今回は、ハワイでレンタカーを借りて運転するのが初めての人に伝えたい注意点です。
お伝えしたいのは、私が2018年1月したハワイ出張時に、ハワイ在住の方から伺った、「ハワイで飲酒運転をするとこんなデメリットがある」と発見だった話です。
そのデメリットがあるので、「ハワイでの飲酒運転は本当に避けたほうがいいですよ」というのが、お伝えしたい内容です。
ハワイで飲酒運転で捕まる意外なデメリット
私が、2018年1月にしたハワイ出張中に聞いた話の中で、ハワイ在住者の方から聞いた、次の話が印象的でした。
「ここ数年、自分がハワイに帰る時の入国審査は、必ず別室送りになる」
この話を聞いた方のプライバシーを守るため、詳しくは書きませんが、この方は、日本人のハワイ在住者です。グリーンカード(永住権)でハワイに長年在住しています。
この方は、仕事で日本などに出張する機会があり、その目的でハワイを出た後、ハワイに戻る時の入国審査で、「必ず別室での審査になる」というお話でした。
ちなみに、この方によると、グリーンカードの場合、米国籍を持っているわけではないので、ハワイの入国審査は、日本のパスポートを見せることになるそうです。なので、入国審査の仕方としては、日本人旅行者と同じような手順を踏むことになるわけですね。
必ず別室送りになる理由
そして、「なぜ、必ず別室送りになるんですか?」という私の質問に対し、この方が教えてくれた理由が、「数年前に、ハワイで飲酒運転で警察に取り締まられたことがあるから」とのご回答でした。
その時の記録が、数年経っても残っており、入国審査の際に照合されるそうでした。具体的には、ハワイの入国審査で、審査官にパスポートを渡した後に、その審査官が自分の情報を調べると、「あっ」という顔をされるそうです。
その方によると、審査官が照合するデータベース上に、「飲酒運転で取り締まられた記録」が表示され、「あっ、こいつは」となるんだろうとのことでした。そして、その顔を見た時点で、自分が別室送りになることがわかるのだそうです。
ここ数年の入国審査が毎回そうなるため、その方は、その「あっ」という顔を見たら、「わかってます」と審査官に伝えて、進んで別室での入国審査を受けているとのことでした。
入国審査が長くなる
私の知識不足による誤解の可能性はありますが、その方は「自分の飲酒運転の取り締まりは、重い扱いとはならなかった」とおっしゃっていました。ニュアンスとしては、「軽い罰金だけで済んだ」のような意味だったと思われます。
それでも、記録はしっかりと残り、数年経ってもその後の入国審査は、すべて別室送りになっているそうです。そして、別室送りの何が嫌かというと、「入国審査が通常よりも長くなってしまうこと」というお話でした。
ハワイの入国審査は、最近では、機械式のシステムが導入され、繁忙期でなければだいぶ速く済ませられるようになりました。有人の窓口を使う場合でも、40分くらいを見れば、通常は済ませられるのが一般的です。
それが、別室送りになると1時間以上は必要になるそうで、この時間が無駄になる点でも、「飲酒運転はすべきではなかった」と後悔しているとのことでした。
というわけで、安全面はもちろん、今回ご紹介した「取り締まりを受けると、その後の入国審査が別室送りになる可能性がある」と言うデメリットからも、ハワイで運転予定の人は、飲酒運転は避けたほうが無難です。