個人手配のハワイ旅行でもパックツアー並みのサービスを受けるための工夫

今回は、個人手配でのハワイ旅行を考えている人に伝えたい情報です。具体的には、個人手配のハワイ旅行でもパッケージツアー並みのサービスを受けられる方法をご紹介します。

ハワイ旅行におけるパッケージツアーのメリット

はじめに、ハワイ旅行におけるパッケージツアーと個人手配の違いについて、簡単にご紹介します。ハワイ旅行では、パッケージツアーにすると以下のメリットがあります。

  1. 航空券とホテルの手配が簡単にできる
  2. 現地で便利な交通手段が利用できる(トロリー、シャトルバスなど)
  3. 現地で日本語で相談できる窓口がある
  4. 同じ航空券・ホテルの組み合わせを個人手配で取るよりお得な場合がある

それぞれ簡単にご紹介すると。まず、パッケージツアーの場合、航空券とホテルの「手配が簡単」と言うのはわかりますよね。個人手配の場合は、航空券もホテルもそれぞれ自分で手配する必要があるからです。それらをまとめて旅行代理店に任せられる簡単さが、パッケージツアーにはあります。

次に。現地で便利な交通手段が利用できる点として、パッケーツアーのハワイ旅行では特にワイキキ周辺で、旅行代理店が提供する便利な交通手段が提供されます。それは、ワイキキ周辺を観光するのに便利なトロリーというオープンエアのバスだったり、カイルアやノースショアなどワイキキからちょっと遠出するのに便利なシャトルバスであったりと様々です。

その内容は、正確には利用する旅行代理店のパッケージツアーによって違うのですが、パッケージツアーの利用者専用の交通手段が提供されることが多いです。そして、そのような交通手段は、観光客ならお金を払えば利用できるため混雑するワイキキトロリーなどと比較し、空いていて快適なことが多いです。

また。パッケージツアーの場合は、ホノルル空港からワイキキまでの移動手段も、パッケージ内に提供されることが多いです。一方、個人手配の場合は、「その方法をどうするか」から検討することになります。

次に。こちらもワイキキ周辺が基本となりますが、ハワイでは、旅行代理店のパッケージツアーの利用者向けの、現地の窓口やラウンジが提供されます。そこには、日本語ができるスタッフがおり、ハワイ旅行中に行きたいツアーやレストランの予約の代行など、日本語で便利に相談できます。

ハワイは、一般的に「日本語が通じる」のような印象を持たれがちなのですが、実際のところはほとんど通じません。現地で日本語で紹介されているオプショナルツアーでも、実際に問い合わせてみると英語しか通じない、なんてこともあります。なので。ハワイで日本語でそのような手配の代行をお願いできる旅行代理店の窓口はとても便利です。

最後に、パッケージツアーでは、同じ航空券・ホテルの組み合わせを個人手配で取るよりお得な場合がある、と言うのは、実際に試してみるとわかります。

旅行代理店のホームページから、ホテルと航空券が指定されたパッケージツアーを探し、その金額を確かめます。同じ日程で、その航空会社の航空券とホテルの料金を、それぞれのホームページから調べて比べてみてください。すると、パッケージツアーの方がお得になる場合があるはずです。

パッケージツアー並みのサービスを受けるためのちょっとした工夫

で。今回ご紹介したいのは、ハワイ旅行において、パッケージツアーの1〜3のメリットについては、「個人手配でもちょっとした工夫をすることで、パッケージツアーと同じようなサービスを受けることができる」と言うことです。

その工夫として、具体的には、次の2点をすると良いです。

  • JCBブランドのクレジットカードを準備する
  • ハワイ旅行の航空会社にJALを選ぶ

それぞれ以下で説明します。

まず、JCBブランドのクレジットカードを準備する理由についてです。その理由は、ハワイ旅行では、JCBカードがあると、ハワイにあるJCBプラザと言うラウンジを利用し、そこで日本語で相談できるようになるからです。

このJCBプラザは、ハワイ旅行中に様々な手配の代行を日本語で相談できます。なので、パッケージツアーにおける旅行代理店の窓口に相談できるメリットと同等のサービスを受けられます。ただ、JCBプラザに相談する場合は、その支払いにJCBのカードを使う前提となる点、手配の手数料が取られる点は、知っておいた方が良いですね。

またJCBプラザは、ハワイ旅行の準備段階でも役立ちます。なぜかというと、国際電話でハワイのJCBプラザに電話をかけることで、日本にいる段階でハワイの様々な手配の代行もお願いできるからです。その代行で手配できるものの中には、ホテルもあります。

なので。ホテルの予約時に、細々としたリクエストを日本語で伝えることも、JCBプラザを通して可能です。たとえば、「アーリーチェックインしたい」、「ホスピタリティールームを使いたい」、「バリアフリーの部屋を使いたい」、「ベビーベッドを準備してほしい」のようなリクエストがあるとき、個人手配では、原則英語でホテルの問い合わせ窓口にリクエストする必要があります。これは、慣れていないと結構大変です。

日本にいる段階でハワイのJCBプラザに相談できると言うことは、ホノルル空港から宿泊先までの交通手段の手配代行も、JCBプラザにお願いすることができます。

と言うわけで。JCBブランドのクレジットカードを準備するだけでも、個人手配でもパッケージツアーのメリットの一部を受けられることがわかりますよね。

個人手配でJALを選ぶとツアー客専用の交通機関が使える

加えて。JCBカードがあると、ワイキキ周辺の観光に便利なワイキキトロリーのピンクラインに、無料で乗ることができます。

ですが。ワイキキトロリーは、お金を払えば誰でも乗れる交通機関なので、結構混む場合があります。特にピンクラインが混みがちで、バス停にトロリーが来ても結局乗れず、見送る羽目になることあります。

そこで、利用したいのがJALOALOカードです。これは、ハワイ旅行でJALの航空券を個人手配した人が無料で利用できる、ハワイで様々な特典を受けられるカードです。そして、このカードの特典に、「通常はJALパックのツアー客専用の交通機関であるレインボートロリーに無料で乗れる」と言う特典があります。

このレインボートロリーが走るコースは、大まかには、ワイキキトロリーのピンクラインと同じようなコースを走ります。ですが、その混雑具合が全然違います。

レインボートロリーは、原則はツアー客専用のものなので、ワイキキトロリーと比較し空いていることが多いです。なので、本当に快適に利用できます。

このように、個人手配でJALの航空券を購入すると、本来パッケージツアーのメリットであった、現地で便利な交通手段も、無料で利用できます。

パッケージツアーのサービスには及ばない点もある

と言うわけで。JCBブランドのクレジットカードを準備し、ハワイ旅行の航空会社にJALを選ぶことで、個人手配でもパッケージツアーと同様のサービスを受けることができます。

ですが。今回の方法でも、やはり一部では、パッケージツアーのサービスに及ばない点もあります。最後にそれをご紹介しますと。

たとえば、JTBやJALパックのパッケージツアーを選んだ場合、カイルアやノースショアの観光に便利なツアー客専用のシャトルバスを利用できます。今回ご紹介した方法では、そのようなサービスを受けられません。

また、最初にご紹介した、同じ航空会社の航空券とホテルを選ぶと、パッケージツアーの方がお得な場合がある、と言うメリットも、この方法にはありません。

とは言うものの。個人手配では、旅のアレンジを自由自在にできる楽しさがあります。たとえば、泊まるホテルを複数に分ける、などもパッケージツアーと違い簡単に実現できます。なので、そのような個人手配の楽しさに、パッケージツアーのならでは便利さ加えられる点で、今回の方法はとても便利です。

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