今回は、初めてのハワイ旅行に小さい子ども連れで行く人に伝えたい注意点です。
私は、普段からハワイの地元新聞Star-Advertiserのウェブサイトで、ハワイのニュースを読んでいます。
そして、先日、ハワイで「小さい子供を一人にするのは危ないんだな」と感じたニュースがあったのでご紹介します。
アラモアナセンターで9歳の女の子の誘拐未遂事件
次の記事が、私がそのように感じた具体的な事件のニュースを伝えるものです。
Star-Advertiser: Police arrest suspect in attempted kidnapping at Ala Moana arcade
この記事のタイトルを簡単に訳しますと、「(ハワイの)警察が、アラモアナ(センター)のアーケイドで誘拐未遂事件を起こした容疑者を逮捕した」というものです。
記事の本文を読むと、2018年3月に、オアフ島のアラモアナセンター内で、45歳の男が、9歳の女の子に対して起こした事件ということがわかります。男が、少女の体に触れ掴んだところ、少女が男を蹴飛ばして逃げ未遂で済んだ、というのが事件の内容です。
詳しい場所は、アラモアナセンターの中にある、ラッキーストライクソーシャルという、ゲーセンとボーリング場、バーなどが融合した施設です。
ちなみに、この施設の公式サイトを見ると、各フロア毎に年齢制限のポリシーがある施設とわかります。ただ、1階のゲーセンのフロアは、「All Ages」が対象となっており、小さい子供でも訪れて良い場所ということもわかります。
この事件が衝撃的に感じた理由
初ハワイの人に補足をしますと。このアラモアナセンターというのは、ワイキキから車で10分もしない距離にある、ハワイ最大のショッピングセンターです。初ハワイでワイキキに滞在する人であれば、買い物などの目的で訪れる可能性が高い施設となります。
また、家族で食事を取りやすいフードコートや子ども向けの衣類を扱うショップも多数あります。なので、小さい子連れで訪れる可能性が高い施設とも言えます。
そのため、私はこのニュースを知り、衝撃的に感じました。私自身、小さい子連れでアラモアナセンターを訪れた経験があったからです。そして、その時は、善良そうな人で溢れかえっており、治安面でも不安な印象を持たなかったんですね。
なので、「アラモアナセンターで誘拐事件が起こるもんなんだな」と衝撃的に感じました。
治安が悪いので子どもの安全に気をつける
このニュースを知ったことをきっかけに、私は、試しに、Star-Advertiserのウェブサイトにて、「kidnapping(誘拐)」のキーワードで検索してみることにしました。
Star-Advertiser:「kidnapping」の検索結果の記事一覧
その結果、ハワイで意外と誘拐事件が起きている事実が確認できました。この記事を書いている現在では、例えば、次のような事件のニュースが確認できます。
- Search continues for kidnapping, sex assault suspect in East Oahu
- Teenager reports kidnapping
- Man tries to kidnap teen walking to school in Kapolei, police say
そして、これらの事件は、2018年4月から5月の間だけで発生しています。つまり、ハワイでの誘拐事件の発生率の高さが伺えます。
というわけで、初ハワイ旅行に、小さい子連れで訪れる人は、子どもの安全に十分すぎるほど気をつけたほうが良いです。
ワイキキの繁華街やアラモアナセンターを歩くと、日本人旅行者も多く、つい日本にいるような油断した心境になりがちです。ハワイでは誘拐事件が多発している認識を持ち、気をつけるに越したことはないです。