今回は、ワイキキでの宿泊先として、ワイキキ・バニアンを初めて検討している人にお伝えしたいお役立ち情報です。
宿泊先を「ワイキキ・バニアンにしよう」と決めた時、次に悩むのは、「どの部屋タイプにしようかな?」ということですよね。
というのも、ワイキキ・バニアンには、棟や階数に応じて複数のルームタイプがあるからです。具体的には、Astonの日本地区販売総代理店のホームページに詳しいのですが、そこから引用すると次の5つの部屋タイプがあります。
ワイキキ・バニアンの部屋タイプ
- スタンダード
- スーペリア
- デラックスマウンテンビュー
- パーシャルオーシャンビュー
- デラックスオーシャンビュー
で、私は、ワイキキ・バニアンの30階以上のデラックスオーシャンビューの部屋に泊まった経験があります。その経験をもとに、ワイキキ・バニアンの部屋タイプの選び方をご紹介したいというのが、この記事の趣旨です。
Tower 1かTower 2か
で、ワイキキ・バニアンの部屋タイプを選ぶ前に知っておいた方が良いことがあります。それは、この建物には、Tower 1とTower 2の2つの棟があることです。
その2つの棟の様子は、次のGoogleマップの写真で見るとわかりやすいです。
Googleマップでワイキキ・バニアンの2つの棟の様子を見る
Googleマップの上空から撮影した写真を見るとわかる通り、ワイキキ・バニアンには2つの建物があり、その立っている向きが異なります。
Tower 1は、Tower 2のちょっと南側に位置し、部屋の窓は、北西と南東に向いています。Tower 2は、Tower 1の北側に位置し、その窓は、南西と北東に向いています。
つまり、Tower 1とTower 2のどちらに泊まるかによって、窓から見える景色が全く変わります。
例えば、Tower 2の北東向きの部屋に泊まった場合は、海が全く見えないマウンテンビューとなります。ワイキキのビーチが、ワイキキ・バニアンの南側に位置するためです。
逆にTower 2でも、南西向きの部屋の場合は、海が見えることになります。ただ、部屋の位置や高さによっては、手前の建物の影響で、海の一部しか見えないことになります。つまり、パーシャルオーシャンビューと場合もあるわけですね。
次にTower 1の場合ですが、南東向きの部屋からは、ダイヤモンドヘッドと海が見えるナイスな景観となります。一方、北西向き部屋からは、海は見えますが、ダイヤモンドヘッドを見ることができません。
それぞれ、窓からの景色として参考になるページを次のリンクに示します。
- Tower 1、北西向き(街側)の景色がわかるページを見る
- Tower 1、南東向き(ダイヤモンドヘッド側)の景色がわかるページを見る
- Tower 2、南西向き(海側)の景色がわかるページを見る
- Tower 2、北東向き(山側)の景色がわかるページを見る
というわけで、ワイキキ・バニアンに宿泊する場合、Tower 1とTower 2のどちらにするか、また、それぞれのタワーのどちらの向きの部屋に泊まるかで、その窓からの景観が大きく異なります。
高層階の方が景色が良い
ワイキキ・バニアンの部屋タイプを選ぶにあたり、Tower 1とTower 2の違いとは別のポイントとして、宿泊する部屋のある階数の高さの違いあります。
で、当然ですが、高層階の方がその窓からの景観はより素晴らしくなります。
例えば、私は、実際には、Tower 1の南東向きの部屋の30F以上の部屋に泊まったのですが、その窓からの眺めが、この記事のトップの写真です。このように、ダイヤモンドヘッドを一望しつつ、海も見ることができました。
一方で、これが、もうちょっと低い階だった場合。手前の建物が視界に入ってしまい、ダイヤモンドヘッドも、海も、綺麗に見られないことがわかりました。
というわけで、景色の良さを求めるならば、高層階の部屋の方がオススメです。
日中の景色の良さを求めるならTower 2の高層階の南東向きがオススメ、でもデメリットもある
以上をまとめますと、日中の部屋からの景色の良さを求めるなら、Tower 2の高層階の南東向きの部屋がオススメです。
この高層階の部屋は、周りの建物よりも高い位置にあるため、ダイヤモンドヘッドがバーンと大きく見られます。加えて、海も綺麗に見られます。
ただ、この部屋にもデメリットがあります。そのデメリットとは、午前中の日差しの強さです。
Tower 2の南東向きの部屋は、日差しが強すぎて、午前中部屋の中が暑くなりすぎます。そのため、午前中部屋で過ごしたい場合は、カーテンを閉めてクーラーをつけないときついことがあります。
この問題について、日中は出かけていることが多いでしょうから、あまり問題にはならない人も多いはずです。ただ、一日中、部屋でまったり過ごしたい人は、Tower 2の南東向きの部屋には、景色の良さの反面、このようなデメリットがあることを知っておいた方が良いです。
また、高層階の部屋は、他の部屋タイプと比較して、シンプルに宿泊料金が高くなります。これも、デメリットと言えますね。
夜景を楽しむならマウンテンビューも悪くない
ちなみに、「ハワイと言えば海」というイメージから、オーシャンビューを望む人も多いですよね。ですが、意外とマウンテンビューも悪くないことを知っておいた方が良いです。というのも、マウンテンビューは、夜景の美しさに期待できるからです。
つまり、ワイキキ・バニアンのTower 2のマウンテンビューも、夜景の美しさでは期待できるわけです。事実、私は、ワイキキ・バニアンのお隣の建物となるワイキキ・サンセットのマウンテンビューの部屋に泊まった経験があるのですが、そこからの夜景は本当に綺麗でした。
なので、ワイキキ・バニアンのマウンテンビューも同じように夜景の美しさを期待できます。
一方、日中は絶景が見られるTower 1の南東側からの夜景は、少なくともマウンテンビューの夜景ほど綺麗ではありませんでした。というわけで、「日中は基本出かけているし」と割り切って、マウンテンビューを選ぶのも悪い選択肢ではありません。