今回は、ハワイ旅行を初めて個人手配で旅行する予定の人にお伝えしたい情報です。
ハワイのホテルは、全てのホテルが日本語対応しているとは限りません。また、かつては日本語が通じやすかったワイキキにおいても、それが年々通じにくくなっている背景があります。
日本語サポートのあるハワイのホテルはありがたい存在
この記事を書いている最近話を聞いた、2016年の7月にワイキキを訪れた人の話でも、「ワイキキのDFSのスタッフからは、日本語ではなく、你好と中国語で挨拶されるのが基本となっていた」とのことでした。
7月と言えば日本の夏休みシーズンで、ハワイ側のお店の体制も、日本語対応スタッフが増えていても不思議ではないシーズンです。にも関わらず、今は中国語で話しかけられるのが基本となっているんですね。
このような背景があるため、ハワイ旅行のホテルを個人手配をするときに、日本語でサポートしてくれるホテルは、ありがたい存在と言えます。
というのも。ただ予約するだけなら、ホテルのホームページや予約サイトを使えば十分です。ですが実際には、「到着日にアーリーチェックインがしたい」や「エレベーターの横の部屋はうるさいから避けてほしい」のようなリクエストをしたいことがあるからです。
そのような時に、日本語でリクエストができるハワイのホテルは、ありがたいわけです。
2016年8月時点で日本語で問い合わせができたワイキキのホテル
では、本題に入ります。私はこれまでのハワイ経験において、ハワイのホテルに問い合わせた経験が何度かあります。最近では、2016年8月に、ワイキキ周辺のホテルのサーフボード持ち込み事情を知りたく、複数のホテルに問い合わせました。
その問い合わせ結果をもとに書いた記事が、次のリンク先のものです。
この記事を書くにあたり、ワイキキのサーフスポット「カヌーズ」でサーフィンを楽しみやすい立地のホテルに対し、サーフボードの持ち込み事情を知りたかったわけです。そこで、その条件に該当する複数のホテルに問い合わせました。
その結果、日本語で回答を得られたホテルをご紹介しますと、次の通りです。
- シェラトン・ワイキキ・ホテル
→ホテルのお問い合わせフォームから日本語で問い合わせ、日本語のメールで回答あり - アウトリガー・ワイキキ・ビーチ・リゾート
→アウトリガー東京予約センターに電話をして日本語で会話 - モアナ・サーフライダー・ウェスティン・リゾート&スパ
→ホテルのお問い合わせフォームから日本語で問い合わせ、日本語のメールで回答あり - アストン・ワイキキ・ビーチ・ホテル
→アクア-アストン・ホスピタリティー日本地区販売総代理店に電話をして日本語で会話 - パシフィックビーチホテル
→ホテルのお問い合わせフォームから日本語で問い合わせ、日本語のメールで回答あり - ワイキキ・ビーチ・マリオット・リゾート&スパ
→マリオットの代表のお問い合わせフォームから日本語で問い合わせ、日本語メールで回答あり
以上が、私が2016年8月に問い合わせたうち、日本語で問い合わせができたワイキキのホテルの一覧です。
念のためですが、この一覧のホテルが、ワイキキで日本語で問い合わせができるホテルの全てではありません。他にもハワイにおいて日本語で問い合わせができるホテルがある可能性は十分にあります。あくまで、私が問い合わせたホテルのうちで、日本語で回答あったのが「これらのホテル」という点にご注意ください。
また、この一覧にあるホテルでも、今後の状況次第では、日本語で回答が得られなく可能性も十分に考えられます。最初に述べた通り、ハワイにおいて、日本語が通じなくなりつつある背景があるからです。その点も合わせてご注意ください。
意外にも日本語で問い合わせができなかったホテル
以上のホテルに問い合わせしてみた私の感想は、「ワイキキビーチ沿いの有名なホテルは、日本語で問い合わせができるもんなんだな〜」というものでした。
一方で、「えっ、このホテルは日本語で問い合わせできないの?」というホテルもありました。具体的には、ハイアット・リージェンシー・ワイキキ・ビーチ・リゾート・アンド・スパです。
このホテルは、日本語公式ページに、この記事を書いている現在では、「お問い合わせフォーム」のようなものがありません。もしかすると、予約すれば問い合わせできるようになるのかもしれませんが、予約前に問い合わせたいこともありますよね。
そして、このホテルに予約前に問い合わせする方法としては、ハイアットグループ全体のカスタマーサービスから、該当するホテルブランドのコンシェルジュ宛のアドレスに、英語のメールで問い合わせる必要がありました。その回答結果も、もちろん英語となりました。
ハイアットは、日本にも進出しているホテルブランドです。なので、日本語で問い合わせができない事実に驚きました。
私は、同じハイアットグループでは、ワイキキのハイアットプレイス、ベトナムのパーク・ハイアット・サイゴン、上海のグランド・ハイアットなどに宿泊した経験があります。思い出してみると、これらのホテルにおいても、予約後の問い合わせは英語で行う必要がありました。
こんな感じで、個人手配では、英語で問い合わせが必要になることもあります。ので、初個人手配で、英語が苦手な場合は、「日本語で問い合わせができる」という観点で絞るのも、1つの方法と言えますね。