ワイキキで女性が強盗事件に遭った具体的な場所

今回は、初めてのハワイ旅行でワイキキを訪れる人のうち、その治安が心配な人に伝えたい情報です。

お伝えしたいのは、「ワイキキのこんなところでも強盗事件が起こる」という具体例です。

カライモク通りで40歳の女性への強奪事件が発生

次の記事は、ハワイの地元新聞Star Advertiserのウェブサイトで読める、ワイキキで起きた傷害強盗事件についての記事です。

Star Advertiser: Woman hurt in Waikiki robbery

この事件は、2017年10月22日にワイキキで深夜に発生しました。記事からは、19歳の男が、40歳の女性から荷物を強奪する事件があったことがわかります。そして、事件の起きた場所として、「カライモク通り」ということもわかります。

カライモク通りとは、ワイキキの中心街にある道路の1つです。次のリンクから、Googleマップでその場所を確認できます。

Googleマップでカライモク通りの場所を見る

カラカウア通りを離れ運河側に行くと人通りが減る

地図を見ると、カライモク通りが、ワイキキのメイン通りであるカラカウア通りに直行し、アラワイ通りまでを結ぶ道路だとわかります。そして、カライモク通りがカラカウア通りと直行する交差点は、ラグジュアリーロウという有名ブランドショップの路面店が立ち並ぶエリアのスタート地点です。

その交差点の様子は、次のリンクから、Googleストリートビューで確認できます。

Googleストリートビューでカライモク通りとアラワイ通りの交差点を見る

ご覧いただくとわかる通り、この交差点付近は、綺麗な感じに整備された雰囲気です。ちょうどワイキキの繁華街の買い物エリアの北西側のスタート地点が、この交差点と言えます。このラグジュアリーロウ周辺は、深夜は別にしても、夜になっても人通りがあり、強盗事件が起きそうな雰囲気でありません。

また、カライモク通りとクヒオ通りの交差点近くのエリアは、2016年7月に超高級ホテルのザ・リッツ・カールトン・ワイキキビーチがオープンしています。つまり以前よりも綺麗に整備され、治安面での心配が少なくなったエリアです。

上の記事では、カライモク通りの中でも、実際に、どのあたりで事件が起きたかまでは明示されていません。ですが、私は、「カラカウア通りから離れたエリアで起きたのでは?」と考えています。

というのも、同じカライモク通りでも、カラカウア通りを離れ、アラワイ通り側に進むと、人気がなくなるからです。買い物客が歩くカラカウア通り沿い比べ、アラワイ運河側には、その目的となるお店がないんですね。

例えば、次のリンクから、カライモク通りを、もうちょっとアラワイ通り側に進んだ様子が見られます。

Googleストリートビューでアラワイ通り側に進んだカライモク通り沿いの様子を見る

ご覧いただくと、昼間でも人が歩いていない様子がわかります。買い物客が訪れるようなお店がないからです。初ワイキキの人は、このように、ワイキキの中心部近くと言えど、カラカウア通りを離れて、アラワイ通り側に行くと人通りが少なくなる点は、知っておいた方が良いです。

夜に女性の一人歩きをしない

初ハワイの人が、日中のカラカウア通りの様子を見ると、どうしても、「日本のように治安が良い安全な場所」のように思ってしまいます。同じ日本人旅行者がたくさん歩いており、治安面で心配がない印象を持つからです。

一方で、同じワイキキでもカラカウア通りを離れると、その様子が変わります。特に夜になると、ガラリと雰囲気が変わるエリアがあるわけです。

なので、夜になったら、たとえ「ホテルの近くのABCストアまで」のようなちょっとした用事であっても、女性の一人歩きは避けた方が良いです。実際、上でご紹介した事件では、深夜にホテルに帰る途中の女性が、背後から持ち物を強奪されているのがわかります。

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