今回は、ハワイ旅行で初めてレンタカーを運転する人に伝えたい情報です。
お伝えしたいのは、「ハワイで運転する人は、現在地の住所を英語で説明できるように備えておいた方がいいよ」ということです。そして、そのために役立つスマホのアプリをご紹介します。
911に電話をする際、現在地を伝える必要がある
なぜかというと、万が一運転中に事故を起こして警察を呼ぶために911に電話をする際に、現在地を英語で説明する必要があるからです。
私は、以前、オアフ島のノースショアで、自損事故を起こした経験があります。その際、911に連絡するにあたり一番困ったのが、英語で現在地を説明することでした。
というのも、その当時、英会話が苦手だった上に、何よりハワイの土地勘がなかったからです。事故を起こした道の名前さえわかりませんでした。
今冷静に思い返せば、ガイドブックの地図を見る、カーナビの地図を見る、などで現在地を確認する方法はありました。しかし。その時はとにかく事故を起した焦りから、「とっ、とにかく911だ。どうしようどうしようどうしよう・・・」という心理になっており、電話口で話しながら現在地を説明できませんでした。
また、地図やカーナビでは、通りの名前はわかっても事故を起こした場所をピンポイントで伝えることが難しいです。なので、地図やカーナビを見ていたとしても、結局は現在地を説明できなかったはずです。
この事故の時は、たまたま通りかかったローカルの人が911への電話を代わってくれ、事故を起こした場所を説明してくれたのでことなきを得ました。ですが、そうでなかったら、いつまで経っても、現在地を説明できませんでした。
現在地の英語の住所がわかるスマホアプリが必要
さて。私はこの事故を起こした経験から、ハワイ旅行中、運転する場合は、万が一に備えて、英語の現在地の住所がすぐにわかるようにしておいた方が良いとわかりました。
というのも、事故を起こした場所の英語の住所がわかれば、911には、その住所を読むだけで現在地を簡単に伝えられるからです。そして、その目的で役立つアプリがあることがわかりました。
具体的には、次のアプリです。
・iOS: Where Am I At?
https://itunes.apple.com/us/app/where-am-i-at/id389894248?mt=8
・Android: Where Am I?
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.ejelta.whereami&hl=ja
どちらのアプリも現在地から、現在の緯度経度も含めて英語の住所まで確認でき便利です。ちなみにiPhone向けのWhere Am I At?を日本で試したところ、日本の住所は日本語で表示されました。
このアプリはこの記事を書いている2014年11月現在では、期間限定で無料で利用できるようになっています。またAndroid向けのアプリも無料で利用できるアプリとなっています。
ハワイでレンタカーを借りる人は現在地の英語の住所がわかるアプリを準備する
以上、ご紹介してきた通りハワイでレンタカーを借りる人は、事故を起こした時に911に連絡するときに備えて、現在地の英語の住所がわかるアプリを準備しておくと安心です。
ただ、ご紹介したアプリをハワイで利用するために、スマホがハワイでもデータ通信ができる必要があります。
なので、モバイルWi-Fiを借りる、国際ローミングをする、SIMフリーのスマホを持ち込んで現地のSIMを利用する、などの準備も合わせて必要になります。