ワイキキのリッツに泊まって実感したセキュリティ具合

今回は、ハワイ旅行でザ・リッツ・カールトン・ワイキキビーチ(以下、ワイキキのリッツ)に宿泊を検討している人のうち、そのセキュリティが気になる人に伝えたい情報です。

私は、2019年1月にこの施設に滞在しました。その時に実感したこの施設のセキュリティ具合についてご紹介します。

宿泊した部屋の概要

今回、私はワイキキのリッツにおいて、デラックスオーシャンビュールームという部屋タイプに宿泊しました。

部屋の間取りは、縦に細長い感じで、玄関入って左手にバスルームがあり、その横を通る通路沿いに簡易キッチンのキチネットがありました。

その通路を抜けると、キングサイズのベッドが置いてあり、そのベッドがある空間の奥に、窓に面したリビングスペースがありました。

この部屋タイプは、厳密には、寝室とリビングが分かれていないスタジオタイプの部屋です。ですが、ベッドとリビングの間に可動式の引き戸があり、それでその空間を区切れるようになっていました。

部屋の階数は、21階でその窓からは、ワイキキのビーチを一望できる素晴らしい眺望が楽しめました。

1階車寄せ階で必ずスタッフの確認がある

ワイキキのリッツに宿泊した結果、そのセキュリティ具合は、「さすがリッツだな」と思うものがありました。というのも、宿泊者以外が、簡単には入って来れないような仕組みになっていると感じたからです。

例えば、この施設は、ロビーが8階にあります。1階にある車寄せから、そのロビー階まで行くエレベーターに乗るまでは、必ずホテルのスタッフの目に付くようになっています。

車で車寄せに乗りつけた場合は、車寄せのスタッフに、宿泊者かどうか確認されることになります。

宿泊ではなく、例えば、食事だけの目的で訪れた場合でも、その旨を伝えて、そこで車をバレーパーキングに預ける流れになるはずです。

ので、このホテルに用事がない人が、そもそも入って来にくい仕組みになっています。

エレベーターは自分の部屋がある階にしか止まらない

また仮に不審者が、徒歩で宿泊者を装って、エレベーターまでたどり着けたとしても、行けるのは8階のロビー階までとなります。そこから上の階には、ルームキーがないとエレベーターが行かない仕掛けになっているからです。

また、ワイキキのリッツのエレベーターの中には、行き先ボタンがありません。エレベーターホールに行き先を選ぶパネルがあり、そこで行きたい先を選ぶことになります。

この記事のトップの写真は、21階からエレベーターに乗り込んだところですが、止まる階が、L(8階ロビー)、G(1階車寄せ)となっているのがわかりますよね。

このように、ワイキキのリッツのエレベーターでは、ルームキーさえあえれば、好きな階に行けるわけなく、自分が宿泊している部屋の階の他は、ロビー階か、車寄せのある地上階しか選択肢がありませんでした。そのため例えば、仮に不審者が宿泊者を装って、本当の宿泊者に紛れ込むようにエレベーターに乗り込めたとしても、その後その不審者は、行き先が選べず困ったことになるわけです。

このように、ワイキキのリッツでは、1Fでの人の目による監視のほか、エレベーターでも機械的に不審者が入って来にくい環境となっており、「さすがリッツだな」と思うことになりました。

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