今回は、初めてのハワイ旅行でワイキキに宿泊する人に伝えたい情報です。
お伝えしたいのは、「ここに行くと、手前に遮るものなく、ダイヤモンドヘッドの写真が撮れますよ」というノウハウです。
窓から綺麗に見えないこともある
ワイキキから見るダイヤモンドの風景は、ハワイ旅行の代名詞とも行って良いほど有名です。ハワイ旅行が初めての人でも、ワイキキからビーチ越しに見るダイヤモンドヘッドの写真は、見たことがある人は多いですよね。
ただ、ワイキキのすべての宿泊先の部屋において、そのようにダイヤモンドヘッドが見えるわけではありません。例えば、南東向きに窓がない部屋の場合は、そもそもダイヤモンドヘッドが見えません。また、低層階の部屋の場合は、手前に別のビルが視界に入るため、ダイヤモンドヘッドがよく見えないこともあります。
さらに言うと、よく写真で見る、ビーチ越しにダイヤモンドヘッドが見られる部屋がホテルも、ワイキキの一部のホテルに限られます。ワイキキでも、すべてのホテルがビーチ沿いにあるわけではないからです。
つまり、手前に遮るものなく、ダイヤモンドヘッドの全景が「バーン」と入るような写真を撮れる部屋は、意外と限られるわけですね。
ワイキキ近くでダイヤモンドヘッドの全景を見られる場所
そこで、そのような部屋に宿泊していない人でも、ダイヤモンドヘッドの全景を綺麗に撮れる場所をご紹介すると、ワイキキの南東にあるカピオラニ・リージョナル・パーク(カピオラニ公園)がおすすめです。
Googleマップで、カピオラニ・リージョナル・パークの場所を見る
上の地図を見るとわかるとおり、この公園は、ワイキキとダイヤモンドヘッドの間にある公園です。そのため、ここまで来ると、ダイヤモンドヘッドの手前に、ワイキキのビルが入り込むことがありません。つまり、手前に遮るもののないダイヤモンドヘッドの全景をバーンと撮ることできます。
この記事のトップの写真は、まさにそのカピオラニ公園から撮ったダイヤモンドヘッドの写真です。ご覧の通り、全く遮るものがないダイヤモンドヘッドの写真を撮れることがわかるはずです。
また、一口にカピオラニ公園と言っても、その範囲は、かなり広いです。そこで、私が上の写真を撮ったあたりを具体的に紹介すると、次のGoogleストリートビューのあたりです。
Googleストリートビューでカピオラニ公園のダイヤモンドヘッドの全景を見られるあたりを見る
念のため治安に気をつける
最後に、実際にダイヤモンドヘッドの写真を撮るため、カピオラニ公園を訪れる場合は、念のため治安に気をつけたほうが良いです。
と言うのも、カピオラニ公園まで来ると、ワイキキと比較し、人通りがだいぶ少なくなるからです。2015年くらいにこの公園で拳銃を突きつけての強盗事件が起きたことがありました。
また、私が2018年1月に、ここに写真を撮りに来た時も、公園の敷地内に、何人かホームレスと思われるちょっと危なそうな感じの人を見かけました。
例えば良いカメラで写真を撮っている日本人旅行者がいたとして。このような人気の少ないところでは、犯罪者に「これはいいカモが来た」と目をつけられる可能性がないとは言えません。要するに、ワイキキと違い目立ちやすいと言うわけですね。
カピオラニ公園は、日中であれば基本的には危ない場所ではありませんが、そのような治安面の配慮は、持っておいたほうが良いです。