今回は、ハワイ旅行が「初めての海外旅行です」という人にお伝えしたい情報です。
「スーツケースを必ず使わなくてはならない」と言うわけではない
初めての海外旅行に向けて、その荷物を入れるために、スーツケースを購入しようとしている人も多いではないでしょうか。「海外旅行の預ける荷物=スーツケースに入れる」というイメージが強いからです。
ですが。実際には、空港で預ける荷物(受託手荷物)は、「スーツケースを必ず使わなくてはならない」と言うわけではありません。
例えば、この記事のトップの写真のようにダンボールで荷造りしても良いですし、ヘニョヘニョなボストンバッグで荷造りをして、それを預けても大丈夫です。
というわけで、今回は、このように「海外旅行の荷造り=スーツケースでなくても大丈夫なんですよ」ということが、お伝えしたい趣旨です。
実際のところ、海外旅行の荷物入れとしてスーツケースは便利です。一方で、スーツケース以外を使った方が便利な場合や、スーツケース以外を使わざるを得ないこともあるんですね。
ハワイ旅行に空のボストンバッグがあると帰りに役立つ
では、ハワイ旅行においてスーツケース以外で荷造りをして、役立つ具体例をご紹介します。
例えば、ハワイ旅行では、空のボストンバッグがあると、ハワイから帰る時に役立ちます。
なぜかというと、帰りに空のボストンバッグに使用済みの衣類を移すことで、スーツケースのスペースを確保し、そのスペースにお菓子などの壊れやすいお土産を入れることができるからです。
ハワイ旅行の飛行機は、エコノミークラスでも、受託手荷物が「2個まで無料」という航空会社が意外とあります。この記事を書いている現在では、JAL、ANA、デルタなどがそうですね。
そのような航空会社を利用していた場合、「スーツケースとボストンバッグ」のように、空港のカウンターで荷物を2個預けても、無料で済みます。
で、ボストンバッグは何も入れないと、あまりかさばりませんよね。つまり、ボストンバッグは、行きのスーツケース内に忍ばすのが簡単です。一方、スーツケース2個を行きから持って行こうとすると、今度は持ち運びが面倒になります。
なので、帰りだけ必要になる荷物入れとして、ボストンバッグが便利なわけです。
またボストンバッグには、スーツケースと比較し、「開閉が楽」という特徴があります。なので、最終日に荷物を詰め込むのが、スーツケースと比較し楽です。
もちろんボストンバッグなので、衝撃に弱いものを入れることはできませんが、衣類を入れる分には十分です。なので、最終日に直前で取り出したい日本で着る服を入れるのにも役立ちます。また、宿泊先の部屋のタンスに入れていた衣類を「バッバッバッ」と詰め込むのも楽です。
スーツケースの場合は、一度パッキングを終えてしまうと、再度開け直すのが面倒です。開閉するのに一手間かかるからです。そして丁寧に「詰め終わった・・・」と思ったところで、「あっ、これ入れ忘れてた」のようになることは、本当によくあります。
ボストンバッグだと、そのような時に手軽に荷物の詰め直しができます。結果として、帰る直前の荷造りが楽になります。
ハワイ旅行でダンボールを預けた実体験
また、私はハワイ旅行でスーツケース以外で荷造りした経験として、ダンボールで梱包した荷物を預けた経験もあります。
あるハワイ旅行において、スーツケースには入らない大きさの電子機器をハワイに持ち込む必要がありました。スーツケース内に入らない大きさのため、ダンボール内に緩衝材を詰めて壊れないように梱包し、受託手荷物として預ける必要がありました。
で、実際にダンボールをハワイ旅行の荷物として、持ち歩いてみてわかったことのは、「キャスターのあるスーツケースは、本当に便利なんだな」ということです。
というのも、ダンボールを運ぶために、いちいち、カートを探す必要が出て来たからです。ダンボールは、空港までは宅配便で輸送できるとは言え、空港内で持ち運ぶのが、やはり面倒でした。
また、ホノルル空港に着いたのち、その税関で、空港の職員に止められ、「このダンボールの中身は何ですか?」と、質問される経験もしました。ただ、その際には、「こういう目的で使う電子機器です」と答えるだけで済みました。中身を開けてチェックされるようなことはありませんでした。
ほか、帰りのホノルル空港では、カートが有料です。一方でダンボールの荷物は、カートなしで運ぶのが本当に大変です。なので、カートを使わざるを得ない状況となりました。つまり、スーツケースを利用する場合より、少額ですが余計な出費が必要になりました。
このように、実際にダンボールで梱包した荷物をハワイ旅行に持ち込んだ結果、スーツケースの便利さに改めて気がつくことができました。
ただ、私の場合は、ダンボールで梱包せざるを得ない荷物でした。実際のところ、このような荷物を運ぶ必要がある旅行者は稀かもしれません。ですが、中には、そのような荷物を運びたい旅行者の方もいるはずです。
その際には、「受託手荷物はスーツケースでなくても大丈夫」ということを知っておくと、役立ちます。