今回は、有楽町にある東京交通会館で、パスポートを初申請、もしくは、久々(5年・10年ぶり)に申請する人に伝えたい情報です。
その時に役立つノウハウをご紹介します。
写真は自分で撮影したものを使える
まず、パスポートを申請するにあたっては、必ず必要となるのがパスポート用の写真です。交通会館では、2Fにある旅券課の入り口の直前に、写真屋があり、そこで簡単に撮影できます。
もちろんそのような写真屋に撮影してもらうのも悪くないのですが、この写真は自分で撮影したものを使うこともできます。例えば、自分での準備に当たり、iPhoneの次のアプリがあれば、簡単にできます。
App Store: かんたん 証明写真 〜 プロ版
このアプリは、有料で、この記事を書いている現在、その価格は120円です。このアプリで作成したパスポート用の写真の画像をコンビニにあるプリンタでL版に印刷すれば、それでパスポート申請に使える写真が準備できます。例えば、セブンイレブンのネットプリントやファミリーマートのネットワークプリントを使えば、L版の印刷は1枚30円です。
つまり、アプリ代と印刷代で、合計150円で準備できます。例えばカメラのキタムラで証明写真の撮影をお願いすると、この記事を書いている現在は、1500円(税別)です。この価格と比べると、自分で準備する方がお得なことがわかります。
すでに述べたとおり、東京交通会館の旅券課の正面の入口の前には、写真屋があります。そのお店の前には、お店のスタッフが立っていて、「写真を撮りませんか?」と声をかけて来てくれます。ところが自分で準備した場合は、そのお声がけを無視して素通りすることになります。
そのような時に気を使うタイプの人は、正面の入り口から入らず、パスポート受取側の裏口から入るという方法があります。こちらの入り口前には、写真屋がないので気を使わなくて済みます。
古いパスポートがある人は持って来たほうが良い
次に、パスポートの申請が初めてではなく、その有効期限がきれたので、5年ぶり、10年ぶりに申請する人に伝えたい情報として、「有効期限の切れた古いパスポートは持ってきた方が良い」ということがあります。
東京交通会館の旅券課の正面入り口のスタッフによると、「期限が切れているなら、古いパスポートはなくても大丈夫」とのことだったのですが、あった方が手続きが速いです。
というのも。まず、パスポートを申請するための書類に、古いパスポートの情報を書く欄があります。具体的には、発行年月日やパスポート番号です。古いパスポートがないとこの欄を記述できません。
そして、旅券課の案内スタッフによると、「期限が切れているなら、そこは書かなくても大丈夫」との話でした。ですが、申請書を一度提出した後、旅券引換書をもらう窓口で、古いパスポートがないとちょっと面倒になります。
なぜなら、古いパスポートがないと、その窓口で「本当にあなたの古いパスポートの期限が切れているか確認します」という話になるからです。というわけで、期限切れの古いパスポートは持参した方が良いです。
パスポート受取側の出口裏にATMがある
パスポートの申請が受理された後、再度、東京交通会館にパスポートを受け取りのために訪れることになります。その際、印紙代と手数料のために、それなりの現金(10年の場合で1万6千円)が必要になります。
その現金を用意するのに、一番便利な場所にあるATMは、東京交通会館2Fにあるセブン銀行のATMです。このATMは、旅券課の受取側の出入口(上で、写真屋の営業を避けるのに便利と伝えたのと同じ)のすぐ裏手にあります。このATMのある場所は、印紙代と手数料を払う窓口の真横でもあります。
パスポートを申請時に正面の入口から入り、同じくその正面から出た場合は、中々、この裏手にあるATMの存在に気がつきません。ので、事前にここにATMがあることを知っておくと役立ちます。