成田空港までマイカーで行くもの「アリだな」と感じた理由

今回は、東京近郊にお住いで、小さい子連れでのハワイ旅行を予定している人のうち、成田空港を初めて利用する人にお伝えしたいお役立ち情報です。

で、お伝えしたいのは、「1週間程度のハワイ旅行であれば、成田空港までの移動手段として、マイカーを使うのもアリですよ」ということなんですね。

なぜアリかというと、その理由は2つあります。次の通りです。

  • 小さい子連れに必要な荷物を車で運べて便利だから。
  • 駐車代+高速代+ガソリン代を合わせても、その費用がそれほど高くないから。

では、これらの理由について、それぞれ詳しくご紹介します。

荷物を出発日に全て自分で運べる

小さい子連れでのハワイ旅行は、何かと必要な荷物が増えます。特に、現地でレンタカーを借りる場合は、レンタカーで使うチャイルドシートを持ち込みたくなりますし、子供の年齢次第では、ベビーカーも持ち込みたくなるんですね。

ハワイ旅行において、これらは現地でレンタルすることもできるのですが、レンタルできるものは、ボロかったり、使い回しのため衛生面に問題があったりするんですね。一方、普段使い慣れたものを持ち込む場合は、その点で問題がないですし、使い勝手もわかっていて便利なわけです。

そして、チャイルドシートやベビーカーに加えて、大人の手荷物となるスーツケースも合わさると、本当に大荷物となります。なので、これらをハワイ旅行の出発日に、電車やバスなどの公共の交通手段で成田空港まで全て運ぶとすると、かなり大変なんですね。

そのため、小さい子連れで成田まで公共の交通機関を使う場合、例えば、「大人のスーツケースを早めに荷造りして、成田空港に事前に送っておく」ということをしたくなります。こうすると、出発日にスーツケースを持ち歩かずに済むからです。

一方で、この方法には、「出発直前まで使っていたいものをスーツケースに詰められない」という不便さもあります。出発日の数日前にスーツケースを空港に送ることになるからです。なので、その点でちょっと不便さも感じることになるんですね。

そして。マイカーで成田まで移動することにすると、これらの問題が解決するんですね。チャイルドシートやベビーカー、スーツケースをまとめて、出発日に運べるからです。

小さい子連れのハワイ旅行において、成田空港までマイカーで移動すると、このようなメリットがあるんですね。

1週間程度の日程であれば駐車代もそれほど高くない

私は、小さい子連れでの海外旅行において、成田空港まで公共の交通手段を使う場合は、リムジンバスを利用することが多いです。リムジンバスを選ぶ理由ですが、自宅の近くにリムジンバスの乗り場があり便利だからです。

また、リムジンバスでは、そのバス乗り場まで荷物を運びさえすれば、あとは乗り換えなしで成田まで行ける点が便利なんですね。

なので、リムジンバスを利用する場合は、上述した、チャイルドシート、ベビーカー、スーツケースを出発日に全て運ぶことも、実はそんなに無理ではありません。

一方で、リムジンバスは、その料金が結構するんですね。その料金ですが、私が利用する乗り場からだと、大人で3,100円、子供で1,550円となっています。ただ、6歳未満の子供で、座席を利用しなければ、その費用は必要ありません。

そのため、大人2名で往復した場合の費用を考えると、3,100円 × 2 × 2で、12,400円となるですね。

で、この12,400円の予算感で考えると。1週間程度のハワイ旅行の場合は、マイカーで成田空港を訪れても、それほど大きな違いとはならないんですね。

成田までマイカーで訪れた費用の具体例

例えば、成田空港の出発階、到着階で車の受け渡しができる、セカンドパーキングという会社のサービスを利用すると、その駐車料金は、この記事を書いている現在、税込5,400円となります。

このサービスを利用すると、空港にマイカーで直接乗り付けられるため、便利なんですね。駐めた駐車場からシャトルバスで移動する手間がないわけです。そして、出発時は空港の出発階で、到着時は到着階で車の受け渡しをできるため、電車での移動よりも荷物を楽に運べます。

そして、この5,400円に、往復の高速代とガソリン代を合わせた額を考えると、リムジンバスで大人2名で往復した場合の12,400円と比較しても、それほど悪い話ではなくなるわけです。

ご参考までに、この記事を書いている時点で、東京の京橋ー成田空港間を例にその額を計算してみましょう。なぜ京橋を選んだかですが、東京駅に近くわかりやすいからです。

で、その高速料金ですが、普通車で平日日中にETCを利用した場合で、片道2,440円となります。加えて、成田スマートICを利用した場合は、この記事を書いている現在は、割引料金で利用でき+100円となります。

結果として、往復の高速料金は2,540円 × 2で、5,080円となりますね。

続いてガソリン代を考えますと。京橋ー成田空港間の距離がざっくり70kmと考えると、リッター10km程度の燃費で走ったとして、7リットル、往復で14リットル必要です。今現在のガソリン代は、安い店で1リットル105円となってますので、14リットル × 105円で、1,470円となります。

まとめると。

1週間の駐車代: 5,400円
往復の高速代: 5,080円
往復のガソリン代: 1,470円
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合計: 11,950円

となるわけですね。これは、リムジンバスで大人2名で往復する料金と比較して、大きく変わりませんよね。で、以上の比較は、あくまで東京の京橋ー成田空港間での話ですが、東京近郊にお住まいであれば、この予算感から大きく外れることはないわけです。

時間もそんなにかからない

ちなみに、東京の都心から成田空港までにかかる移動時間ですが、高速を使った場合は、それほど時間がかからないんですね。

上で挙げた京橋ー成田空港間の場合では、渋滞がなければ1時間もかかりません。なので、実際に成田空港まで車で運転してみると、思ったより近い印象を持つはずです。

一方で。マイカーの場合は、ハワイ旅行で遊び疲れた帰りの運転が面倒というデメリットもあります。加えて、時差ぼけが起きていることもありますので、その運転には特に注意が必要です。

なので、この帰りの面倒さと、荷物を当日に運べる便利さを比較した上で、マイカーでの移動を検討する必要がありますね。

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