今回は、ハワイ旅行をきっかけに「生まれて初めてシュノーケリングをします」と言う人に伝えたい情報です。
お伝えしたいのは、「シュノーケリングは死亡事故があるくらい危険があるものなので本当に気をつけて」と言うお話です。
ハワイでシュノーケリング中に亡くなる人は多い
生まれて初めてシュノーケリングをする人が、まず知っておくと良いのが、「シュノーケリングは死亡するリスクのある行為」と言うことです。
例えば、この記事を書いている最近では、2018年の1月に、オアフ島のハナウマ湾で、韓国から来た59歳の観光客の女性が亡くなる死亡事故が起きています。その事実は、ハワイの地元新聞Star-Advertiserのウェブサイトで公開されている次の記事確認できます。
Star-Advertiser: South Korean visitor dies snorkeling at Hanauma Bay
また、2018年の2月には、オアフ島のノースショアでシュノーケリング中に事故にあった46歳の女性が、その後病院で亡くなる事故も起きています。
Star-Advertiser: Washington woman dies after North Shore snorkeling incident
同サイトで、「snorkeling」と検索すると、上記以外にも、ハワイでこれまでシュノーケリング中に、死亡事故が起きていることがわかります。
ハワイでシュノーケリングで亡くなる人が急増している
その上、CBSの公式サイトにある次の記事を読むと、昨今、ハワイにおいてシュノーケリング事故が増えていることがわかります。
CBS: Increasingly popular full-face snorkel masks raise safety concerns
※上の記事のGoogle翻訳はこちら
上の記事によると、毎年ハワイでシュノーケリングに関連する死亡人数の平均が17人。一方、2018年では、1月から3月までで、すでに10人も亡くなっていることがわかります。
CBSの記事は、その一因として、最近人気のフルフェイスのシュノーケリングマスクの危険性を伝えているものなのですが、いずれにせよ、ハワイでのシュノーケリングには、死亡するリスクがあり、また死亡事故が急増している事実がわかります。
足が着くところで練習する
そのため、ハワイでシュノーケリングを生まれて初めてする人は、シュノーケリングを甘く考えないほうが良いです。実際、2018年3月には、Star-Advertiserのウェブサイトで、シュノーケリングの危険性を伝えるものとして、「シュノーケリングは、見かけよりも危険」という記事が公開されています。次のリンク先の通りです。
Star-Advertiser: Snorkeling may be riskier than it looks
なので、ハワイで初めてシュノーケリングを体験する人は、足が着き、いつでも安全が確保できる環境で練習してからにしたほうが良いです。例えば、ワイキキビーチの浅い範囲でするなどです。
一方で、危険なのは、「いきなり、ハナウマ湾に行ってシュノーケリングデビュー」のような行為です。ハナウマ湾は、砂浜から海水に入ると、海底が急に深くなっています。また、離岸流があったり、風の強い日は波が高くなったりと、ハナウマ湾は、初心者にとって危険が多い環境です。
旅程の都合からで、「どうしても、ハナウマ湾が、シュノーケリングデビューの場になる」という人は、せめて「日本にいる間に、マスクを購入し、自宅の湯船で試す」くらいのことをしておいたほうが良いです。