冬場のラニアケアビーチに行く前に調べておくべきこと

今回は、冬場のオアフ島を訪れる人のうち、野生の海亀が観れることで有名なノースショアのラニアケアビーチに行くのが初めての人に伝えたい情報です。

お伝えしたいのは、冬場のオアフ島では、実際にラニアケアビーチを訪れる前に「ノースショア側の沿岸に高波警報が出てないか調べた方がいいよ」というお話です。

ビーチ前に黄色いテープが張られる

なぜ高波警報が出ているかを調べた方が良いかというと、波が高い日には、ビーチ前に黄色いテープが張られ、ビーチに入らないように警告されることがあるからです。この記事の写真は、まさにそのような状況となったラニアケアビーチの様子です。

この黄色のテープが張られた状況でも、実際にラニアケアビーチを訪れてみると、このテープを無視してビーチに入り込んでいる人もいます。例えば、サーファーなどが、その高波目当てで、テープを無視してビーチに降りたりしています。

ですが、危険だから黄色いテープが張られているわけで、無理をしない方が良いです。また、このようにテープが張られた状況では、ビーチの砂浜上でウミガメを見られないこともあります。本来、のんびり甲羅干しをしている場所が、波にさらわれる状況となっている場合があるからです。

つまり、ノースショア側に高波が懸念されるときは、ウミガメ鑑賞目的で、ラニアケアビーチを訪れても無駄足になる可能性があります。なので、それが発令されていないかどうかを調べた方が良いわけです。

ハワイの高波警報の調べ方

では、ハワイの沿岸に高波警報が出ていないかをどう調べるかというと。いくつか方法があります。

それを調べるのに、一番信頼できる情報源となるのが、NOAA(アメリカ海洋大気庁)の運営するサイトで、ホノルルに発令される警報の情報を確認することです。次のページで確認できます。

NOAA: Active Watches & Warnings for Hawaii

この記事を書いている2017年11月現在、NOAAのサイトにたまたまHigh Surf Advisorが発令されている状況なのですが、次のように掲載されています。

High Surf
High Surf Advisory for Kauai,Oahu,Molokai,Maui,Big Island remains in effect until 6:00 pm Nov 16, 2017 issued: 341 AM THU NOV 16

このようにどの島に対して、どの期間まで高波に注意が必要か、ということが確認できます。私が過去に見た警報では、「ノースショア側に」、や「東の海岸側に」のようにエリアを限定している場合もありました。一方で、このように島全体注意ということもあるんですね。

また、ハワイの地元新聞であるStar-Advertisorのウェブサイトで、「high surf」と検索して探すのも、1つの方法です。NOAAサイトで高波警報が掲載されると、大抵の場合、それを注意する内容の記事が、Star-Advertisorに掲載されるからです。

ほか、Hawaii Beach Safetyというサイトの、Alertsのページも参考になります。ハワイで発令される警報は、危険な順にClosure、Warning、Advisory、Watch、Statementとレベル分けされています。Hawaii Beach Safetyでは、警報を掲載すると同時に、そのレベルの違いについても、わかりやすく解説されています。

代案を考えておく

以上の方法で高波警報が確認できた場合、ウミガメ目的でラニアケアビーチを訪れても、無駄足になる可能性があります。ので、その代案を考えておいた方が良いです。

例えば、どうしてもその日にノースショアの観光をせざるを得ない場合は、その高波の危険をかえりみず果敢にサーフィンしているサーファー見学を楽しむ、という方法もあります。また、そもそも高波で危険なビーチを訪れずに、その日は、「買い物する日に当てる」という旅程に切り替えるという過ごし方もあります。

このように事前に代案を考えられますので、冬場のラニアケアビーチに行く前には、高波警報が出ていないかを調べておくと役立ちます。

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