今回は、ハワイ旅行を初めて個人手配する人に伝えたい情報です。
具体的には、個人手配のハワイ旅行と、パッケージツアーを比較し、個人手配の注意点をご紹介します。
必要書類の準備とチェック
さて。ハワイ旅行には、パスポートの準備とESTAの申請が必要です。これらの書類の準備は、個人旅行でもパッケージツアーでも必要なことには変わりません。
ですが。パッケージツアーの場合は、旅行代理店のスタッフが、それらの有効期限が問題ないかを事前に確認してくれるのが基本です。一方、個人旅行では、これらの有効期限の確認は当然自分自身で行うことになります。
実際、私の友人の失敗談として。成田空港に到着してからパスポートの有効期限が切れていることに気がつき、出国できず旅行をキャンセルするはめになった話があります。
個人手配での旅行では、このように何事も自分で細かくチェックする必要があります。
航空券の予約時の時差に注意
パッケージツアーでのハワイ旅行では、航空券とホテルの手配はツアー会社に任せられます。
一方、個人手配では、自身で手配をすることになります。その際、ハワイ旅行では、19時間の時差があるので、その時差に注意して予約する必要があります。
例えば、ハワイ旅行の旅程は、この時差のために、泊数が1日長くなります。ハワイに4泊するのであれば、4泊5日ではなく、4泊6日の旅程が必要です。
この旅程への注意点を踏まえて、航空券を予約する必要があります。詳しくは、ハワイ旅行の基本!旅程が4泊5日ではなく4泊6日となる理由の記事で解説していますのでご覧ください。
航空券のみにするか、パッケージにするかを決める
実際のところ航空券の予約自体は、各エアラインの公式ホームページから比較的簡単に行えます。
ただしこの時に、航空会社によっては、航空会社が提携しているホテル + 送迎サービスもセットで予約できます。なので、どうすべきか悩ましい選択をすることになります。
たとえば、日本航空(JAL)のホームページでは、航空券のみの予約ができますし、航空券+ホテル+送迎(ダイナミックパッケージ)のセットの予約もできます。
このように個人手配の場合は、航空券の予約時に、単独で予約するのが良いのか、セットが良いのか、そもそもどのエアラインが良いのか、などを考える必要がでてきます。
ご参考として、ハワイ旅行のエアラインの選び方については、こちらの記事で解説にしているのでご覧ください。
ホテルの予約と情報収集
航空券を決めたら、次はハワイに滞在中に宿泊するホテルを予約する必要があります。その際、パッケージツアーの場合は、宿泊先に対する疑問は、旅行会社の担当者に質問することができます。
ですが、個人手配の場合はホテルの情報をすべて自分で集める必要がでてきます。また、ホテルへの問い合わせも、自分が行うことになります。
そして、意外にこのホテルの評判などの情報が集めにくいのです。なぜなら、ガイドブックや旅行会社のパンフレットなどには詳しい情報が少ないからです。
ですので、個人手配では、インターネットがホテルの評判を知るための重要な手段となります。たとえば、トリップアドバイザーやYelpなどの本音の口コミを読めるサイトを活用し情報を集めます。
その方法の一例を挙げると、Yelpでワイキキのホテルの情報を探す場合、「Yelp Best Waikiki Hotels」と言うキーワードで検索する方法があります。このキーワードで検索するとワイキキの人気のホテルの一覧が確認できます。
このようなホテルを探しの楽しさは、「個人手配の旅行ならでは」と言えます。一方で、ハワイ旅行では、本当にたくさんの宿泊先が候補に上がります。ので、情報を集めるのが面倒な人には、大変な作業になります。
海外旅行保険を検討する
続いて、個人手配の旅行では、海外旅行保険に加入を検討する必要があります。
実際にはパッケージツアーでの旅行でも海外旅行保険の加入が必要なのですが、ツアーでは担当者が保険に入ることを勧めてくれます。
一方で、個人手配では、何も考えていないと保険に入らないままそのままハワイへ行くことも可能です。なので、気をつける必要があります。
また、利用しているクレジットカードに付帯の海外旅行保険がある場合でも、ハワイ旅行の場合は、別に海外旅行保険に入るのがオススメです。ハワイ旅行では、クレジットカードの100万円程度の補償額では、不十分となる場合があるからです。
たとえば、アメリカで日本人旅行者が3千万単位の医療費を請求された事例があります。その時、クレジットカードの医療費のが100万円までだったらどうでしょうか。全く足りませんよね。
現地での移動手段を検討する
最後に、個人手配の旅行では現地での移動手段を検討する必要があります。まずは、空港についてからホテルに行くまでをどうするか、次にホテルについてから現地での移動をどうするかです。
ワイキキのホテルに宿泊する場合は、移動手段に関してそれほど心配することはないです。なぜならホノルル国際空港からワイキキまでは、シャトルバスやタクシーで簡単に移動できますし、ワイキキ近郊は、トロリー、The Bus、タクシーなどの交通機関が発達しているからです。
ただし、パッケージツアーと比較した場合、ツアー客が専用で利用できるトロリーやシャトルバスの便利さと比較すると、個人手配で訪れた場合はその行動範囲が狭まる一面もあります。
なので、個人手配の旅行でより行動範囲を広げたい場合は、レンタカーを検討することになります。ハワイのオアフ島は、一日で島一周できるくらいの広さです。なので、レンタカーがあれば行きたいところに行きたい時間に移動できます。
個人手配の旅行は旅作りを楽しめる人向き
以上、ハワイに個人手配で旅行をするときに考えることをご紹介しました。
ご紹介してきた通り、個人手配のハワイ旅行は、パッケージツアーと違い、情報を集め、予約するなど0から自分で旅作りをする必要がありなかなか手間がかかります。
なので、その旅作り自体を楽しめる人は、個人手配の旅行に向いていると言えます。一方で、この旅作りを「面倒そう・・・」と感じる人は、パッケージツアーでお気軽に旅行するのもよいですね。