今回は、ハワイ旅行で、初めてレンタカーを借りる予定の人に伝えたい情報です。
実際のところ、ハワイ旅行でレンタカーがあると便利です。旅の行動範囲が広がりますし、またトロリーやThe Bus、ツアー利用者専用のバスなどと違い、待ち時間を気にしなくて良くなるからです。
初ハワイでの初運転は戸惑う結果となった
しかし。はじめてのハワイ旅行で、それも「はじめての海外運転経験」と言うことであれば、あまり無理をしないほうが賢明です。
と言うのも、ハワイは比較的運転しやすい場所ではあるのですが、左ハンドル・右車線の運転と日本と異なる交通ルールの運転をすることには、慣れが必要だからです。
こう言っている私自身は、実は、はじめてのハワイ旅行で無謀にもいきなりレンタカーを借りてしまいました。そして、やはり色々と戸惑う結果となりました。そして今は、「ハワイではじめてレンタカーを借りるにしても、ホノルル空港に着いてすぐ借りることはなかったな」と後悔しています。
「ハワイに何日か滞在して多少慣れてからレンタカーを借りる方が賢明だった」と、今にして思います。特にオアフ島のワイキキにはレンタカーの営業所がたくさんあり、空港で借りなくても後で簡単に借りられるんですね。
そこで今回は、ハワイ旅行ではじめてレンタカーを借りる人が、私と同じ後悔をしないように、私のハワイでの初レンタカーで戸惑ったポイントをご紹介します。時期は2008年のことですが、今でも参考になります。
レンタカーの営業所までのシャトルバスの乗り場がわからない
私は、はじめてのハワイ旅行でレンタカーを借りることにしました。この時、利用したレンタカー会社は、ニッポンレンタカーが提携しているNationalでした。
この会社にしたのは、これが海外ではじめて借りるレンタカーだったからです。なので、日本語のサポートによる安心感が欲しかったんですね。そこで、空港の窓口に日本語ができるスタッフのいると言う話のニッポンレンタカーにしました。またその当時から、ニッポンレンタカーは日本語で予約できるホームページがあり、それもニッポンレンタカーにした理由です。
その当時のホノルル空港のNationalの営業所は、空港からシャトルバスを利用して移動する必要がありました。そして、そのシャトルバスの乗り場がわからず戸惑いました。と言うのも、入国審査を終え荷物を受け取った後、個人用出口に出るべきところを、間違って団体出口から出てしまっていたからです。
そのため、私は、シャトルバスの乗り場からちょっと離れた場所に出てしまっていました。結果、シャトルバスの乗り場がわからず、空港内をかなり彷徨いました。
その後、空港のインフォメーションにて苦手な英語で乗り場を尋ねて、その場所はわかりました。ですが、出だしから苦手な英会話を使うことになり、苦労しました。
窓口に日本人スタッフがいなくて戸惑った
シャトルバスの乗り場がわかり、Nationalの営業所まで移動できました。そして、窓口でレンタカーを借りる手続きをすることになったのですが、ここでも戸惑いました。というのも、いると思い込んでいた日本語ができるスタッフがいなかったからです。
これは私の不注意からなのですが、この当時、Nationalと提携しているニッポンレンタカーの日本人スタッフがいる窓口は、ホノルル空港内にある窓口だったんですね。つまり、本来はシャトルバスに乗ってNationalの営業所に移動する前に、空港内の窓口で日本人スタッフと手続きをすることができたわけです。
私は、それをすっ飛ばして、Nationalの営業所に移動してしまっていたので、そこには日本人スタッフがいないのも当然だったのです。結局、苦手な英語での対応が必要になりました。それでも、なんとか手続きを済ませることができ車を借りることができました。
ワイキキまでの道を間違い戸惑った
車を借り、いざワイキキを目指すことにしたのですが、ワイキキまでの道を間違って戸惑いました。本来、空港からワイキキまでの道は、フリーウェイのH1にさえ乗れればそれほど難しいものではありません。
