ワイキキのホテルを選ぶ前に知っておくべき立地の注意点

今回は、初めてのハワイ旅行に向けて、ワイキキのホテルを探している人に伝えたい情報です。

ワイキキのどこに泊まるかで環境が違う

ワイキキは、北西から南東にかけて結構範囲が広いですその範囲を次のリンクから、Googleマップで確認できます。

Googleマップでワイキキの範囲を見る

そのため、ワイキキのどのあたりに泊まるかによって、その環境に違いがあります。今回は、その違いによる注意点をご紹介します。

ワイキキの中心近くのホテルは夜の賑わいの音が・・・

では、早速始めましょう。まずワイキキのホテルを選ぶとき、ワイキキの中心近くのホテルを選ぶと様々なメリットがあります。

そのワイキキの中心のイメージとして、ここではロイヤルハワイアンセンター周辺で、カラカウア通りとクヒオ通りに挟まれたエリアをイメージしています。次の地図を見ていただくと、私のイメージしている中心の範囲が分かりやすいですね。

Googleマップでワイキキの中心のイメージを見る

そのメリットとして、例えば、このエリアには飲食店やショップの選択肢が多いですし、トロリーやThe Busの乗り場も近く便利です。また、夜中でも賑わいを見せているので、その時間に歩き回っても治安面で心配が少ない点も、メリットとなりますね。

一方、このワイキキの中心近くのホテルを選ぶデメリットもあります。それは、その夜の賑わいの音が、ホテルの部屋の中に、うるさく聞こえる場合があることです。特に金曜の夜は、夜通し、うるさいこともあります。

なぜうるさいかというと、この範囲には、夜通し営業するバーがあるからです。そして、そのバーで馬鹿騒ぎしている音が、聞こえて来るわけです。この近くのコンドミニアムに暮らしていた人の中には、「このあたりのうるささが嫌で引っ越しました」と言う人もいます。

またこの範囲の近くのビーチ・ウォークという通り沿いには、ハードロックカフェがあるのですが、このハードロックカフェからの音も、大きく聞こえてきます。

Googleマップでワイキキのハードロックカフェの場所を見る

私がワイキキの中心部のホテルに泊まった時には、窓を閉めていてもこのハードロックカフェから馬鹿騒ぎの音が聞こえることがありました。

ワイキキの中心地の近くは、このように夜中の騒がしい音に悩まされる可能性があります。なので、それを避けたい場合は、高層階の部屋を選ぶか、または多少不便でも中心地から距離のあるホテルを選ぶのも、1つの選択肢です。

クヒオ通りから山側は夜暗く人気が少ない

次に。ワイキキには、その範囲を北西から南東に向けて走る主要な3つの通りがあります。一番海側の通りが、ワイキキのメイン通りであるカラカウア通りです。

そのカラカウア通りに平行しており、一本山側にある大きな通りがクヒオ通りです。そして、さらにもう一本山側にある通りがアラワイ通りとなります。

このクヒオ通りから山側の範囲にあるホテルやコンドミニアムに、宿泊するメリットが1つあります。それは、カラカウア通り沿いの高級ホテルと比較し、その宿泊料金が安いことです。

一方で、クヒオ通りから山側は、カラカウア通りよりも、夜は人通りが少なくなります。なので、夜中には、女性一人で歩き回らない方が良いエリアとなります。

これがカラカウア通り沿いならば、そのような心配が少ないです。と言うのも、夜中でも人通りが多いからです。ですが、クヒオ通りから山側のエリアは、そうはいきません。

例えば、夜中に「ちょっとお腹が空いたから」とコンビニに行きたい場合に。クヒオ通りから山側の範囲に宿泊していた場合は、治安面の心配から、女性一人で出かけない方が無難です。つまり、この範囲に宿泊すると、そのような不便さを感じることになります。

ワイキキ中心を離れたホテルのメリットとデメリット

次に。上では、「ワイキキの中心近くのホテルは、夜うるさいことがある」とご紹介しています。一方、ワイキキの中心を離れたホテルは、そのうるささから距離が取れる点がメリットと言えます。

