今回は、ハワイにSIMフリースマホを持ち込んで、現地のSIMを利用するのが初めての人に伝えたい情報です。
お伝えしたいのは、「普段マメにアプリをアップデートする人は、日本の空港でWIFIが使えるうちに、それをしておいたほうがいいよ」と言うことです。
現地SIMのプラン次第でデータ通信量が限られる
なぜかと言うと、現地SIMのプラン次第でデータ通信量が限られるからです。
例えば、ハワイで使えるZIP SIMのデータ専用プランでは、この記事を書いている現在、一番安いプランの場合、高速通信できるデータ料の上限が500MBとなっています。
一方、昨今、スマホのアプリは、1アプリのアップデートに100MBを超える容量の場合があります。そのため日本にいる感覚でマメにアプリを更新してしまうと、あっという間に現地SIMのデータ通信の上限を超えてしまいます。
なので、日本の空港のWIFIが使えるうちに、アップデートできるものはしておいたほうが良いと言うわけですね。
現地のWIFIが使えない可能性を想定する
実際のところ、ハワイ現地で、宿泊先などの無料WIFIが利用できる場合は、この問題は解決します。他にも、2017年12月からは、ホノルル空港でも、広告を見ることで一定時間無料WIFIが使えるサービスが導入されました。
ですが、このようなWIFIは、「確実に使えるとは、限らない」と想定しておいたほうが良いです。実際、ホノルル空港の無料WIFIは、2017年12月末にハワイに行った人の話でも、私が2018年1月に訪れたときでも、使えませんでした。私の場合は行動した範囲で、そもそもその電波が入りませんでした。
また、宿泊先のWIFIで言うと。本当にたまたま、「その部屋のWIFIルーターが故障していた」と言う理由から、ハワイ旅行中、部屋のWIFIが使えず困った人の話を聞いたことがあります。その方は、当初、そのWIFIを当てにして、仕事の連絡をするつもりだったそうです。ですが、部屋のWIFIが使えず本当に不便だったそうです。
その方は、宿泊先の管理スタッフに、「WIFIが使えない」と言う苦情を伝えたら、すぐに使えるように修理してもらえることを期待したそうです。ですが、残念ながらハワイ滞在中にそれが直ることはなかったそうです。
ハワイ旅行中、このように使える想定のWIFIが使えない状況が発生することも考えられます。ので、日本の空港でWIFIが確実に使えるうちに、アップデートしておいた方が良いわけですね。
アップデートしない設定にする
もしくは、旅行中は、アプリのアップデートをしない設定にするのも、選択肢です。例えば、iPhoneの場合は、設定→iTunes StoreとApp Storeから、その設定ができます。
そもそも「自動ダウンロード」の「アップデート」を切る方法もありますし、「モバイルデータ通信」のところをオフにして、WIFIのとき以外は、自動ダウンロードされないように設定することもできます。
逆に、ハワイ旅行中、データ通信量の上限が少ないプランのSIMを利用しているのに、これらの自動ダウンロード設定を有効にしていた場合は、大変なことになります。自動でアプリの更新データがダウンロードされるせいで、気付いたらその上限を超えていることになりかねないからです。
なので。ハワイで現地SIMを使う人は、日本の空港でアップデートすべきものは最新にしておき、かつ、スマホの設定でアプリを自動更新しないようにしておくと良いです。