しかし、その道を間違えてしまいました。その理由は、カーナビが普段使っているものと違い慣れていなく、画面が小さかったからです。また、初めての海外運転経験で緊張して焦ったのも間違った理由です。
結局ワイキキまでは下道で行くことになり、予定よりだいぶ遅れて到着することになりました。
ここまで空港から戸惑い続きで、心理的にはかなりヘトヘトになりました。
左ハンドル・右車線には意外に戸惑わなかった
ここまで戸惑った来た話でしたが、意外にも戸惑わなかったこととして。
日本でハワイでのはじめての運転を考えている時に「一番苦労するだろう」と思っていたのが、日本とは逆になる左ハンドル・右車線での運転でした。つまり、ハワイでは、日本とは逆方向の車線を走ることになるわけですね。
しかし、この左ハンドル・右車線の運転は、意外に戸惑いませんでした。
なぜならホノルル空港からワイキキまでは都会のため、周辺に車がいたからです。その流れに任せていれば順調に運転できました。ただ、細かいところで、ウィンカーとワイパーを間違うことはしばしばでした。ですが、車線を逆走するようなことはありませんでした。
交通ルールも意外に戸惑わなかった
左ハンドル・右車線と同じく、日本とは違うハワイの交通ルールも大きな心配事でした。しかし、こちらも、意外に戸惑いませんでした。周りの車の流れに任せていると、大きな問題がなかったからです。
ただ、日本と異なるハワイの交通ルールを自分で判断する必要になった時は、戸惑うことになりました。たとえば、ハワイでは「交差点の直進方向の信号が赤信号でも原則右折できる。ただし一部はできないところもある。」と言うルールがあります。
このルールも前に車について行く場合は、「ここは赤でも右折して大丈夫な交差点だな」とわかり簡単でした。一方で、自分が先頭になってしまうと、その判断が間違っていないかが心配になりました。というのも、ハワイでは、「赤で右折してはダメな交差点」というものもあるからです。
また、常に「何か間違ったことしてないよな〜」と感じながらの運転となったので、心理的に疲れました。特に、後ろからクラクションの音がちょっと聞こえただけで「ドキッ」として疲れました。
車が大きすぎて戸惑った
ほか、借りた車が普段運転している車よりも想像以上に大きく、ワイキキで駐車するときに戸惑うことになりました。
日本でレンタカーを予約する時、「せっかくハワイで運転するんだし、アメ車を運転してみたいな〜」と借りた車はシボレーのSUVタイプの車でした。日本での想像ではパジェロくらいの大きさだろうと思っていたのですが、実際には全長も車幅ももっと大きい車となりました。
これはこれで楽しい経験にはなったのですが、ワイキキ内で立体式のあまり狭い駐車場に車を停める時は、ぶつけないかとヒヤヒヤしながら運転することになりました。
なので日本で運転している車より大きな車を借りる予定の人は、注意が必要です。「アメリカだから駐車場は広いだろう」と思って訪れると、ワイキキの狭い駐車場で苦労します。
はじめてのハワイ旅行では無理をしない
以上が、私がはじめてハワイ旅行で、それもはじめて海外でのレンタカーを借りた時に戸惑ったポイントです。
私がはじめてのハワイでいきなりレンタカーを借りることにしたのは、その当時ハワイ経験が豊富な友人から、「ハワイの運転なんて全然楽勝だよ〜」と言うアドバイスを貰ったからでした。その言葉を真に受けて、「大丈夫なんだろう」と軽い気持ちで借りることにしました。
今にして思えばその友人にはハワイの運転は楽勝だったんでしょうけど、はじめてのハワイで、かつはじめての海外でのレンタカー経験となった私にとっては、やはり戸惑いの連続でした。
ですので、冒頭にも述べましたが、はじめてのハワイでレンタカーを運転するにしても、無理をしていきなりホノルル空港から借りるのではなく、ハワイに何日か滞在し慣れてからワイキキで借りれば良かったんだな、と今にして後悔しています。
というわけで、これからハワイではじめてのレンタカーを借りる予定の人には、ハワイに滞在して慣れて来てからからワイキキで借りることをオススメします。