その中心の外し方として、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジやイリカイホテルのある北西側と、ワイキキビーチマリオットやアストンワイキキビーチホテルのある南東側の2つの外し方があります。

で、どちらにしても、ワイキキの中心地までは、少々距離があります。なので、その往復を徒歩で何度もするようになると、ちょっと面倒さを感じることになります。

特にワイキキの北西側のホテルは、カラカウア通りに面していないため、ワイキキの中心まで歩くのがやや面倒です。また夜は人通りが少なくなる場所もあります。なので、ワイキキの中心地への徒歩での移動がしにくくなります。

このような背景から、ワイキキの北西側のホテルからは、トロリーという観光客向けの交通機関を利用して、ワイキキの中心地に移動するのがオススメです。

トロリーは、ワイキキトロリーのピンクラインであれば、特定のクレジットカードの特典で無料で使えます。なので、北西側のホテルに泊まった場合は、そのような特典が使えないかをよく調べた方が良いです。

ただ、そのトロリーも夜中の交通手段としては使えません。例えば、夜中までワイキキの中心にある飲食店で食事をして、その後の帰りの足として利用できません。なぜなら、終トロリーの時間があるからです。その時間は、平日でだいたい22時頃、日曜祝日で21時頃です。

つまり、ワイキキの北西側のホテルは、夜中までワイキキの中心部で何かをしたい場合、少々不便さを感じる立地となります。

カラカウア通りを挟むかどうかでビーチへのアクセスのしやすさが変わる

次に。上では、ワイキキには3つの大きな通りがあり、「ワイキキのメイン通りがカラカウア通りだ」とご紹介しています。

で、このカラカウア通りを挟んで、海側のホテルに泊まるか、山側のホテルに泊まるかで、ワイキキのビーチへのアクセスのしやすさが、大きく変わります。

なぜかというと、ハワイは、横断歩道以外を歩行者が渡ることを厳しく取り締まっているからです。また、信号無視もできません。その行為を警察に見つかると、歩行者でも捕まり、罰金を取られます。

なので、カラカウア通りを挟んで、山側のホテルに泊った場合、ビーチまでアクセスするために、横断歩道のあるところまで歩き、そこを渡る必要が出てきます。

一方、カラカウア通りを挟んで、海側のホテルは、ホテルの敷地の延長に、ビーチがあります。なので、本当に気軽にビーチにアクセスできます。

ワイキキ外のホテルからワイキキまでは徒歩圏ではない

以上のように、同じワイキキの中にあるホテルでも、その立地によって違いがあります。それを踏まえた上での最後の注意点があります。

それは、「ワイキキ近くでも、ワイキキの外にあるホテルを選んだ場合、ワイキキまでは徒歩圏ではない」と言うことです。

そのようなホテルとして、例えばワイキキ近くのアラモアナセンターにあるアラモアナ・ホテルがあります。このホテルは、ワイキキの北西に位置しています。

で。上では「ワイキキ内でもヒルトン・ハワイアン・ビレッジから、ワイキキの中心まで度々歩くのは、手間になる距離だ」とご紹介しています。なので、もっと奥にあるアラモアナ・ホテルから、徒歩でワイキキまで移動するのが大変なのはわかりますよね。

また、ワイキキから最寄りのリゾートホテルとして、ワイキキの東には、ザ・カハラ・ホテル&リゾートという高級ホテルがあります。このホテルからワイキキまでは、車で15分ちょっとの距離です。一方、歩いた場合は、1時間半はかかります。

つまり、ワイキキ外のホテルから、ワイキキに行きたい場合は何らかの交通手段が必要になります。

このようにワイキキの外にあるホテルを選ぶことは、ワイキキまで徒歩で行けなくなることを意味します。一方で、ワイキキの便利さから、そのようなホテルに泊まった場合もワイキキに行きたくなることは、結構あります。

となると、度々、何らかの交通機関を利用することになります。ワイキキ外のホテルを選ぶ場合は、このような不便さがあることを知っておいた方が良いです。

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