今回は、ハワイ旅行が初めての人にお伝えしたい情報です。具体的には、ハワイのホテルに宿泊するときに知っておくと役立つマメ知識を5つご紹介します。
ハワイのホテルには、日本のホテルとは違った特徴やサービスがあります。それを知っておくと役立つんですね。
デポジットと精算用のクレジットカードは別でも良い
ハワイのホテルに宿泊する場合の特徴として、チェックイン時にデポジットと呼ばれる預かり金を、前払いで支払うことがあります。
で、これは通常、クレジットカードで支払うのが一般的です。ホテルによっては、現金で払える場合もありますが、それなりに高額の現金を用意する必要があります。その準備の手間と治安面から考えると、やはりクレジットカードで払うのが、ベストです。
一方、ホテルのチェックアウトをするときには、宿泊料金を精算し、それを支払うことになります。その際、ホテルの別料金が必要なサービスを利用していた場合は、まずデポジットから引かれ、それで足りない場合は、チェックアウトの支払い料金に追加されて請求されます。
逆に、別料金が必要なサービスを全く使わない、またはデポジット内で収まる範囲で利用した場合は、その差額が返ってくるというわけですね。
で、私は、ハワイで宿泊したホテルにおいて、このチェックイン時のデポジットの支払いと、チェックアウト時の宿泊費用を精算した支払いを、別々のクレジットカードで支払った経験があります。
なぜそのようなことをしたかというと、純粋な好奇心からでした。私は、ハワイ旅行には複数のクレジットカードを持っていくのですが、それぞれを「異なるクレジットカードで払ったらどうなるんだろう?」と興味がありました。
実際に試した結果、私が泊まったホテルに関しては、デポジットの支払いと、宿泊費用の支払いを、異なるクレジットカードで決済しても問題となりませんでした。おそらく、どのホテルでも大丈夫と予想されます。
これができるということは、デポジットの支払いは奥さんの、宿泊料金の支払いは旦那さんの、と言った支払いも可能です。これができると、夫婦が別行動でチェックインしたい場合に便利ですね。
ないアメニティを想定しておく
次に。ハワイのホテルに宿泊する場合、日本のホテルでは、「必ずあるな」というアメニティでも、それがないことがあります。なので、それを想定して、事前に準備するなり、現地購入するアテを考えておくなりしたほうが良いです。
そのようなアメニティの代表例と言えるのが、内履きのスリッパと歯ブラシ・歯磨き粉です。
日本のホテルでは、アメニティとして内履きのスリッパがあることが多いですよね。一方ハワイのホテルでは、必ずそれがあるとは限りません。おそらくアメリカの室内を土足で歩く文化が、内履きのスリッパが用意されていない理由と考えられます。
で、土足の文化のため、ホテルのカーペットは、汚れていることがあります。ホテルによっては、部屋のカーペットの上を裸足で歩くと、「足の裏が真っ黒」となる場合もあります。
一方、日本人としては、部屋の中を靴で行動していると、なんだか窮屈で落ち着きません。なので、内履きのスリッパがあると役立ちます。スリッパでなくてもサンダルやビーチサンダルを用意して、内履き用に使うのもアリですね。
歯ブラシ・歯磨き粉に関しては、アメニティとして、そもそもない場合と、あっても使いにくい場合があります。なぜ、あっても使いにくいかというと、日本人にとっては、妙にブラシのサイズが大きい場合があるからです。
なので口や歯に大きさが合わず磨きにくいわけです。そのため、仮にホテルのアメニティとして「歯ブラシがある」と確認できていた場合でも、日本から使い慣れたものを持参するのがオススメです。
他、マイ箸も準備しておくと役立ちます。というのも、ハワイでは持ち帰りで料理を買える店がたくさんあり、部屋で食事をしたくなる機会があるからです。そのような時に、マイ箸が役立ちます。
以上ご紹介したものも含めて、ハワイのホテル滞在にあたり、日本から準備して役だだったものを、次の記事でご紹介しています。
ビーチ用のタオルは無料で借りられる
次に。ハワイのホテルでは、ビーチ用に別途タオルの貸し出しサービスを無料で行っていることが多いです。これは室内で使うタオルとは、別に、ビーチ専用にタオルを貸し出してくれます。
なので、日本から「ビーチに行くから」とわざわざ大きなバスタオルを用意する必要はありません。
で、タオルの貸し出し方は、ホテルによって様々なパターンがあります。特定のフロアに専用の貸し出し窓口がある場合もあれば、フロントで貸し出す場合もあります。また、借りるにあたり、ホテルカードやリストバンドが必要な場合もあります。
そのため、ハワイのホテルに着いたら、このホテルの借り方をよく確認した方が良いです。その辺りの事情について、次の記事で詳しくご紹介しています。
ちなみに、ハワイではホテル以外の宿泊先として、日本のマンションのようなコンドミニアムも選ぶことができます。で、コンドミニアムの場合でも、ホテルのようにタオルの貸し出しサービスをしている場合があります。
なので、その有無を事前に確認しておいた方が良いです。
ベランダに水着を干せないのでその対策
次に。ハワイのホテルは、たいていの場合、「ラナイ」と呼ばれる広めのベランダがある部屋が多いです。
このラナイには、簡単な椅子とテーブルが用意されている場合もあり、そこでハワイの気持ち良い気候を感じながら過ごす時間は、なんとも言えない良さがあります。
一方、このラナイには、街の景観を守るため、そこに物を干すことが厳しく制限されています。このルールは厳格に守られており、ホテルのスタッフがチェックしている場合があります。
なので、ラナイに何か干しているのがバレると、注意される可能性があります。ちなみに、コンドミニアムに宿泊している場合も同様なのですが、この場合は注意で済まず、罰金となる可能性もあります。なので、本当に気をつけてください。
結果として、ハワイのホテルに宿泊する場合、水着を干す場所に困ることになります。
その対策として、簡単なのは、ラナイに水着を干さず、窓を開けてその部屋側に干すことです。その干す場所としては、ラナイに小さいビーチチェアのような椅子がある場合は、それを部屋の中に入れて使うのが簡単です。
それがない場合は、洗濯ロープがあると役立ちます。それをうまく窓際に張る方法を見つけて、そこに水着を干すわけです。ちなみに、バスルームに干す方法もありますが、あまり乾きが良くありません。なので、乾きの良い窓際に干したくなります。
このラナイに物を干せない事情と対策については、次の記事が参考になります。
お金を細くする両替はホテルのフロントでできる
最後に。クレジットカード社会のハワイですが、それでも現金を使うシーンもあります。例えば、TheBusに乗る場合は現金が必要ですし、屋台やフードトラックなどの飲食店では、現金払いが基本となります。
後は、ホテルでサービスを受けた時に渡す、少額のチップ用に、1ドル札の現金が必要です。また、路上のコインパーキング、ホテルのコインランドリーなどを利用したい場合は、25セント硬貨が必要になります。
そのような1ドル札や25セント硬貨は、ホテルのフロントで両替することが可能です。なので、「わざわざお店に行って必要のない買い物をして、そのお釣りを取っておく」ということをする必要はありません。
その両替方法に必要となる英会話も含めて、詳しくは次の記事でご紹介しています。