今回は、ハワイ旅行中に、生まれて初めてサーフィンをする人に伝えたい情報です。
まず、お伝えしたいのは、「サーフィンのスタンス(どちらを前足にするか)を決める方法として、こんな方法がある」ということです。
一方、その方法が必ずしも正しいとは限らないので、「とりあえず両方の向きを試した方が良いよ」ということもご紹介します。
どちらを前足にするかを決める必要がある
初めてサーフィンをする人は、右足と左足のどちらを前足にして、板の上に乗るかを決める必要があります。というのも、サーフィンは、サーフボードの進行方向に対して、横向きに乗るからです。
左右のどちらを前足にするかは、人によって得意な向きが違います。ので、初めての場合は、自分が得意な方を見つける必要があります。
私は、ハワイで初めてサーフィンデビューをしました。その際に、どちらを前足にするかは、簡単に決められました。というのも、私がスノーボード経験者だったからです。
スノーボードでは、左足を前にするレギュラーのスタンスが得意でした。ので、「サーフィンもおそらく同じだろう」と試した結果、その通りでした。
ワイキキで毎日乗る師匠から教わった判定方法
一方で、私のように、スノーボード経験がある人も限られますよね。そこで、ワイキキで毎日サーフィンをしている私の師匠から教わったスタンスの決め方をご紹介します。
その方法は、気をつけの姿勢で立っている状況で、「後ろから誰かに急に押してもらう」という方法です。この時に、自然と先に出る方を前足にします。
実際、人に頼んでこの方法をやってみたところ、私の場合は、やはり左足が前に出ました。つまり、得意な向きと一致しました。
これ以外の方法として、「利き足を後ろ足にする」という方法もあります。利き足とは、例えば、サッカーボールを蹴りやすい足のことで、この方法では、その蹴りやすい方の足を、後ろ足とします。
私は、サッカーボールは右足の方が蹴りやすく、つまり利き足は、右足です。ので、この判定方法も、一致します。
サーフィンもする元スノーボードインストラクターからのアドバイス
このように、サーフィンで自分が得意なスタンスを判定する方法として、後ろから背中を急に押す方法や利き足を後ろ足にする方法があります。
ただし、「このような判定方法が必ず正確ではない」ということを、私の友人でサーフィンもする元スノーボードインストラクターから教わりました。
この友人によると。スノーボードでもサーフィンと同様に自分が得意なスタンスを判定する必要があり、サーフィンと同じように、利き足を後ろにする、背中を押す、などで判定するそうです。
この友人がスノーボードのインストラクターとして教えた経験上でも、大多数の人は、このような方法での判定結果と、実際に得意なスタンスが一致したそうです。一方、中には例外もあり、この判定方法とは逆のスタンスの方が得意な生徒もいたそうです。
このようなことが起こる原因として。例えば、背中を押す方法では、背中を押す両手の力が均等に伝わなかった場合があります。押す側の力のバランスが悪いと、期待する足とは、逆の足が先に出てしまうことがあるそうです。
また、本来は左が利き足の人が、「自分でも知らないうちに右利きに矯正されていた」場合、「利き足を後ろ足にする」という判定方法が通じないそうです。実際この友人のスノーボード仲間にも、利き足は右足だけど、右足を前にするスタンスの方が得意な人がいるそうです。
両方試した方が良い
このように、今回ご紹介したような大多数の人に一致するスタンスの判定方法も、例外的に逆向きのスタンスが得意な人がいます。なので、初めてサーフィンをする人は、「もしかしたら、自分はその例外となるかも」という可能性を知っておいた方が良いです。
スノーボードと比較し、サーフィンの良さは、どちらのスタンスも簡単に試せることです。スノーボードのようにスタンスに合わせてバインディングを付け直す必要がないからです。
というわけで、スタンスの判定方法で得意な向きのあたりはつけつつも、とりあえず両方のスタンスを試すことをオススメします。