今回は、ハワイ旅行にセゾンのAmexカードを持っていく人に伝えたいお役立ち情報です。
私は、ハワイ旅行には複数のクレジットカードを持っていくのですが、そのうちの1枚として、セゾンのAmexブランドカードを持って行きます。
具体的には、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス」というカードです。ちなみに、このカードを「なぜ作り、実際にハワイ旅行に利用してみてどうか」を、次の記事でご紹介しています。
ハワイ旅行にこのクレジットカードを持っていく理由(セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス編)
で、このカードを次回のハワイ旅行で使うにあたり、私は、「ハワイでキャッシングできるの?」と疑問に感じていたんですね。なので、その疑問をセゾンのサポート窓口に電話して聞いてみました。
その回答結果をご紹介したいというわけです。
キャッシングができる
では、始めましょう。すでに述べた通り、私は、このセゾンのAmexのカードに関して「ハワイでキャッシングできるの?」と疑問に感じていました。なぜかというと、本家のアメックスのカードでは、2012年6月に、「エキスプレス・キャッシュ」というキャッシング機能が終了しているからです。それは次のアメックスの日本語サイトのお知らせで確認できます。
アメックスの日本語サイトで「2012年1月11日 「エキスプレス・キャッシュ」終了のお知らせ」を見る
この情報を受けて、ネット上では、「アメックスではキャッシングができない」としている情報が多いんですね。
ところが。実際には、セゾンのAmexカードのようにアメックスと提携したカードの場合は、この記事を書いている2016年7月現在でも、キャッシングができるんですね。実際に、それができるかをサポート窓口に尋ねてみたところ、「アメリカ国内のアメックスのロゴが入ったATMであれば、キャッシングができます」との回答でした。
で、ハワイにアメックス提携のATMがどれくらいあるかは、アメックスの英語サイトで調べることができます。ご参考までに、ワイキキのメインストリートである、カラカウア通り沿いにあるATMは、次のリンクから探すことができます。
地図を見てみると、結構な数があることがわかりますよね。
キャシングが役立つ理由
キャッシングですが、「借金」というイメージから、ネガティブなものを感じてしまう人も多いですよね。ですが、キャッシングは、海外旅行において現地通貨を用意する手段として、役立つんですね。ハワイ旅行では、現金のドルを準備する方法として役立ちます。
なぜ役立つかというと、キャッシングの方が、日本円を両替するよりもお得なことがあるからです。例えば、私が利用しているセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスでは、キャッシングの金利は「14.5%」となっています。つまり、1万円分のドルをキャッシングし、それを1年間で返済した場合、1,450円の利子が取られるということですね。
ですが、実際にはこの利子が発生する期間は、長くて2か月です。そして、その期間も繰上返済してしまえば、もっと安くその金利を済ませられます。仮に1週間のハワイ旅行から帰ったその日に返済した場合、その利子は、1,450円の7/365で、約29円の利子で済ませられるというわけです。
このように「繰上返済」ということを行えば、その利子は本当に微々たる額で済ませられるため、場合によっては両替するよりもお得になることもあります。ただ実際にはその利子に加えて、ハワイのATMを利用する手数料も考慮する必要があります。なので、現金のドルを準備する方法として、「キャッシングがとてもお得か」というと、そうとは限りません。
またワイキキの場合は、日本円をかなり安い手数料で両替できる両替所が充実しています。なので、それほどキャッシングするメリットはないのですが、それでもいざという時に現金のドルを確保する方法として、キャッシングが役立つんですね。
繰上返済は日本でしかできない
で、その繰上返済ですが、サポート窓口のスタッフによると、「日本でしかできない」との回答でした。なので、ハワイ旅行の初日にキャッシングした場合は、ハワイ旅行の期間分、金利が発生するのが前提となりますね。なので、キャッシングするなら、ハワイ旅行の後半にした方が利子を多少は少なくできますね。
ちなみに、日本でセゾンでキャッシングしたお金を繰上返済をする方法はいくつかあります。そのうちの1つとして、セゾンのATMを利用する方法があります。
・・・のですが。「セゾンのATM」と聞いて、それがどこにあるのかすぐに浮かばない人もいますよね。その場所は、次のリンク先のセゾンの公式サイトから探すことができます。
この「ATM検索」を見るとわかりますが、たとえ東京であっても、それなりの数しかないことがわかります。お住いの県によっては、そもそもATMが存在しない、あっても主要都市に1つ、という場合もあります。このATMの少なさは、返済の便利さに関わります。なので、キャッシングをする前の注意点として知っておいた方が良いですね。
最後に。ハワイだろうと、日本国内であろうと、クレジットカードでキャッシングするためには暗証番号が必要になります。で、その番号はカードを契約している時点で登録しているはずなのですが、忘れている人も多いですよね。その番号は、サポート窓口にお願いすると、後日郵送される書面で確認することができます。