のようなうっかり者のために、厚手の衣類も売っていました。

私はここで厚手のパーカーを買うことにしました。このビジターセンターの標高でも相当寒かったからです。買ったパーカーは、黒い生地で、左胸にハレアカラ国立公園のロゴが入ったものです。あまりデザインは好みではありませんでしたが、防寒のために買わざるを得ない状況となりました。

その後、山頂の駐車場に着き車を降りたところ、やはりパーカーを買って正解でした。寒いと感じたビジターセンターよりも、もっと寒かったからです。

上で述べた通り、ハレアカラの山頂は、車の駐車場の位置から、またちょっと登ったところにあります。そして、そのちょっと登ったところから見る景色が、本当にすごい絶景となっています。まさに「この世のものとは思えない」感じの絶景となります。

で、この時、途中でパーカーを買っていなければ、その絶景を見られる山頂まで登るのは、寒くて無理でした。パーカーがなければ、そのまま引き返すはめになっていました。

オプショナルツアーの場合は大丈夫

以上ご紹介してきた通り、ハレアカラ国立公園の山頂まで、レンタカーで自力で訪れる人は、防寒着を必ず準備したほうが良いです。さもないと、山頂での絶景を見たいのに見れないという、残念な思いします。

一方で自力ではなく、オプショナルツアーでハレアカラ山頂を訪れる場合は、防寒着を準備しなくても大丈夫です。なぜなら、そのツアーに防寒着がセットになっていることが多いからです。

また、もし防寒着がセットになっていないツアーでも、ツアー会社から山頂が本当に寒いことを事前に説明されます。なので、防寒着を用意せず山頂を訪れるようなことはないんですね。

自力で訪れる場合は、「まぁ、とは言っても何とかなるんじゃないの?」と、山頂の寒さを甘く考えがちになります。なので、本当に気をつけて下さい。

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