今回は、初めてハワイ旅行でワイキキに滞在する人に伝えたい情報です。
そのような人のうち、ハワイの治安面が心配な人に向けて、私が2018年1月にワイキキに滞在した際、金曜の夜、19時台にワイキキの繁華街を歩いた時の治安面の印象をご紹介します。
ハワイの治安は悪い
これから初めてのハワイ旅行をする人の中には、「ハワイは安全な場所」というイメージを持っている人が多いかもしれません。ですが、実際にはワイキキを含めてハワイの犯罪発生率は高く、日本のようには安全ではありません。
例えば、この記事を書いている最近でも、ワイキキで強盗事件、暴行事件など、様々な事件が発生しています。次のリンクは、ハワイの地元新聞Star-Advertiserに掲載された、そのような事件の一例です。
- 2018年7月10日 Tourist attacked by homeless man at Waikiki beach, advocate says(ワイキキで観光客がホームレスによって暴行された)
- 2018年6月28日 Man is allegedly kidnapped and robbed in Waikiki(男がワイキキで誘拐されて強盗にあう)
- 2018年6月18日 Police search for suspect in knifepoint robbery in Waikiki(ワイキキでナイフを使った強盗事件の容疑者を警察が探している)
実際にワイキキを訪れ、その様子を見ると、「日本のように安全な場所」と誤解しがちです。同じ日本人旅行者が歩いているのをたくさん見かけるからです。ですが、上述したようにワイキキでさえ、危険な事件が発生しています。2017年には銃による日本人旅行者へ強盗事件も起きているくらいです。
というわけで、大前提としては、「日本のように安全な場所ではない」という点に注意して、行動する必要があります。
金曜の夜19時台に行動したワイキキの範囲
以上の話を知ると「治安が悪いから、夜は出かけないほうが良いのか」と心配になる人もいますよね。そのご参考に、私が2018年1月の金曜の夜、19時台にワイキキの繁華街を歩いた時の印象をご紹介します。
まず、次の動画(一部、写真)が、その時に撮影したワイキキの様子です。ご覧いただくと、すでに日が落ちており、暗い時間帯だということがわかります。
この時、私は、ワイキキ・サンドビラ・ホテルというワイキキの北側にあるホテルに宿泊していました。そのホテルの部屋で食べる夕食のために、持ち帰り料理を買うべく、ワイキキの繁華街に繰り出しました。その具体的な行動範囲は、次のリンクからGoogleマップで確認できます。
Googleマップで私が行動したワイキキの繁華街の範囲を見る
ざっくりいうと、ワイキキのインターナショナルマーケットプレイスがあるブロックを、カラカウア通りとクヒオ通り沿いにぐるっと回る感じで行動しました。
治安面の印象
この時、私が感じた印象は、「インターナショナルマーケットプレイス周辺は、夜になっても比較的安全な雰囲気だな」ということでした。というのも、カラカウア通り側にしても、クヒオ通り側にしても、人通りが多かったからです。
インターナショナルマーケットプレイスは、2016年8月にリニューアルオープンしたのですが、そのおかげで、その周辺の道路も綺麗に整備されました。結果として、明るい雰囲気となり、「夜に訪れても治安面での心配が少ないエリアになった」と感じました。
ただ、訪れる時間帯によっては、「雰囲気が違うだろうな」とも感じました。というのも、19時台は、夜がまだ始まったばかりの時間帯だからです。
私が以前、仕事でワイキキに滞在したときには、22時、23時以降の時間帯にワイキキのこのエリアを歩くことがありました。その時間帯になると、クヒオ通り沿いには、プロの女性が立っていたり、馬鹿騒ぎしている酔っ払いがいたり、と全く雰囲気が変わりました。
また、19時台でも、カラカウア通りやクヒオ通り沿いを外れると、人通りがグッっと減ることも、この時体験しました。例えば、上の行動範囲では、ワイキキ・サンドビラ・ホテルからクヒオ通りにぶつかるまでの道は、人通りがほぼありませんでした。
Googleマップでワイキキ・サンドビラ・ホテルからクヒオ通りまでの道を見る
というわけで、結局のところ、本当に人通りが多いエリアは別として、夜のワイキキでは、やはり治安面に注意する必要があると感じました。