今回は、ハワイ旅行で準備する現金のドルについてです。オアフ島のワイキキに滞在する場合は、日本でたくさんのドルを両替して準備しなくて大丈夫です。
その理由は、ワイキキには、日本で両替するよりレートの良い両替所があるからです。ので、日本円のお札を持ち込んでおけば、現金のドルが必要になった時点で、その両替所で両替することができます。
ワイキキの両替所の場所
ワイキキの両替所の場所は、Tギャラリア ハワイ by DFS(以下、DFS)と言うワイキキの中心地にある免税店の周辺にあります。またDFSの建物自体にも両替所があります。
特にDFSの南東側の通りとなるロイヤル・ハワイアン・アベニュー沿いには、たくさんの両替所があります。この通り沿いを歩くとお店の前に『両替』の看板が出ているのですぐにわかります。中には洋服屋が両替所を兼ねている場合があります。
事前に様子を知る方法
事前にその様子を知りたい場合は、Googleストリートビューを利用すると便利です。ストリートビューで、クヒオ通り側から左手を見ながらロイヤル・ハワイアン・アベニューを左手を見ながら進むと、『両替』と看板を出しているお店があることを確認できます。
売りと買いのレートの違いに注意
DFS周辺にはいくつかの両替所がありますが、両替所毎にそのレートが違います。またレート自体も日々変わります。
したがって、これらの両替所で両替する場合は、各両替所のレートを確認して一番レートの良い所を探す必要があります。
売りと買いのレートは違う
そのレートを確認するには、売りと買いのレートの違いに注意をしてください。つまり、日本円をドルに両替する時のレート(=ドルを買う)なのか、ドルを日本円に両替する時のレート(=ドルを売る)なのかということです。
たとえば、為替の相場が$1=100円だった場合でも、日本円からドルに両替する場合は$1=101円、ドルを日本円に両替する場合は$1=99円のようにレートが違います。
で、いくつかの両替所では、ドルを日本円に両替するレート(つまり上の例の$1=99円のレート)を提示している場合があります。そのため、日本円をドルに替えることが多い日本人が誤解してしまうことがあります。
簡単で確実なレートの確認方法
両替所の利用にあたり、一番簡単で確実なレートの確認方法は、「1万円が何ドルになりますか?」と尋ねることです。確認した結果でドルが一番多くなる両替所を利用すれば良いです。両替所のスタッフは日本語が通じる場合が多いです。
その時のスタッフによっては、通じない両替ショップもあります。例えば、私は実体験として、DFSの建物内の両替ショップで英語しか通じなかったことがありました。
両替所に売りと買いの両方のレートが提示されていたら、その差を計算するのも、良い方法です。その差が、その両替所の手数料とわかるからです。つまり、その差が小さいほど、手数料の少ないお得な両替所と言えます。
日本で準備するドルの額
一方で、日本で全くドルを準備しないと言うのも早計です。ホノルルの空港に到着してワイキキに移動するまでに現金が必要になる場合があるからです。
例えば、タクシーやシャトルバスの移動費用や、ボーイが荷物を運んでくれるようなホテルではそのボーイに渡すチップ、空港から公衆電話でどこかに連絡したい場合などです。ほか手違いで来るべきお迎えが来なくて、タクシーでワイキキに移動することなった、のようなトラブルも想定しておいた方が良いです。
日本で全くドルを準備しなかった場合は、手数料の高いことで有名なホノルルの空港で両替することなります。ので、日本である程度のドルは準備しておいた方がよいです。
100ドルパックを1つで十分
ご参考として、私が日本で準備するドルの現金は、ワイキキに滞在する場合は100ドルパックを1つ用意します。
100ドルパックとは、日本の金融機関で両替する時に、100ドルを細かいお札に分けて1パックのセットにしてくれるものです。100ドルパックでは、1ドル札×5枚、5ドル札×1枚、10札ドル×5枚、20札ドル×2枚の内訳となります。
とりあえずこの100ドルパックがあればワイキキまでの移動費用として十分ですし、ボーイに渡すような細かい額のチップのお札も問題ありません。