ノースショア以外で陸から野生のウミガメを見られた場所

今回は、ハワイ旅行中にオアフ島で野生のウミガメを見たい人にお伝えしたいお役立ち情報です。

で、オアフ島で「野生のウミガメ」というと、ウミガメビーチとしても有名なノースショアのラニアケア・ビーチがあります。

このラニアケア・ビーチですが、砂浜で甲羅干しをしている野生のウミガメに高確率で遭えることで有名で、ノースショアの人気観光スポットの1つと言えます。

ただ、ラニアケア・ビーチは野生のウミガメと出会いやすい場所とは言えるのですが、それが100%とは限らないんですね。実際、私は、これまで10回以上ここを訪れ、そのほとんどでウミガメと出会えましたが、全く出会えないこともありました。

最近では、2016年の10月の午前に訪れた際に、「ラニアケア・ビーチに全くウミガメがいない」という経験をしました。一方で、この時には、ラニアケア・ビーチ以外のビーチで野生のウミガメを見られる体験をしました。

その場所をご紹介したいというのが、今回の記事の趣旨です。

ラニアケア・ビーチを訪れる際に感じる不安

すでに述べた通り、オアフ島で野生のウミガメ鑑賞ができるビーチとしては、ラニアケア・ビーチが有名です。

ところが、このラニアケア・ビーチは、実際に訪れる際に、ちょっと不安を感じる場所でもあります。具体的には、このビーチにレンタカーで訪れる場合なのですが、その駐車場所に不安を感じることになります。

というのも。このラニアケア・ビーチの近くには、このビーチ前を走るカメハメハ・ハイウェイ沿いに、駐車するのにちょうど良い路肩スペースがあります。

ですが、その駐車場所待ちの車によって引き起こされる渋滞が問題となり、一時期はブロックでそのスペースが閉鎖されていたことがあるんですね。それだけ、ラニアケア・ビーチで野生のウミガメを見たい人が多かったというわけです。

そのブロックは、2016年12月現在は撤去されてはいるのですが、代わりに「NO Parking Stopping Standing Loading And Unloading」という標識が、掲示されています。

その一方で、誰もその標識を守らず、その路肩の駐車スペースに好きに駐めているのが、現状となっています。

で、「みんな駐めているから」とその路肩スペースに駐車してウミガメを見ることは、不可能ではありません。ですが、「駐車禁止の取り締まりに合うんじゃないか・・・」という気持ちを感じながらの滞在となります。

実際、2016年10月に訪れた際ですが、私はラニアケア・ビーチ近くで、カメハメハハイウェイを警察の車がラニアケア・ビーチ方向に走っていくのを見かけ、「人が少ないノースショア側でもちゃんと警察がパトロールしているんだな」とわかりました。

その結果、「ラニアケア・ビーチでは、駐車違反だけでなく、カメハメハハイウェイのJaywalkの取り締まりにも気をつける必要がある」ことも、わかりました。というのも、ハワイでは、横断歩道がない道路を歩行者が横断する(つまりJaywalkする)と、警察に違反として取り締まられるからです。

ラニアケア・ビーチの近くの路肩スペースに駐車した場合、カメハメハハイウェイをJaywalkしないとビーチには辿り着けないわけですが、その横断で取り締まられるリスクがあるわけです。

すでに述べた通り、ノースショアのカメハメハハイウェイ沿いも、警察の車が走っていることがあります。その目の前でJaywalkをしたら、さすがに取り締まられるわけです。

このように、ラニアケア・ビーチには、駐車禁止を取り締まられるリスク、加えて、カメハメハハイウェイを横断する際にJaywalkを取り締まられるリスクがあり、不安を感じることになります。

さらに加えて、実際に訪れてもウミガメが見られないこともあるわけです。

ラニアケア・ビーチ以外でウミガメを見られた場所

というわけで、オアフ島で野生のウミガメを見たい人は、ラニアケア・ビーチ以外にも、野生のウミガメを見られる可能性があることを知っておく役立ちます。

その場所として、ご紹介したいのが、カイルア・ビーチです。カイルア・ビーチですが、ラニアケア・ビーチのように砂浜で甲羅干しをしているウミガメを見られるわけではありません。ですが、海で泳いでいる亀なら見られることがあります。

どの辺りで見られるかというと。カイルア・ビーチからラニカイビーチに向かう、モクルア・ドライブという道があります。その道は、ラニカイビーチに向かう途中、ちょっと小高い丘のような坂道となります。

そして、その坂道の頂上付近からは、カイルア・ビーチの海が見渡せます。次のリンクから、Googleストリートビューでその様子が見られます

Googleストリートビューでカイルア・ビーチを見渡せる様子を見る

その海の中をよく見ていると、時折ウミガメが呼吸のために顔を出すのを見られることがあります。

ちなみに、私が実際にこの場所でウミガメを見たは、10月の11時頃の時間です。ラニカイビーチからのモクルア・ドライブ沿いに歩いてカイルア・ビーチ方向に歩いていたところ、ローカルっぽい白人のおっちゃんが海を指差し、「ウミガメがいるよ」と教えてくれたんですね。

それで「へぇ〜、カイルア・ビーチでもウミガメが見られるのか」と発見になったわけです。

双眼鏡があると良い

ちなみに、モクルア・ドライブ沿いに歩くと、小高い坂道を登ることになるため、海を間近に見られません。つまり、ウミガメを見つけたとしても、かなり遠目で見ることになります。

ただ、その小高い坂道の下の波際までも、行こうと思えば行けます。ちょうどラニカイの入り口にある塔のような看板の脇に道があり、そこから降りられます。

ので、「小高いところからウミガメを見つけたのち、降りて近くで見る」ということも、やろうと思えばできます。ただ、その降りる道がちょっと急なので、気をつけたほうが良いです。そのように降りるのが面倒な人は、双眼鏡を用意しておくと良いですね。

駐車禁止やJaywalkの不安のなさがカイルア・ビーチの良さ

ラニアケア・ビーチと比較して、カイルア・ビーチでウミガメ鑑賞する良さは、駐車禁止やJaywalkの取り締まりの不安がないことです。

ただカイルア・ビーチでは、ラニアケア・ビーチのように甲羅干ししているウミガメを間近で見ることはできません。ですが、少なくとも「野生のウミガメを見る」という目的は果たせます。

ちなみに、野生のウミガメのことですので、カイルア・ビーチの今回ご紹介したスポットから、訪れる時期、時間帯によってはウミガメが見られないこともあります。ので、「ウミガメが見られたらラッキー」程度の期待で、訪れてもらえると良いですね。

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