今回は、初めてのハワイ旅行での治安が心配な人に伝えたい情報です。お伝えしたいのは、「ワイキキにおいてこの範囲を外れると人通りが少なくなってくるので、気をつけて」というお話です。
そして、その範囲を超える場合は、「無理に徒歩での移動は、避けた方がいいですよ」ということもお伝えします。
ワイキキでも日本のようには安全ではない
初めてのハワイ旅行でオアフ島の繁華街、ワイキキのメインストリートであるカラカウア通りを訪れると、「日本のように安全な場所」と思ってしまいがちです。と言うのも、日中は人通りがたくさんあることに加え、同じ日本人旅行者が歩いているのを見かけるからです。
ご参考に、そのカラカウア通りの場所は、次のリンクから見られます。
ところが、実際には、ワイキキと言えど安全な場所とは言えず、これまでも日本人旅行者が被害に遭う事件が度々起きています。
この記事を書いている最近では、ワイキキ内の高級ホテルの敷地内で、日本人旅行者が銃による強盗事件に遭っています。その事件については、次記事でご紹介しています。
というわけで、ワイキキに滞在する場合でも、「ここはアメリカだ」ということを忘れず、気をつける必要があります。
カラカウア通りを離れると人通りが急に減る
初ハワイ旅行で、カラカウア通りを訪れ、その賑わいから「ワイキキ周辺も含めて、日本のように安全な場所」と誤解してしまうと、危険があります。
というのも、ワイキキと言えども、カラカウア通りを離れると、人通りが減ってしまうからです。ハワイは、基本車社会なので、繁華街を外れると、急に人通りが減ってしまうわけですね。
そして、その事実を知らずに、安全だと思って無理に徒歩で移動してしまうことに危険があるわけです。そのような移動の例として、例えば「ワイキキからアラモアナセンターまで」や「ワイキキからダイヤモンドヘッドまで」などの移動があります。
これらを、無理に徒歩で移動すると、人気のないエリアを歩くことになり、危険があるというわけです。
カラカウア通りで人通りが減ってくる具体的な範囲
では、具体的に「カラカウア通りのどの辺りから人通りが減ってくるか」をご紹介します。
まず、北西側の端から言うと、カラカウア通りとカライモク通りの交差点を北西方向に過ぎると人通りが減ってきます。
Googleストリートビューでカラカウア通りとカライモク通りの交差点の場所を見る
次に南東側の端は、カラカウア通りとカパフル通りの交差点を南東方向に過ぎると、人通りが減ります。
Googleストリートビューでカラカウア通りとカパフル通りの交差点の場所を見る
この北西と南東側の端に挟まれている範囲が、カラカウア通りにおいて人通りが多く賑わっているエリアです。次のリンクから、その範囲をGoogleマップで確認できます。
逆に言うと、この範囲を外れると、人通りが少なくなります。
例えば、ワイキキ中心部にあるロイヤルハワイアンセンターから、ワイキキ近くのショッピングセンターであるアラモアナセンターまでのルートを、次のリンクから見られます。そのルートをみると、上で述べたカラカウア通りが賑わっている範囲を超えての移動となることがわかります。
Googleマップでロイヤルハワイアンセンターからアラモアナセンターまでのルートを見る
同じく、ロイヤルハワイアンセンターからダイヤモンドヘッドの登山口までのルートも見てみましょう。こちらも、カラカウア通りが賑わっている範囲を超えていることがわかるはずです。
Googleマップでロイヤルハワイアンセンターからダイヤモンドヘッドの登山口までのルートを見る
無理に徒歩で移動しない
そして、このような人通りが少なくなるエリアを通る際には、無理に徒歩で移動せず、なんらかの交通手段(レンタカー、TheBus、トロリー、タクシー)を利用して移動するのが良いです。人気の少ないエリアでは、犯罪に巻き込まれる可能性が高くなるからです。
事実、2017年11月には、ダイヤモンドヘッド近くにあるKapiolani Community College(KCC)で開催されるファーマーズマーケットを目指して自転車で移動中の日本人旅行者が、銃のようなものを使った強盗傷害事件に遭っています。
自転車での移動でさえこのような事件が起きてますので、徒歩で人気のないエリアを移動する危険がわかるはずです。